BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20220503-05福島・猪苗代会津周辺

GWは実家の親連れて兄弟が住む(家建てた)福島へに2泊3日の旅行をしてきました。

まあ、兄弟の家族連れ(子連れ)と一緒に行動してるのでなかなかいつものようにはいかないことはありましたが・・・

 

3日(初日)

夜明け間もない頃に石川を出発し車で福島へ(遠いよ)。

兄弟の家でしばらく滞在してから初日の宿、休石(やすみいし)温泉・大田屋へと移動。猪苗代湖南側の山のほうにある一軒宿です。

駐車場には地元ナンバーの車が多く、日帰り入浴がメインのようでした。

(旅館写真は撮るのを失念)

 

<温泉>

ギリ温泉の冷泉を加温してかけ流し。循環はないが消毒はしている(はず)

内湯と露天風呂があり、朝の静かな時間は鳥の鳴き声を聞きながら入ることができます。

柔らかくてクセのない無色透明のお湯。そして、ほのかに硫黄が香るのでちょっとうれしい。

 

 

ただしざっくりとした温泉分析表しかないのがマイナス。

近くに井戸川温泉というところがあるので、参考にそこの温泉分析書を掲載(※ネットからの拾い物)

 

日帰り入浴の時間が長く、宿泊者専用時間が短いのが難点だけど温泉の質としては上等でした。

 

<夕食>

ここは鯉料理をメインとしているらしく、標準プランでは鯉のうま煮とあら汁がつく。他は山菜とか刺身とか(鯉はない)

ただ、この鯉のうま煮は「シロップ漬け」かと思うくらい甘い。醤油が完全に負けるくらいめっちゃ甘いので、おかずとしてやっつけるには難敵だった・・・。小骨も多いので苦手なら予約時に言っておけば変えてくれるらしい。あら汁は美味しかったんだけど。

 

そして食後に事前に買ってきた地酒。


どっちも好きな銘柄でロ万のほうは季節限定品らしい。ジューシーで香りが強く後味スッキリですいすいいける。自然郷はあまり見かけないけどオススメです。

 

 

4日(2日目)

 

この日は朝から別行動に成功したので、猪苗代湖の南側から会津若松の東山温泉(宿泊地)まで単独行動(サイクリング)

 

まだ若干桜が残ってましたね。

 

平地なのでかなり走りやすく、思ったより早いペースで猪苗代湖駅付近まで来たので、過去ワースト1の宿をおぼろげな記憶を頼りに探してみることにしました。

唯一、はっきり覚えてたのはこの小学校ぐらい。

 

後は記憶があいまいで坂道をうろうろした後にようやく発見しました。

ここはとある宿の別館扱いで、泊まったのは写真奥の1Fの部屋でした。

裏側を見ればお察しいただけるかと思いますが、終日部屋には日の光が入りません。

記憶では白い建物じゃなかったように思うんですが塗り直したのかも。

前行ったときは気づかなかった近くの神社で旅の安全を祈願してきました。

けっこうなパワースポットみたいですねここ。

そして、会津若松方面へ。西側のほうは道路が狭くて路面も荒れてたのでちょっとヒヤヒヤしましたが、なんとか通過。

途中、強清水というところで昼食にしました。名水のところらしく、辛味大根をつかった蕎麦が美味かった。醤油味のおにぎりの天ぷらがあったので追加してみたけどまんま天ぷらにしただけの味でした。ようわからん。

 

会津若松へは峠越えかなーと思ってたんですがほぼ下りで峠はありませんでした。(3:00ごろに注目)逆なら死んでたな・・・

時間が余ったので鶴ヶ城とかぶらぶらして東山温泉へ。今夜はくつろぎ宿・新滝というところです。

 

さて、お宿のほうはなかなか良い宿のようで自噴泉があるとのことでした。

が、結論的には現在はもう自噴ではないように思われます。

「千年の湯」の岩風呂がそれに当たるのですが、入り口に掲示された温泉分析書を見ると・・・

ご覧のとおり、自然ではなく動力となっています。

東日本大震災の影響だろうか・・・? 泉温も低下しているのか加温が必要なようです。まあ、完全な源泉かけ流しなのでお湯の状態は良いです。

(浴室写真はなし)

ちなみに館内にはいくつか他の浴室もありますが、そちらは混合泉を使っているようです。消毒もしていたので泉質は千年の湯が別格です。

 

 

ちなみに夕食は肉が多くて嬉しい構成だったり、フリードリンクのラウンジがあったりと総合点は高い宿でした。GWは2万ほど取られるようですが通常期ならコスパ良さそうです。

 

5日(3日目)

