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ツツウラウラお散歩旅

210410名古屋~浜名湖

4/11開催の名古屋コミティア(初参加)にあわせて浜名湖をサイクリングしてきました。

 

4/9は名古屋市内のホテル「ハミルトンホテル・ブラック」に宿泊。一泊3800円と安いのに18時ー20時はウエルカムドリンクサービスでビールとか飲み放題です。さらに翌朝の軽朝食までついてきます。(出発早かったので食べませんでした)

 

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そして飲食物持ち込んで食べていいとのことだったので、近くの風来坊(伏見店)から手羽先をテイクアウトして名古屋メシ。

 

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風来坊は片手で食べられるサイズなので好きなんですよ。

以前はもう少しこぶりでタレの味が濃かったような気がする・・・(気のせい?)

 

なお、施設そのものは古いので内装こそリフォームしているもののけっこう音漏れとかするのでその点注意が必要です。耳栓あるとベター。

 

翌朝。

7時前名古屋発の快速列車で弁天島駅に降り、サイクリングスタート。ちょっと曇り空。

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電車乗ってていつも気になっていたアレ(鳥居)を間近で。
このあたりはゆるキャンの聖地のようで、でかでかとゲート型の看板立ってました。

 

ここから浜名湖を時計回りにサイクリングしていきます。

逆方向(反時計回り)からはサイクリストが続々と・・・時計回りはほぼいない様子(理由は後で判明)

 

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関所を過ぎ

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弁財天にお参りし(道を間違えた)

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いい感じのヨットハーバーの公園で小休憩

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北側のほうに行くと走りやすくて眺めのいいサイクリングロードがあったりして楽しくなったらちょっと行き過ぎました。

 

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正午近くになると良い天気になってきました。

後半すぎるとスタミナ切れでバテてきました。風が強くて意外に体力を消費する・・・

 

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少し急な上り坂にあった施設。なんか煽り文句が強い。

 

正午過ぎに舘山寺エリアに到着しました。

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舘山寺のおみくじは玉を掴む珍しいスタイルだったのでやってみた。結果は末吉・・・(こんなんばっか)

 

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サゴーロイヤルホテルの温泉で眺めの休憩。(屋上の露天と1階下の展望内湯があります)

利用料は1100円でハンドタオルつき。眺望を考えれば納得できる値段ではあります。昼ごろは人が全然いなくてオススメです。ただ、屋上の露天はおっさんが筋トレとかストレッチしてて気になったので早々に退散しました・・・

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水分補給もできます。

 

さて、ここから弁天島方面に向かうんですがもろに向かい風が吹き、かなりきつい道のりでした。ところどころで休憩しながらだったのでペースがあがりません。

後から知ったんですが、海から山に向かって風が吹くので反時計周りのほうがロスが少ないようです。(だから反時計周り多かったのか)

 

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途中、野生の鵜がいた。(やっぱり潜るんだ)

 

へろへろになって弁天島駅に戻り、ここからさらに2kmほどいったところにある「五味八珍」で遅めの昼食。

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ニンニク感ありつつ野菜の甘みが特徴的なバランス感のある浜松餃子でした。

タレ→タレ+胡椒→タレ+ラー油と三段味変でいただきました。胡椒がいいかな。

 

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その後某駅近くの知り合いのお菓子やさんに訪問してお土産までいただきました。

あんこ食べたら元気出た(速効性エネルギーチャージ)

 

さて、名古屋に戻りホテルにチェックインして夕食はタイ料理。疲れた体が欲しがってる味なんだよね。

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サラダカテゴリなのにサラダ要素がほぼキャベツのみのラープ・ムーという豚肉のハーブ炒め。

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ちょっと味が強かったので、グリーンカレージャスミン米セット)頼んでこうしてやりました。ご飯のおかず味なんだよなあ(大正解)。

 

