BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20230813-0819東北八幡平・乳頭エリア湯巡り旅(2/3)

8/15<三日目>
今日は予報どおり朝方から弱雨が降っていました。うっかり雨具を忘れたので100均のレインコートで一時しのぎをして、鉱山資料館まで自転車移動。


ここから始発のバスで八幡平頂上に輪行ワープをします。わざわざ自転車で八幡平に登るって頭おかしい。昨日の宿の人もそういってた(責任転嫁)

 


八幡平頂上は完全に霧がかかっていて眺望は絶望的でした。ひとまず自転車を置いて徒歩で少し下ったところにある藤七温泉へ行き日帰り入浴。

 


ここは白く濁った硫黄泉で場所ごとに微妙に湯温が異なる露天風呂が有名です。
混浴ですが女性はバスタオル着用OKで女性専用の露天風呂もありますが男湯の出入り口の動線上にあるのはいかがなものか。(こっちも気を使う)
霧がかかっていて眺めは残念でしたがしっかり硫黄泉を感じることができました。底に泥(湯の花?)がたまっていたりと別府の保養センターを思い出すなあ。

 


入浴後、再び八幡平頂上に戻ってくると少しだけ霧が晴れていたので撮影。予報では午後から曇り予定だったのでこのまま回復するかな、と思ってしばらく待ってたんですが逆に霧が濃くなってきたので待つことを断念。

 

いちおう観光スポットを見て自転車で秋田側へ下山しました。秋田方面への路線バスはないのでこの旅一番の自転車の有効活用場面です。急な坂が多く路面状態に気を配りながら一気に降りきったまでは良かったんですが、ここから玉川温泉方面を向かうとなったとき、わりときつい勾配の上り坂が市境まで続くことに。Googleマップで見たときはスケールがおかしくて気づかなかったよ…

 


さらに天候も回復してきて、強い日差しを浴びながら自転車を押して歩くのはきつかった・・・。
宿泊予定の玉川温泉には予定より結構遅れての到着となりました。

 


玉川温泉は旅館部での宿泊ですが、部屋は4畳ほどの簡素な作りで空調は扇風機のみ。
館内は迷路のように入り組んでいて下手したら迷います。
大浴場はとても広く、スパ銭のように多種多様な浴槽がありました。
源泉、50%源泉、弱酸性(1%源泉)、打たせ湯、立ち湯、箱蒸し、蒸気浴…
まさに温泉パラダイスですが強酸性なので湯上り後に洗い流さないとダメージを受けそうな気がします。

 


また、ここは散策路があり北投石や高温の源泉がボコボコ湧き出て天然のミストサウナ状態の大噴という場所があり楽しめます。


晴れていれば夜は満天のプラネタリウム状態で星が良く見えるのでベンチに寝転がって見上げると最高です。ここに来たらぜひ。

 


ちなみに食事は朝夕ともビュッフェスタイルで野菜中心(肉魚もある)のものがお腹いっぱい食べられてご当地メニューもそろえているので良い感じです。
下手な旅館を凌駕する満足度でした(設備の古さとか部屋の狭さを許容できるなら)。
玉川温泉…楽しいぞ。綺麗な所行きたいなら新玉川温泉へどうぞ

 

8/16<四日目>
玉川温泉に泊まると新玉川温泉の入浴無料券がもらえて両施設を往復するバスも
あるので朝風呂は新玉川温泉にしました。

新玉川の大浴場は玉川をコンパクトにしたような感じですが、立ち湯の代わりに歩行浴、寝湯のかわりに座り湯、そして露天風呂とバラエティに富んでいます。
30分ほど浸かった後、再びバスで玉川温泉に戻ってきてチェックアウトし自転車で田沢湖駅に向かいます。

 


行程の半分ほどは下り坂だったので川沿いを眺めながらのサイクリングは快適でしたが、トンネルが多くちょっと後方を気にしつつ走る必要があります。
ただ、最初googlemapで見たときと実際の距離が十数km違っていて(理由不明)予想以上に時間がかかってしまいました。

 


なんとか田沢湖までやってきたら、予約していたタイムズのカーシェアで国見温泉へ。
国見温泉までは車でも30分弱ほどかかり、山の中にある秘湯宿でした。

 

 