帰りに鶴ヶ城見て(被った)そのまま帰路へ。渋滞にあわずに帰れて良かったです。

【日帰り温泉】20220429富山県南砺市

GW期間になって一度実家に帰省するので石川と富山の県境付近に

ある「法林寺温泉」というところに立ち寄ってきました。

 

 

石川と富山のメインルートは国道8号線なんですが、金沢大学から医王山経由で砺波方向へ抜けるルートがあり、その道路沿いにあります。

なお、道路の下にあるので石川方面から来ると建物は見えなかったりします。

 

ここは朝8時から営業していますが、8時過ぎに着くと常連らしき地元のお年寄りが既に何人も先客としていました。人気のようです。

宿泊もやっているので、フロントまわりは綺麗です。料金は550円とリーズナブル。

脱衣所は広くドライヤーの備え付けもあります。

 

内湯は一つの大きな浴槽で浅いところと深いところがあり、手すり完備で歩行浴やストレッチも可能です(実際やってる人いた)。外には2人用くらいのこじんまりとした露天風呂があり、鳥の鳴き声や渓流の音が聞こえてきます。(時折車の走る音が響きますが)

また、床や壁はややぬめりがあり、お湯自体もとろりとした感じがあります。そして何よりフレッシュ。

そう、加水加温、循環消毒なしのガチかけ流し泉質。

 

 

北陸にあってこのレベルはそうそう見かけることがないS級泉質です。素晴らしい。

看板に偽りなし・・・。ここはこれから帰省のたびに訪れることになるでしょう。

 

ローカルの瓶牛乳があるのもポイント高し。

 

素泊まり安いし、ボドゲとか色々ある宿らしいので泊りもよさそうです。

楽〇とかの写真をもっと見栄えのいいものにするといいのになあ。

 

 

220424富山市岩瀬方面をぶらぶらと

かなり間が空いてしまいました。

4月頭に名古屋コミティア参加に合わせて日間賀島とか行ってたんですが、4月から富山へ異動になり引っ越したこともありバタバタしていて更新する暇も無く・・・

 

 

というわけで富山です。

24日は晴れ(といっても曇りだったけど)予報だったので富山の新居から自転車でぶらぶらと岩瀬方面へ行ってきました。

 

 

神通川沿いに北上する道はけっこう快適で気持ちの良いサイクリングとなりました。

河川敷のほうには市民農園?があって車がたくさん止まっていました。

 

岩瀬方面へ行く前にまずは新湊方面へ橋を渡り「鯰温泉」へと立ち寄ります。

 

 

ここは宿泊施設ですが日帰り温泉が人気で、この写真の少し奥にある新しくて綺麗な入り口が日帰り専用です。銭湯価格(440円)で2種類の温泉を楽しめるので朝から地元民がひっきりなしに通ってきています。

 

中は昭和感が漂う作りでこじんまりとしています。そしてドライヤーは有料(使う人いるのか?)で石鹸シャンプーは置いてありません。

 

 

さすがに中は撮れなかったのですが、内湯は等張性の塩化物泉とがっつり赤錆臭のする含鉄泉の2種類。そして露天風呂が1つ(塩化物泉)。

特筆すべきは内湯の塩化物泉で、加温で提供されているためかややぬるめで等張性のためか非常に柔らかい感じのお湯で浴感がかなり良いです。

含鉄泉はけっこう匂いの残る濃さ。炭酸も含んでいるので注ぎ口がボコボコいってました。泡付きはなかったですが。

 

(含鉄泉)

 

(塩化物泉)

 

寒い日には間違いなく暖まるラインナップでしょう。ただ、混みやすいのでゆっくりするならお昼すぎごろがいいのかな。

 

湯上がり後は来た道を戻り、東富山駅方面へ。

昼食にと思っていたラーメン屋は定休日でした・・・(リサーチ不足)

 

しょうがないので近くに他に店は無いかと探してみたら、何やら聞いたことがある名前の店が。

 

 

富山で有名(かどうかは知りませんが)な餃子専門店「ミッちゃん」がありました。

 

餃子一本の潔さ!

餃子定食(中)をオーダー。ご飯は普通盛りで。

 

 

餃子がまずデカい。第七餃子かと思いました。もちもちの皮に野菜多めあっさりヘルシーの万人向けなタイプです。店内はテーマソングがヘビロテされていて癖つよでしたが、餃子自体はあまり癖のないタイプです。ご飯のおかずにチューンナップされたような感じでした。白飯が足りなかったな・・・。

ただ、ここはぽん酢しか置いてなく、自分は餃子を酢と胡椒で組み立てるタイプなのでちょっと残念でした。持ち帰りもやっているので一人前(6個)でもけっこう満足できるのではないかと思います。

 

さて、食後にようやく目的の岩瀬へ。

古い町並みが観光資源となっているところですが、自分の目的は酒。

「満寿泉」で有名な蔵元がここにあります。

 