さて、今日の宿は名古屋クラウンホテルというところ。なんと名古屋市内でありながら自家源泉を持っていて夜通し入れます。

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深夜に目が覚めても安心! さすがに午前4時には誰もいなかったね。

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泉質は単純温泉でギリギリ温泉。鉄分により湯はうすく濁っています。臭いほどでないものの消毒はしっかり加温少量フローの循環でした。浴感はまずまず。都市ビジホとしては上位クラスでしょう。

おそらく地下深くからの汲み上げだと思いますが、これだけ綺麗にろ過された水というのはわりと貴重なのかも。水風呂がわりに源泉風呂が欲しいなあ・・・(サウナ無いけど)

 

なお、ここは朝食も美味しく一泊5000円くらいだったのでコスパはかなりいいです。

基本のご飯と濃すぎずあっさりめの上品な赤だしの味噌汁はグッド。

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<サイクリング結果>

五味八珍までの距離を入れるとほぼ60kmになります。

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高低差はあまりないんだけどねえ・・・風が

210325白峰温泉・春風旅館

久しぶりの更新です。

最近忙しかったり大きな仕事が終わったりPixivの企画参加で寝不足で死にそうになったりしてたところ、石川県の県民限定の宿泊補助が出たので白峰温泉の宿に泊まってきました。

このあたりは車で1時間ほどなのでたまに来るんですが、公衆浴場が消毒臭かったりでちょっとげんなりするから宿の温泉ならどうだろと思った次第です。

能登の牡蠣はもう終わり、フグは4月からがシーズンで能登行きを止めたというのもありますが。

 

 

さて、宿は「春風旅館」というところで、公衆浴場のすぐ隣にあります。

(宿の外観は撮り忘れました。右手にあります)

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この地域で一番古い宿だそうで、大正時代の宿帳を見ることができました。

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ただ、その分施設も老朽化していて(部屋自体は綺麗ですが)、鍵のないふすま仕切りの部屋だったり浴室の脱衣場がちょっと狭かったりと、民宿のような感じとなっています。

なんと、この日は自分一人だったようでちょっと広めの部屋に泊まることができました。WiFiの電波がギリギリ届かないところでもやもや感MAX。

 

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お茶菓子がわりのよもぎ餅を食べて少し休んだらさっそく宿の風呂(温泉)へ。

 

浴室は1Fと2Fに1つずつあるんですが、この日は自分一人だったため1Fのみ。家族風呂サイズなので貸し切りで使用しますが、鍵はないので善意に頼るシステムです。

(入ったら浴室の戸をしめて札をかけるシステム)

 

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浴槽は深めでお湯がなみなみと。保温のため蓋がされていました。

源泉温度がちょっとぬるめのため加温してかけ流している様子。

上からちょろちょろと流しているように思いきやメインは浴槽の底の穴から出ているので知らずに座るとあちちってなります。

 

さて、泉質はというと公衆浴場とは比べるもなく、新鮮そのもの。宿の人も言っていましたが塩素消毒はしていないようで無味無臭です。

さらりとした浴感でしばらく浸かってから肌をこするとぬるぬるします。石川県では貴重な高濃度の炭酸水素塩泉です。

公衆浴場だともっとぬるぬるしたかなあと思ったんですが、結局アレは人間の皮脂と温泉成分が反応してできるものだからと考えれば当然・・・?

 

なお、省エネのためか使用していないときはボイラーが切られていてぬるくなっています。宿の人が気づいてボイラー入れる・・・みたいな感じでちょっと遠慮してしまいました。

ぬるめでも全然構わないですけどねえ。その分長く入れるし。

そして、宿の人もこの風呂を使用している様子。

結局この日は2回だけでにして夜分の利用は控えることにしました。夏前くらいのシーズンで混み合うころがちょうどいいのかもしれない。

 

■温泉分析書

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たぶんこの施設のものじゃなくて隣の公衆浴場と同じものかと思われます。

 