メンテナンス中だったので入れるのは内湯のみでしたが、そのためか混んでいなかったのでOK。
バスクリン色の鮮やかな緑にアブラ臭が香る硫黄泉で、月岡温泉と同じようなタイプでした。成分が濃いのかしっかりと体に匂いが残るくらい。
カーシェアのレンタル時間を延長しようと思ったら通信圏外で延長できなかったため
時間がなくて十分くらいしか入ることができませんでしたが…
結局は時間足りなくて、延長操作にも手間取ったので延滞ペナルティ食らいました。
ガソリン代込みで2時間ちょっとで2200円くらいだったので時間貸しレンタルとしてタイムズのカーシェアはかなり使えるサービスですね。
休会メニューがないので解約しますけど。

 

田沢湖駅から路線バスで「アルパこまくさ」まで移動し、鶴の湯温泉の送迎バスに乗車。今日の宿は乳頭温泉エリアの一軒宿、鶴の湯温泉です。

 


レトロ感ばっちり。値段も意外とリーズナブル(部屋による)で一泊二食で1万円ちょっとくらいです。ただし、部屋には冷房はなくうちわのみでした。
部屋にいても暑いのでほぼ外か別の涼しい場所で過ごしていたと思います。
温泉は白く濁った硫黄泉で白湯と黒湯の2つの源泉がありますが、知覚的には有意差があまりないように感じました。どちらもさらりとした上品な湯です。
内湯が3つに混浴露天が1つ、宿泊者専用の内湯が1つに貸切できる内湯が2つに露天が1つと盛りだくさん。

 


夏の時期はアブが襲ってくるので露天風呂は注意が必要です…(とくに貸切)
秋~冬が時期的にベストなのかな。

 


そして夕食。唯一ネット予約できたJRプラン(宿のみ)だとお酒がついてきました。他にも色々特典あるし提携宿のスタンプ集めると景品ももらえるようなので、JRプランはアリですね。(ポストカードももらえた)

 


夕食は品数多くて満足しました。ただ、ひとつの広間に近い感覚で他の宿泊者が配置され、全員が黙々と孤独のグルメしているのはなかなか圧迫感ありましたが。
食後、2度くらい温泉に入り、洗濯もしつつ(洗剤なし)ゆっくりと過ごして就寝。
曇り空だったので残念ながら星は見えませんでした。

20230813-0819東北八幡平・乳頭エリア湯巡り旅(1/3)

お盆休み期間を利用して東北の八幡平・乳頭エリアを中心に湯めぐり旅をしてきました。
台風の影響もあり、直前まで判断に迷う旅でしたが及第点となる内容だったかと思います。

 


8/13<一日目>

この日は移動日。いつものように直江津まで北陸おでかけパスを使います。

 


前と違ってアプリ専用のデジタル切符になり、若干範囲が変わったりしています。
直江津では乗り換え待ちの間に食料等を補充。

 

弁当を優雅に楽しみたいところですが
座ってゆっくり食べることは難しそうなのでおにぎりがベスト。
塩にぎりは圧倒的な新潟の米力を感じましたね。
さて、直江津からは18きっぷにバトンタッチして小出を経由して只見線で福島に行きます。只見線は復旧後は初乗車。


途中で観光ボランティアの方が乗り込んできて沿線のガイドをしていました。
通常なら車内販売もやっているそうなんですが、お盆特需で売り切れてしまったようです。


もらった只見線のガイドブック?を見ていたら沿線にはいくつも温泉地があるようで、中にはレアな炭酸泉もありました。小出の近くには有名な栃尾又温泉があるので只見線湯めぐり旅というのもよさそう(電車だと本数少ないけど)


会津若松駅で乗り換えの間に、知り合いのフォロワーさんから会津のカロリー爆弾こと「揚げ饅頭」と酒をお土産にいただきました。

 

 

揚げ饅頭は思ってたより大きく厳つくて、カリカリに揚げた香ばしい生地はみっちりと詰まっていてハードボイルド。砂糖ありは層のように砂糖が固まっていました。
ただ砂糖自体は上品で甘すぎるということはなく、真の黒幕はあんこで蜜を練りこんだかのように後味が激甘。前評判どおりヘビーなお菓子で良い経験でした。


郡山駅でちょっと飲もうと思っていたら営業時間が短縮されていたり、定休日の店ばかりで狙っていた所は入れず適当な店で飲み比べセット。

 

ちびちびやりながらつまめそうな一品が無かったのでこれだけで退散。
帰りのスーパーで何か買ってホテルで飲み直そう…と思っていたら馬刺しが見切り価格で売っていました。普通に売っているのね。鮮”馬”というワード、初めて見たぞ・・・