試飲できる小綺麗な施設で15分1000円の試飲(し放題)を体験。

30分2000円のコースにすると和らぎ水がサービスされます。

 

安いものから高いものまで冷蔵庫にずらっと並んだラインナップから自分で好きなものを選んでお猪口で試飲します。

コロナ禍のためか瓶の口をお猪口につけないように(お猪口は台に置いたままで)というルールがあります。

が、蓋を手で取って注ぐのでわりとザルなのでは・・・。試飲用に少量注ぐキャップつければ注ぎやすいのになあ。

 

なかなか試しにくい高級酒の味も体験できるので個人的には大満足でした。富山駅に来たら地鉄に乗って岩瀬まで来る価値はあると思います。

満寿泉を低温貯蔵していて年代物を購入できる酒屋もあるぞ。

 

 

そして最寄りの駅に置いてきた自転車を最寄り駅まで輪行して帰宅。

これが折りたたみ自転車の最大の利点でしょう。飲酒運転はダメ絶対。

 

 

211217-19どこでもきっぷで行く山陰三朝温泉~博多への旅

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12/19の九州コミティア参加にあわせてJR西日本の「どこでもきっぷ」で旅をしてきました。
この切符は3日間JR西日本管内の路線が特急新幹線含め乗り放題で、指定席も6回まで取れます。
そして何より一人でも利用可能。これまでJR西は一人利用できない企画切符が多かったので神仕様です。
最寄り駅の小松からだと小倉駅を往復するだけでも元がとれちゃいます。

ただ、新幹線へは新大阪以西から乗り換えなければいけないので、ちょっと乗り継ぎが悪くなりました。
姫路からは在来線を挟んでいますが、これは岡山まで新幹線で行きいなばに乗り継ごうすると乗り換え時間が2分なのでリスキーだからです。
京都で新幹線に乗り換えられれば一本前に乗ることができて岡山の乗り換えも余裕なのですが。

まあ、普段は在来線しか使わないので新幹線乗り放題ならめいいっぱい乗ったろという欲がでてきただけです。
在来線のほうが旅情もあって好きなので。

 

 

1日目:12月17日

 

17日は午後から北陸地方の天気が大荒れからの大雪という予報がありましたが朝の便でギリギリ脱出に成功。敦賀を過ぎると穏やかな曇り空となってひと安心です。冬の駅のホームなんかいい。

 

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(姫路駅)

 

姫路から相生、上郡と来て智頭急行線に乗り換えます。2両編成のいなばの自由席は立ちも出るくらいだったので、客室には入らず乗降口付近で立って大きな車窓の外を眺めながら佐用駅まで。すぐ着きました。さよと呼びます。

 

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佐用には正午ごろ到着したので、名物らしいホルモンうどんでお昼。

 

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地元の人はうどん玉2つくらいがデフォらしいですが、少食なので1玉で充分でした。うどんより肉増ししたほうが良いかも。

タレは醤油と味噌ベースの2種類をお好みでブレンドし、つけダレ形式で食べます。にんにくと柚子の薬味がありましたが柚子が実にいい仕事をしています。後味さっぱりでこれは良い。
ホルモンもふだん食べませんが臭みなくぷりぷりで美味しかったな。

 

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ちなみに、かぶりつきのカウンター席で出来上がるのを見てたら、うどんを蒸らす?ときに店主が壁際に離れて腕組みをして見守るという謎ムーヴをしていてややウケ。

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つらみある。(どこの部位?)

 

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行政的にはさようなのかな?

 

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あとなんかヤバげな店もあったりと途中下車しても楽しいところでした。

ファンシーな中にひっそり見切れる男塾。なんでや。

 

そして再び智頭急行線に乗ってスーパーはくとで倉吉まで…のつもりが線路に落石があったということで智頭で運転見合わせ。結局代行運転のバスになりました。

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ああ時間のロスが痛い…

 

乗客多かったので3台に分乗。バスそろうまでもそこそこ時間かかっていました。とりあえず鳥取駅まで代行輸送しその先は鳥取駅の駅員に尋ねてほしいとのこと。

 

15時25分くらいに鳥取駅に到着。特急券の払い戻しがありましたが自分はフリー切符なので関係なし。
次の電車までは30分待ちだったので「すなば珈琲」行ったろと思ったら…

 

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なんてこったい。まさかの閉店。

仕方なくセブンで代替して1554発スーパーはくとで倉吉へ。

あれ、後続列車来てる? なんで?