■夕食

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赤い器に盛って多く出すHAKUSANスタイル。メインはイワナ料理で、葉に包んで蒸し焼きしたものと刺身があります。綺麗な湧水で養殖されたイワナは臭みがなく小骨もないような感じでとても美味しい刺身でした。(初体験)

刺身をとったあとのアラをアラ汁として出すのも珍しい。

後は地域の特産品の堅豆腐と木滑(きなめり)なめこの鍋、そして山から採ってきた山菜や自家栽培の野菜で作る漬物と素材にはこだわっているようです。

山菜は5月ごろからだったので、天ぷらは塩漬けで保存してあるものでしたがふきのとうだけはとれたてのものでした。春の香りだねえ。

なお、基本的に山菜は苦いのでおかずより酒の肴(日本酒)にしたほうがいいでしょう。

そして油揚げが超うまい。菜種で3度揚げしているそうです。正直油揚げを一枚単位で食べたかった(たぶん予約するときに言ったらやってくれそう)

 

■朝食

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和洋混在のラインナップ(多い)。

鍋には豆腐が入っています。鮭の切り身と味噌汁は塩分濃い目の山の味。

何気に生卵がいい鮮度で醤油をはじく。

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そして食後はコーヒーとアイス(底にりんごのコンポート)。昼食抜きが確定した瞬間でした。

 

一泊二食で1万ちょっと。施設の古さを許容できるのならとてもいい宿だと思います。山菜の出る夏前かキノコ鍋が出る秋~冬がおすすめかなあ。

白山への登山口に近いので登山の前後にも良さそうです。

 

ひとついい発見ができる小旅行でした。

210113-16九州宮崎大分の旅(4/4)

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この前の関西コミティアで温泉分析書から読み解く温泉雑学本作りました。

よろしくお願いします。(Boothにサンプルあります)

 

kita.booth.pm

 

4日目

 

 

最終日です。
朝食前に1時間ほど洞窟風呂でじっくりと朝風呂。最高です。


そして朝食。

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鯖の塩焼きが出ていましたが臭みはなかったです。(鯖は苦手だけど)
ご飯は普通仕様?でしたがご飯のお供が多く、完食してしまいました。

 

 

少し休んでからチェックアウト。料金はちゃんと予約時と同じでひと安心。
洪水やらコロナで色々あって大変みたいだけどこの湯は守っていってほしいなあ。

 

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九重経由で別府へ。大つり橋(有料)がありましたがガスってたし一人だと自殺者と思われてマークされるみたいなので止めました。(Googlemapの口コミ)

 

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別府に入り、明礬小屋がある狭い路地の先にある奥みょうばん荘へ。

 

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ここは温泉マニアが作った硫黄泉で、いくつかある手作りの風呂は貸し切りで利用できます。
利用方法は本館で主人を呼んで鍵を開けてもらう仕組み。

 

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内湯と露天が選べたので、開放感のある露天を選択。湯の花が舞う単純硫黄泉?です(温泉分析書見つからず)。
天気が良かったので空を眺めながら入る温泉は最高でした。


湯上がり後は本館に寄ってプリン食べました。温泉玉子も売ってて持ち帰りできるようです。

 


市内に入り、レンタカーを返却。荷物をフェリーターミナルのロッカーに預けてから遅めの昼食にしました。

 

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別府には別府冷麺という独特の冷麺があり、温かい温麺というものもありますがこの日は暖かったので冷麺を選択。
和風ダシの聞いたあっさりスープで、麺はかなり歯ごたえのあるハードな仕様。スープ自体は酸味がなく、つけあわせのキムチと食べるとほどよい辛さと酸味がちょうどいい塩梅でした。並だと量はちょっと少なめかな?