 


彩りがアレなので大葉をプラスしてこうなりました。もう逆転勝利ですね。
・・・まあ、馬刺しは味が淡泊なので量食べるもんじゃないですが。

最後に郡山駅で買ってきたフルーツピークスのデザートで〆。鉄板です。

 

 

8/14<二日目>
移動日ですが、ちょっと立ち寄り温泉をプラス。


福島県の伊達駅で途中下車して、自転車で飯坂温泉へ。15分くらいの距離です。
飯坂温泉にはいくつか共同浴場がありますが、湯温がそれぞれで違っていて入りやすい
鯖湖湯と波来湯が人気のようです。


鯖湖湯が定休日のため波来湯に立ち寄り。地元民で混雑していて洗い場争奪戦の様相を呈していました。あまり浸からないんだろうか?
ぬるめと熱め(源泉かけ流し)の浴槽があり、熱めは45℃くらいのようですがわりとすんなり入れました。(誰も入ってなかったけど)さっぱりすっきりとした間違いなしの名湯です。
一つ残念だったのは刺青をした人を2人も見かけたこと。うーん、飯坂温泉もそういった土地柄なんだろうか。

 

 


あと温泉むすめという萌えキャラが定着しているのを感じましたね。(他では隅においやられてたりする)まあ、なんにせよ温泉の良さを体験する入り口になればいいかと思います。


湯上り後は再び伊達駅に戻り、北上を再開。岩手県に入ったところで激しい通り雨があり雨雲レーダーを見ると背後から雨雲が迫っているような状況でした。
今日の宿は八幡平エリアの入り口にあるので、盛岡駅からそこまで自転車で自走するか別の手段で行くか迷いましたが空の状況を見て自転車で強行。

 


結果的に雨に遭うことはなくて助かったんですが強い風となだらかに続く上り坂でかなりへばってしまいました。曇り空だからまだ良かったのか…?

 


盛岡駅から3時間弱で今日の宿「旭日之湯」に到着。ここは日帰り入浴をメインでやっているので宿泊者だけが使えるの時間帯は深夜から朝方のみです

 



温泉はもちろん源泉かけ流しで非常によくあたたまります。(汗が止まらなかった)
周りに何もないので秘湯感も感じられるので良い。
また、洗濯機があるので使わせてもらいました(※時間帯によっては使えません)

 



夕食は自家栽培しているマッシュルームのフルコース料理?ということでしたが
刻んである状態だとあまりよくわからず、天ぷらか炭火焼きだと、なるほどこういう風味か~と感じることができました。
旨味はそれほどないので食感メイン・・・なのかな。
品数が多くて満腹。体力回復のためお酒は飲んでませんがお酒メニューも各種あるそうです。
余談ですが、ここのオーナーさんから今日近くで熊出たよという情報をいただきました。熊注意とか看板が出ている怪しげな道通ってきたんですけど・・・
なんとか無事に二日目を終えられて良かった。

20230319-21奥飛騨温泉郷(2/2)

2日目です。

 

■朝食

ご飯のお供の布陣が強すぎて白飯たくさん食べろって感じですね。(食べた)

 

チェックアウトしたら平湯温泉の「ひらゆの森」へ。標高が高くまだ少し残雪がありました。道路の傾斜が急なところもあり(最大で13パーミル)冬季に来たら雪に慣れた民でも下手すりゃ死ぬ。都市部の人はバス移動がいいでしょう。

 

有名な日帰り温泉施設で、入浴料600円でとても趣のある作りに広い風呂、露天風呂と眺望が楽しめるという最強クラス。もちろん源泉かけ流しで硫黄の匂いもするんだからすごすぎる。

浴室の写真はないですが湯は薄く白濁してました。露天風呂も温度の違うものがいくつもありお気に入りは一番上の露天風呂のすみっこ。ぬるめで体おさめると寝湯のように長くつかれました。

 

休憩所も広い。座布団ないので枕もってくると一日過ごせそう。

 

■温泉分析書

2種類あるようで、一つは自家源泉のよう。使い分けは不明。

 

余談ですが平湯温泉にある酒屋さんはいいお酒おいてました。特にウィスキーがなかなかいい品揃え。

 

ひらゆの森に行く暇なければバスセンターにも足湯があります。

 

その後、新穂高温泉へ移動。ロープウェイの目の前にある「ホテル穂高」はまあすごかった。

 

 