 

フェリーの出港は夜なので、自転車で別府市内をサイクリングすることにしました。別府は山のほうに向かって坂道が続く地形のため、メインの鉄輪エリアへはほぼ坂道です。

 

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観光がメイン産業ですがコロナの影響で観光エリアは休日なのに人はまばらで休業中のお店も多い印象でした。地獄めぐりは前回訪れたときに行っているので、ビュースポットを見て回ったり前の記憶をたどりながら街歩きをしたり市内をぶらぶら。

 

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その後別府駅あたりに戻ってきて(帰りは下りなのであっという間)、〆の温泉は縁起をかついで駅前の「不老泉」へ。

 

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きれいな施設で地元民がたくさん利用していました。浴槽は大きめでぬるめと熱めの2種類。単純泉なので熱めの体感温度はなかなかのものです。そういう土地柄なのか全身にボディペイントした人がいたのは驚きましたが・・・。


湯上がり後、フェリーターミナルに戻り乗船手続き(午後5時から)をして、乗船前の最後の夕食はりゅうきゅう丼!

 

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大分といったらりゅうきゅう。もう大好き。

本場のものは臭みがなくて甘めの味付けがほんと最高すぎて。


ちなみに出港一時間前には乗船開始なので(早めに乗船して下さいと言われた)あまりゆっくりする時間はありませんでした。

 

そしていよいよ出港のとき。

 

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自転車は自動車積み込みエリアへの階段付近で固定するように言われます。固定は自分で行わなければいけないのでその点注意が必要です。あと、出港してしばらくすると鍵をかけられて自転車のところに行けなくなるので必要なものは置いておかないことです。
うっかりタオル類出してしまったら取りにいけなくて大浴場利用できませんでした。(備え付けのタオル類は無し)

 

共用スペースで夕食の帰りにテイクアウトしてきた東洋軒のとり天を実食。

ちょっと時間経ったら衣がしんなりしてしまっていたので、できたてかすぐ食べないとその美味しさはわからないのかも・・・(冷凍の唐揚げみたいな感じになってしまった)

 

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客室は一番安いツーリスト。

 

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コロナの影響か同室には自分のほか一人のみ。指定席なので一番窓側を予約したら壁ギリギリまで詰め込まれているので壁越しに寒気を伝わってきてちょっと寒かったですがマットの寝心地はそこそこいいです。


船内には熱湯に飲料水、氷がありレンジまであるので色々はかどりますが消灯は22時と早いのでゆっくりしたい人は個室必須のようです。旅レポ書こうと共用スペースでパソコン開いてたら照明落ちてしまい何もすることがなくなってしまいました(寝た)

 

 

そして、翌朝大阪港に到着。
そのまま関西コミティアにダイレクト参加となったのでした。

 

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大変な時期だけど長距離輪行とか経験できたので良い旅になったかと思います。

気兼ねなく旅ができる日常となってほしいものですね。

 

210113-16九州宮崎大分の旅(3/4)

3日目

 


 今日は塩湯まで宿から自転車で移動し、まずは10時から受付開始の風呂に入って時間をつぶします。

メインは11時から営業する食堂の海鮮丼なんですが、輪行する予定の電車の時間まで余裕がないため即注文する必要があったからです。

 

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 お風呂は海水をろ過して沸かしたもので、半分温泉みたいなものです。磯臭さはなく、窓を開ければ海岸を見渡すことができたのでなかなか良い風呂でした。こちらはそこまで人気がないのかずっと貸切状態でしたが。

 

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そして11時。

すでに数組の客がいたのでメニューを眺めず店員さんに即オーダー。15分ほど海鮮丼が提供されました。

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海鮮丼は刺身だけじゃなく焼き物やりゅうきゅうなどいろんなものを乗せた丼で、とにかく量が凄い。刺身も大きいサイズで食べ応えがあります。

これで税込み1320円なので間違いなくコスパはいいと思います。小食の自分にはかなりギリギリでした。

 

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輪行する浅海井(あざむい)駅には余裕をもって到着。ここはホームに出るために歩道橋を渡る必要があるので時間ギリギリだったらやばかったと思います。
臼杵(かみうすき)で降りここからはレンタカーで移動

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まずはレジェンド級炭酸泉の七里田温泉下の湯です。前に訪れたのは2年前の初夏でした。

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先客は地元の人がひとり。源泉温度は38度くらいですが意外と体感的には適温で全身にびっしりと気泡が。さすがの泡付きです。浴槽内からは気泡がぷくぷくとあがってくるほどのレベル。

20分ほど浸かっていたら地元の人に注ぎ口のほう譲ってもらったので場所移動をすると、注ぎ口のほうはさらに強力。手をかざすと炭酸の泡がパチパチはじけるのが体感できるほど。これはすごい・・・
40分ほど浸かって大満足。ここへはまた再訪することでしょう。

 

そして名残を惜しみつつさらに車を走らせ、今日の宿の壁湯温泉福元屋に到着。
トイレを我慢していたので手早くチェックイン・・・といきたい所でしたがトラブルが。


なんと自分の予約がキャンセルされていたとのこと。確認に少し時間がかかったんですがその間にトイレ借りようとしたけどあっちもあたふたしていて聞いていないし・・・。

 

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結局、なんとか部屋に通されてトイレに駆け込んでギリギリ間に合いました。
予約の件の真相は、宿の人が前日に予約の確認で自分に連絡しようとして間違って別の人の携帯にかけて、その別の人が何度もかけてくるなとキレ(その人も悪いが)ろくに本人確認もしないまま自分の予約をキャンセルしたという落ちです。
まあ、予約サイトは自発的にキャンセルをするようメールを送るだけで実際の予約確認を宿側へ投げている(キャンセルしない場合の通知する手順を用意していない)ので、宿の人に同情する面もありますが・・・。
部屋と夕食は当初の予定通りにしてくれたので宿なしメシなしにならずに済みました。良かった・・・。

 

 

さて、ここの温泉は自噴湧出の洞窟風呂と加温された貸切の内湯と外湯があります。
もちろん自噴のほうへ入るんですが、昨年夏の熊本の大洪水の影響を受けて本来の通路は崩落。仮設の足場を通って風呂に向かうことになります。源泉が無くならなかっただけでも奇跡だと思います。

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元々36度くらいの源泉温度で外気温によりさらに温度が下がるため加温された湯を少し注ぎ入れていました。毎分20ℓくらい?
もっとも、オーバーフローする湯の量はその5倍ほどあったので泉質はちゃんと保たれています。

 

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浴槽は天然の岩を利用しているので凹凸があり体を収める位置に苦労します。いろいろ試してみて中央の岩に座るか壁面にもたれかかるように浸かるかの2択になりました。位置取りが悪いと洞窟の天井から湯気が冷やされてできた水滴が落ちてきて冷たいです。ババンバ バンバンバン。


入ったときは一人でしたが、後から熟年夫婦が入ってきてぬるいなといってすぐ出ていきました。

ぬる湯は不動の姿勢で長く浸かるもんじゃ・・・。

 

この価値をわかるかどうかで真に温泉が好きかどうかがわかると思います。

 

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女性は湯あみ着がありますが脱衣スペースが男女で分かれておらず狭いので少しハードルが高いかもしれません。
泉質はごく薄い単純泉で柔らかく、1時間くらい余裕で浸かっていられます。これを冷やしたものを部屋で飲むことができたんですが、飲んでもおいしい温泉です。

 

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貸切の内湯は適温、外湯はちょっと離れたところにあって管理しづらいのか熱々でした。内湯は人気があるようです。(自分のほか2組が宿泊してました)

 

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※外湯貸し切り(熱い)

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※内湯貸し切り(適温で人気)

まあ、加温しておそらく消毒剤も入れているので肌にあたる感じはやはり洞窟風呂に比べると数段落ちます。

 

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※付け合せの原木栽培の椎茸はめっちゃうまい

 

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夕食は山のものを中心としたメニューでどれも美味しくいただけましたがお酒メニューがちょっと貧弱だったのがなあ。無難に焼酎をロックで飲みました。