日帰り入浴は1000円とちょっとお高めで13時から15時と短く、貸切状態でした。

普通に泊まるとわりといいお値段するので今回は日帰りで利用しました。

浴室内にスマホ持ち込み不可なので入り口だけ。

 

 

まず内湯がとても綺麗。そして硫黄の匂いもしっかり。さらには今回の旅でもっとも泉質が素晴らしい。

露天風呂には単純温泉と硫黄泉の二種類の温泉がありますが、あまり違いはわかりません。ダイナミックな岩風呂ですが眺望はあまりよくないので、眺望を求めるなら高台にある中尾温泉エリアがいいと思います。

 

■温泉分析書

たしか自家源泉とうたっていたと思いますが間違い無さそうです。泉質も納得。

 

ちなみに中尾温泉エリアの眺望はこんな感じ

 

そして本日の宿は新穂高温泉エリアにある「風屋」というところ。

インバウンド(外国人)の集客に力を入れているらしい。

自家温泉をうたっていたので気になってここに決めました。

 

 

温泉は大浴場に貸切風呂2つ。まあ客室が少ないので大浴場も貸切みたいなものでしたが。大浴場の露天風呂はパイプ故障につき入れませんでした。どれも24時間入浴可。

 

ここは足元から湯が湧き出ていました。自噴ではなさそうだけど・・・

温泉の温度はぬるめに設定されてました。貸切の露天はかなりぬるい。

 

■温泉分析書

これだけでは自家源泉とは判断するに至らず・・・

 

■食事

普通のプランだといい値段するので簡易的なプランで(朝食は同じ)。さすがに味は良いです。そして白飯がうまい。

 

部屋とか設備はわりと老朽化してたのでそれなりに許せる人向けですね。居住性は冨久の湯のほうが良かったかな。

20230319-21奥飛騨温泉郷(1/2)

全国旅行支援が終わってしまうので最後に温泉旅行してきました。

4月から富山を離れるので富山から近い奥飛騨地方の温泉めぐり。

全域合わせると別府、湯布院に次ぐ湧出量らしいですね。それはもうじゃぶじゃぶと掛け流しです。

 

 

まずは福地温泉エリアへ行き、日帰り入浴施設「石動の湯」に入ります。

値段は300円。簡易ながらボディーソープ等もありました。

なお、石動の読み方がわかれば立派な北陸民です。

 

 

内湯が一つのみですが、半露天風呂みたいな感じになっています。お湯は無色透明で茶褐色の湯の花が舞っています。少しだけぬるりとした感じもありました。

 

■温泉分析書

源泉が熱いのか湧き水との混合泉です。消毒なしのかけ流し。

奥飛騨エリアはほぼ単純温泉ですが、福地温泉の宿の自家源泉では泉温の低い炭酸水素塩泉があるらしいです。冬季はぬるすぎるみたいなので今回はパスしましたが。

 

昼飯がわりに休憩所で五平餅。山椒味噌がうまいなあ。山椒が特産品らしいです。



それから栃尾温泉へ移動し15時ちょうどに「冨久の湯」にチェックイン。以前訪れた野天風呂荒神の湯」のすぐ近くです。

 

 

今回はあれこれ移動せずに温泉と部屋にこもって資格試験の勉強するため、宿滞在プランです。

この宿はリフォームされていて綺麗です(作りは民宿っぽいですが)

 

 

温泉は内湯1つのみ。24時間入れますが熱めなのであまり長くつかれません。深夜だと少し冷めてたかな。さっぱりした単純温泉らしい単純温泉

この温泉は周囲の民家にも配られているようで民間の軒先でじゃぶじゃぶと捨てられていました。

 

■温泉分析書

上流側から近くの源泉までいろいろ混ざったブレンデッド温泉です。

あとから続く分析書もそうなんですが温泉の湧出地の地番が無くいのが残念です。

 

■夕食

近くにあまり食べる所がないので一泊二食プランで。安いので味も質もそれなりです。

天ぷらの具の一つがちくわだったり、飛騨牛がまあスーパーのレベルの肉質だったりと。白飯が一番美味かったかな。水がいいからなんでしょうか。

 

 

とまあ1日目はこんな感じで。宿泊客はほとんど高齢者だったので夜は静かでした。

【日帰り温泉】神代(こうじろ)温泉

4月からは富山を離れるので、未訪問の温泉を開拓してきました。

 

 