 

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なお、一番美味しいのは最後に出てきたご飯です。自家製米で、炊く直前に脱穀精米して出すので香り・旨味が強くそこらの白米とは一線を画しています。
ご飯をおかずにご飯を食べる、おかずと一緒に食べないほうがいいレベル。お腹いっぱいでしたが別腹ですべて平らげてしまいましたね・・・。
朝食は普通の米だったので夕食はマストです。(ちょっとお高めの宿だけど)

 

あと、一人旅が珍しいのか宿の主人に一人旅好きなんですかとか聞かれたけど
好きか嫌いかの問題じゃないんだよなあ・・・(ぼっち)

 

続きます。

210113-16九州宮崎大分の旅(2/4)

2日目

 

昨日は夜遅くに食べ過ぎたので、朝食つきでしたが朝はひかえめに。

 

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食堂のプリメインアンプはLUXMANでした。スピーカーはフロアの天井のやつぽかったけど、これは確実にオーディオ選んで置いてますねえ。

 

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※手がフレームインする致命的ミス

7時半ごろにホテルを出て、南宮崎駅で荷物をコインロッカーに預け、まずは青島神社まで。市内は自転車走行レーンがあったりとかなり走りやすい環境でした。

 

青島エリアはリゾート観光地となっているんですが、閑散としていました。快晴でいい景色です。

 

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境内にはお守りやおみくじが何種類もおかれていて商売っ気が強いなあと感じました。(ガツガツしたところはあんまり好きではない派)

 

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奥には「ひらか」という薄い皿を投げて中に入れば願いが成就するというヤツがありました。思いのほか軽かったので強く投げすぎてあっさりラインオーバー。ただ、ここは外れても割れたら開運厄除けになるらしいのでどっちに転んでもだいたい大丈夫なようです。

 

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青島神社を出て鵜戸神宮のほうへ。海岸沿いに走るルートで南国ムードを味わいながら気持ちのいいサイクリングができます。アップダウンも少ないし。

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お昼前に鵜戸神宮に到着。

 

お参りした後、ここでも運玉というものを投げてエリア内に入れば大願成就というやつをやってみました。結果は5つ投げて全部ハズレ。しかも男は左手で投げる決まりなのに右手で投げてしまってたし。どちらにしろ願いは叶いそうにないですね。

 

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※近いようで遠い微妙な距離(望遠効果で実際はもう少し離れてます)


さて、本当はここから日南市まで出て日南駅から輪行の予定だったんですが、保守作業で日中の電車の運行休止となっていたので路線バスで南宮崎駅あたりに戻りました。

 

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なんと宮崎近郊の路線バスは全線で自転車持ち込みが可能です。高速バスも輪行OKのところがあるので九州のバスサービスは一歩進んでいます。WiFiもあるし。

 

南宮崎駅で荷物を出し、電車で日向市駅へ。目当てはグラバー亭のチキン南蛮ですが開店まで時間があったので、絶景ポイントであるらしいクルスの海へ。

 

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最後の最後でえげつない坂がありましたが、なんとか日没までに行って戻ってくることができました。

 

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グラバー亭は入り口が暗くてちょっと入りにくい感じですが、中に入ると店主が元気よく挨拶で迎えてくれます。注文入ったときも同じような感じで復唱するのでぶっちゃけラーメン屋みたいなノリです。

 

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そしてチキン南蛮が登場。

でかいです。

チキン南蛮はかぶりついて口にタルタルつけてなんぼと思っているので大きくカットして口に入れたところ、まず肉の歯ごたえがすごい。昨晩のチキン南蛮もそうだったんですが、本場のものは固めの部位を使用するようです。顎がつかれてきたので小さめにカットして味わいました。


タレはあっさりとしていてアジの南蛮漬け?のような風味。野菜とフルーツが添えられていてレモンではなくゆずだったのは土地柄でしょうか。
大きさと歯ごたえで肉食った感が強いのが良かったです。