神代温泉は氷見と高岡の境ぐらいにあり、高岡方面からだと遠回りしてて行く形になり、山あいの集落の奥にひっそりとたたずむ日帰り専門の温泉です。

 

到着すると同時に後からバイクでおじさんが来たので残念ながら貸し切り利用にはなりませんでした。バイクは鹿児島ナンバーだったね。

受付の女将さんに500円を支払って中へ。県外客(温泉マニア?)が多いようで初めてと言うとどこから来たのかと聞かれました。自噴泉の源泉かけ流しと自信を持って言っていたのが印象的でした。

まあ、このワードを聞いたら泉質の良さは確定したも同然。

 

 

先客がいるので浴室の写真はなし。googleマップに写真はありますが

ざっとこんな感じでけっこうな量を投入してドバドバとかけ流ししていました。

 

 

色は薄い黄土色で、注いでる源泉は無色透明です。鉄分が含まれるため酸化によって色が変わっているよう。ややぬるめ。塩分が多く濃くてヘビーな温泉ですが浴感は軽やか(後につれてだんだん体にずっしりと効いてきますが)

岩風呂風の拵えがとても良く。気分は完全に秘湯宿。洗い場とシャワーもちゃんとあるので銭湯がわりにも使えてスバラなS級温泉でしょう。

あがった後に脱力感が出るくらい強い温泉なので休み休みつかるのが良いでしょう。(バイクのおじさん自分よりも長風呂(30分超)だったけどだいじょうぶか?)

富山と石川の県境は温泉郷として宣伝してもいいくらい粒ぞろいの名湯ばかり・・・。

 

【温泉分析書】

やや発泡感を感じたのは二酸化炭素の影響だったのだろうか(泡付きなし)。まあ鮮度のいいお湯ははじけるような感触はありますが。

 

(おまけ)

帰り道によく通う四方の「さんかく」という店で初のSSPセットを注文。2100円でおかずにデザート、ドリンクまでついてお得だしうまい。単品カレーでも1000円するし。

 

 

【日帰り温泉】高窪温泉

定期的に石川の実家に帰省するついでに新規開拓です。

今回は森本から南砺方面に抜ける国道364号線沿いにある「高窪温泉」に行ってきました。

 

 

10時過ぎごろに訪問。佇まいがいい感じです。

入り口でおばちゃん(女将さん?)に400円を払って中に入ります。

おばちゃん曰くまだちょっとぬるいかもとのことでしたが、まあ問題なかろうと(ぬるいのもまた一興)

 

 

中は男女別の内湯が1つのみ。洗い場は広く綺麗でした。

公衆浴場より安い値段ながら石鹸やシャンプー、ドライヤーも備えています。

 

 

結果的には適温でした。かけ流しでの提供のようで、消毒もしていないんじゃないかなと思うぐらい良い泉質でした。

温泉分析書は見つけられませんでしたがおそらくは単純温泉です。40分ほど楽しみましたがその間貸し切り状態でした。あがったあとに人が来たのでここは一番風呂を狙うのがいいでしょう。

山菜を使った料理も提供しているようなのでお昼兼用で来てもおもしろそうですが、風呂場は混み合うかも。

 

ともあれアクセス良しコスパ良し秘湯感アリの温泉なのでおすすめです。

石川と富山の県境はA級の泉質の温泉多いな・・・

20221225-29九州佐賀長崎~大分の旅(3/3)

12/28
<四日目>
朝六時に風呂に入りに行くと良いお茶の香りがしました。嬉野はお茶の名産地なので宿のお茶も美味いです。

 


朝食つきで予約したのでしっかり食べました。温泉豆腐はとろとろで美味い。米も美味い。

 


チェックアウト後は佐賀駅に戻りレンタカーを返却。
お土産クーポンがガソリンに充当できず余ったのでお土産を買うことにしたんですが、お茶(嬉野産)ともう一品が難しい。
酒はもうあるし、名物の海産物(わらすぼ、ムツゴロウ)は基本グロいし・・・。


佐賀駅からはまた18切符旅に戻り、大分方面へ移動。

 


久留米のあたりで有名なカッパ駅である田主丸駅を通過。その後日田駅に立ち寄って散策しました。ここは進撃の巨人の作者の故郷なので関連のコラボ看板が目を引きます。

 


駅もめっちゃ綺麗。

 