そしてお会計して出ようとすると店主が意外な一言

「おつかれさまでした!」


吹きそうになりましたがこれは顎のことに対して言っていたんでしょうか。

 

 

ここからさらに電車で佐伯駅まで輪行します。この区間の一部は普通列車が始発と終電しかない鬼っぷり。延岡からは特急列車を普通列車として運行していて少しぜいたくな気分。

 

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そして佐伯駅で今夜の宿「清風荘」に宿泊。
地域最安の宿は、久々のボロ宿でエアコン効かないわリモコンの電池切れてるわ、風呂は家庭風呂(冷めてる)だわ、エレベーター無くて3Fまで重い荷物持っていく必要あるわとなかなかの所でしたがベッドがフカフカだったのでぐっすり眠れました。

 

続きます。

 

<自転車走行ルート>

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210113-16九州宮崎大分の旅(1/4)

コロナでGotoトラベルが停止したり色々大変な時期でしたが居住地域が感染拡大地域ではなく自粛要請などもなかったので感染予防を徹底してひっそりと旅をしてきました。
観光業大変なことになってるし支援の意味もこめて・・・。

 


1日目(出発当日)

 

大阪出張を定時であがり、ホテルに預けてあった荷物と自転車を持って阪急→大阪モノレールと乗り継ぎ大阪国際空港(伊丹)へ。
さすがに混み合っていて、帰宅時間の輪行はなかなか肩身が狭いですね・・・


時間に余裕を持って空港に到着し、自転車を手荷物受付カウンターで預けます。検査員による検査が必要でガス式のボンベ?とか工具ないかとか聞かれましたが、携帯式空気入れとかは大丈夫でした。検査が終わったら運搬中の事故の補償はしないよといったものにサインを求められます。
そのあと、待合室で搭乗を待っていたらコロナ禍で人が少ないからか出発20分前には搭乗案内されて、慌ててトイレ行ってたら名前まで呼ばれる始末。そんなに慌てんでも・・・。


機内でも人が少なすぎてドリンクサービスで初めておかわりいるか聞かれました。おかわりできるんだ。トイレ行きたくなるので一杯だけにしておきましたが。
そして、定刻どおり宮崎空港に到着。暗いです。

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自転車はCAさんが運んで持ってきてくれました。何やらベタベタ注意のシールがバッグに貼られていたので気を付けて運んでもらっている模様。


宮崎空港から自転車で市内のホテルへ。夜だと暗くて道がわかりにくいので1時間ほどかかってしまいました。全国的にはまったく報道されてませんでしたが、宮崎県が独自で緊急事態宣言出していたため大手チェーン以外の飲食店は閉まっている様子。夜遅くまで開いているスーパーがあったのでなんとかコンビニメシは回避できたので非常に助かりました。ありがたや。

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買ってきたのは炭火焼き、鶏もつ煮、チキン南蛮の鶏料理3種セット。さすがチキン南蛮の本場はスーパーの総菜ですらレベルが高い。肉、衣、タレとタルタルソースの一体感ときたら。そこらのなんちゃってチキン南蛮は悔い改めて。
ちょっと食べ過ぎたなあ・・・。

 

ちなみに今夜のホテルは宮崎第一ホテルというところです。ちょっと中心部から離れていますがいろいろ面白いサービスをやっています。

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まず1Fロビーにフリードリンクコーナー。これはとても嬉しい。

 

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大浴場の休憩所に試飲サービス(3杯まで)もあるようですが、例の宣言のせいで中止されてました。これは素晴らしいと思うのでとても残念・・・。ちょっと楽しみにしてたんだけどなあ。

 

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大浴場は低温浴槽、適温浴槽、サウナに趣のある露天風呂とホテルの設備にしてはかなり良い感じです。温泉ではありませんが。

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あともう一つ、良かった点は1Fロビーにある音響機器がB&Wのスピーカー(そんなに高くないやつ)にマランツのプリメインアンプでジャズを流していたこと。
広がりのある心地のいい音。良い音響設備は空間を演出するんですよ(力説)。

明日に備えて晩酌はほどほどに就寝。

続きます。

20201030-1101佐渡新潟の旅(2/2)

11/1(日)

 

朝風呂に入り身支度をしてちょっと早目にチェックアウト。朝食は昨日買っておいたパンで軽めにすませました。
サイクリング情報を見ていて面白そうなところがあったので、港に行く前に寄り道。
椎崎温泉から見て加茂湖のちょうど対岸にある「椎崎神社」です。

 

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ここの狛犬が特徴的なんですが、なんかドヤっている顔に見えました。

 

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椎崎神社から両津方面の2km弱は新しい舗装ゾーンがあって快適です。

 

【ルート】※行くときルート間違えてちょっと遠回り

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その後両津港へ行き新潟行きフェリーに乗船。大型船で展望デッキもあります。

 

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揺れもほとんどなく快適そのもの。2等の自由席は3階の窓際のところがいい感じでした。
売店佐渡の冷凍柿があったので(柿畑を通った)縁を感じて購入。

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とろっとなるくらいまで解凍させてから食べると甘みを強く感じて美味です。

 

新潟に到着し「政ちゃん」のタレカツ丼でカロリー補給。薄い豚カツが4枚乗った丼で衣が油を吸っているのとご飯が多めでなかなかのがっつりメニュー。タレが美味しいのでこれだけでご飯が進みました。

 

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食後は新潟駅近くのホテルに荷物を預けて新津駅まで輪行し、五頭温泉郷へサイクリング。ルート選定や途中迷ったことでかなり時間をロス。田んぼの真ん中を通ると白鳥の群れが見えました。

 

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なんとか杉村温泉まで到着し温泉街をふらっと見て回りましたが時間がなかったので温泉には入らず、出湯温泉へ。

 

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華報寺の境内にある共同浴場に入りました。入浴料はなんと250円。


脱衣場が浴室から見えるスタイルで、内湯が1つのみのシンプルな構成。先客が数名いましたがぬるめで長湯に最適なので誰もなかなかあがらないので混雑時は避けたほうがいいかも。
温泉はもちろん源泉かけ流し。無色透明無味無臭の柔らかい単純泉で、しばらく浸かっていると体に気泡が付着するぐらいの鮮度。ここはかなり最高だと思います。

 

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冬期は加温するみたいなので夏がベストシーズンかも。

 

最後は月岡温泉に寄り、共同浴場の「美人の泉」へ。

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やはり人気エリアだけあってかなり混雑していました。温泉はきれいなエメラルドグリーンのアルカリ系の硫黄泉です。期待した腐卵臭やアブラ臭はあまりなくちょっと残念。温泉は循環利用なので朝イチがいいのかもしれません。
混んでいてゆっくり浸かれなかったし・・・。

同じような泉質ならあまり混んでいない(ちょっと寂れてる)咲花温泉が狙い目です。

 

温泉に入って月岡駅まで移動したあたりで日没でタイムアウト
電車の時刻がギリギリで輪行チャレンジしましたが、ホームに出るには陸橋を上がる必要があったのに気づいてすべてを諦めました。
幸い、新潟方面は上り下りのどちらでも行けるので大丈夫でしたが。
この駅は電車の本数が少ないので要注意だったりします。

 

【結果】

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新潟駅につき、フォロワーさんと飲み。
ちゅーりっぷと鯱」という居酒屋は雰囲気が良く日本酒プレミアム飲み放題も
安いのでとても良いところでした。感染症対策もしっかりやっています。
試しにアクリル板設置してもらっていたけど会話に支障が出るので途中で外しましたね・・・。飲みの席での完全対策は難しい。


佐渡の名所は回れてませんが、とても旅した気分になれるので佐渡は良かったです。
これからの時期はとくに海産物がうまいぞ。