愛はなかったけど(後ろに倒れてた)。


コインロッカーに荷物を預けて周辺をぶらぶら。観光名所は大きく2つあり、川沿いの温泉街と古い町並みが残る地区です。
ただし、これらは駅を中心として反対方向にあります。
まずは温泉街のほうへ行ってみましたが寂れた感があって店も少なく、特に見どころもなし。

 


川の中にある小高い神社に上ってみるも眺望を良いわけでもなし。強いて言えば水門から見る景色は水郷といったところでしょうか。

 


反対側の古い町並みは店が多く、観光客もたくさんいたのですが中心を通る道路が生活道路となっていてよく車が通り、道幅も狭いためすれすれのところを車が通って危なくてしょうがない。
ゆっくり街歩きを楽しめるところになってないのはまちづくりの失敗のような・・・。
お昼を食べる予定だったんですが朝に食べ過ぎたので、ここではパスしました。日田焼きそばやウナギ、鮎が名物らしいです。

 

ここから由布院へ。山の中を通る路線で車窓の眺めが楽しいです。
途中でトトロのバス停?や慈恩の滝が車窓から見られます。(大分方向右手側)

 

由布院にはたくさん観光客がいました。駅前は軽井沢とかそういった方向性で、温泉街の風情は駅前を離れてちょっと登ったあたりでようやく出てきます。
まずは「ゆふいん 泰葉」に日帰り入浴。


900円と高額ですが某界隈で絶賛される泉質のとおり青みがかった湯はさらりとしつつもこするとぬるぬる。そして上品。内湯は小さめなので先客がいると窮屈かもしれませんが、幸い上がるまで一人で貸切状態でした。最高。


泉質のぬるぬる感がとても良かったので源泉を濃縮した温泉ローションをお土産に購入(300円)。温泉の素よりいいね。

 

夕食は某方におすすめされたところで地鶏と日本酒を堪能。
旅行に行く直前まで予約忘れてて慌てて電話したら空き一人で滑り込みセーフという奇跡。人気店だったので予約なしは入れませんでした。


ぷりぷりの肉厚の軍鶏うまい。鳥刺し(あぶり)も九州以外じゃなかなか食べられないし。
ここで初めて食べた白肝というのが衝撃でした。臭みはなく噛むととけて上品な甘さが口に残るという。
高いやつばかり食べたので一人で5000円弱いきましたが、良い経験でした。

 

店を出たところで大分方面の電車まで一時間ほど待ちがあったので、駅の裏手の住宅街のほうにある共同浴場へ。

 

 

料金はなんと100円。夕食時からか中は無人でした。
温泉はガツンときまる熱い湯で寒い日には最高に気持ちよく、とても暖まりました。

 

大分経由で別府に移動し、宿泊。
駅前のカプセルホテル(泊まったことあり)は前来たときよりくたびれ感はありましたが温泉つきで安いのでコスパ良。
お腹に余裕あったらりゅうきゅう食べたかったなあ。

 


12/29
<五日目>
この日から帰路に入ります。
暗いうちに別府を出発して、下関駅での乗り換え待ちに名物のふく天うどんで朝食。

 


フグは思ったより身は厚めでふかふか感あり。ただ味は油を吸った衣の味です。
薄味の関西風出汁も美味しい。

 

下関から西条(広島)に移動して、途中下車。一日目で乗り換え待ちに降りたときに酒蔵の街だということを知って五日目に寄ることにしました。


駅前の観光案内所や酒蔵のいくつかは閉まっていたけど、試飲はそれなりにできたので楽しかったです。何より駅近なのがいい。
広島の酒は香りと後味がやや強めなのかなといった印象を受けました。

 


あと駅前の「よし」のお好み焼きも美味しかった。肉玉入りで600円にすじコン150円追加して750円。という破格のコスパ


西条のあとは岡山駅まで移動し、宿泊しました。

 

 

夕食にB級グルメ?のデミカツ丼を食べてみましたが、なんかこう一体感が無いというか・・・カレーが欲しくなります。
金沢カレー系に近い)
まんま飯+カツ+デミグラスソース(濃厚)なんだよなこれ・・・(相乗効果でなく相加効果?)

 

夕食後、岡山城見に行ったら綺麗にライトアップされてました。市街地から見えないし誰もいなくて暗かったけど。(いいんか)

 

翌朝は立ち寄らず直行で帰ったので旅の記録はここまで。
佐賀で色々発見があったのが収穫かな? 誤算が多かったけど。
次は鹿児島あたりの温泉を攻めてみたいところ。

しばらく東北も行ってないなあ。