後で遅延情報見るとちょうど代行バス乗ったあたりで解消していたらしいです。あのときそのまま待っていたほうが早く着いたんじゃ・・・。

ダイヤ乱れていてたびたび通過待ちで止まっていたので到着は16時50分。さらにバス待ちで予定より2時間ちょっとの遅れになってしまいました。
明るいうちに三朝温泉に着きたかったんだけどなあ。

 

宿は桶屋旅館というところで、足元湧出の温泉があるリーズナブルな宿です。県民割やら蟹やらの時期なので自分のほかには1組ぐらいしかいなかったような。
まあ、それはむしろ好都合なのでベストな選択だったと言えるでしょう。
荷物を置いたら早速足元湧出の風呂へ。

 

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浴室は昔ながらの作りなのか中央に浴槽があるだけで洗い場やシャワーはありません。浴槽のまわりは地熱で温かく天然の岩盤浴が可能。
飲泉もできます。やや塩味を感じる味。
お湯はさすがというべきか柔らかでフレッシュ。ややぬるめで長湯に適した温度です。
ひとたび浸かれば聞こえてくるのは雨風の音、湯の水音、静寂が訪れれば壁掛け時計の針の音が響きます。照明は暗めで時間が止まったような癒やしの時間。しばらく浸かったら上がって床に寝転がり岩盤浴で休憩。高い天井を眺めながら体の芯までじんわりと温まることができます。もう住めるわ、ここ。
なお、浴槽は深めなので落ち着けるところを探します。階段とかもないので浴槽を出入りするときは注意しないと滑ります。
21時以降は女湯になってしまうので、途中トイレのインターバルを挾みつつ2時間弱ほど入っていました。独占状態で。最高以外の表現ができない。

 

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素泊まりのプランだったので夕食にと温泉街のほうをぶらつきながら店を探してみましたが、宿完結型が多いのか飲み屋は少なく、観光客向けっぽいところで無難に飲み食い。一人コースもあったのでまあまあだったかな?
近くに深夜まで営業している店がないのがけっこう不便なので必要なものは前もって買っておいたほうがいいです。

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さて、宿に戻ってもう一つの風呂に入ります。こちらは綺麗に洗い場とかもありますが、温泉は共同配湯されてる混合泉になります。やや金気臭がするのはそのせい?

 

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明日の予定を確認して就寝。出雲に寄ってくつもりでしたが雪の状況次第では運休する可能性があったので予定を短縮して早めに山陰脱出を図ることにしました。

蕎麦食ってる場合じゃないわな。

 


2日目:12月18日

 

7時頃起きて風呂に入り8時にチェックアウト。

昨晩から降り始めた雪ですっかり雪景色になっていました。景観的にはGood。

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朝食は昨晩宿の浴室で見かけたこれを目当てに近くの施設に行きました。

 

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しかし8時半営業のはずが、時間になっても店内が暗い…。
もしやと思いましたが雪の影響かお店の人が遅刻していただけでした。

 

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神の食卓セット。豆腐以外はおかわり自由です。
大ぶりな納豆で食べこたえがありますが味は普通…? 昼兼用で1回だけおかわりしました。薬味とか味変のオプションがあればいいのにな。

 

その後倉吉駅でみかけたこの納豆だった疑惑が…

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予定を変更したので切符を取り直そうと倉吉駅の駅員さんに聞いてみたら、どこでもきっぷは発券後に変更不可なので指定席はとれず自由席になりました。

一度取ったらキャンセルもできないようで、予約は占有したままになるそうです。もったいなくない?

 

米子で乗り換える予定でしたが待ち時間を潰せそうな所がなかったので、一つ先の安来駅で岡山行きのやくもに乗り換えることにしました。
駅舎は綺麗で中もけっこう楽しめましたので正解。

 

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岡山までは時間があるので車窓の景色を眺めながら雪見酒。名前に釣られて買った梨吟醸は予想外に辛口のタイプで、後からフルーツ香と酸味がきます。確かに梨っぽい感じはありますが酸っぱいハズレの梨のような…

 

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つまみに購入した豆腐竹輪は淡泊&淡白で醤油が必要でしたね…

 

 

岡山に入るとすっかり雪は無くなり晴れ模様に。さすが晴れの国だわ。

 

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岡山から広島で乗り換えて新岩国駅へ。米原の雪の影響で新岩国駅へ行くこだまも待ちあわせのために7分遅延。事前にアナウンス無かったような…。
おかげで新岩国駅で乗り換える予定だった鯉川鉄道には乗り継げず。


まあ、錦帯橋行きのバス待ちの時間で駅から見える距離にある酒造で試飲できたのはファインプレーだったね。

 

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eightknotという限定酒が甘酸っぱくて自分の好みでした。

 

バスに乗り錦帯橋へ。思いのほか高低差がある。

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そして渡るのが有料だった件(無料だと思ってた)。
これって錦帯橋あるあるなんでしょうかね。

 

 

そして再び新岩国に戻り、小倉まで移動。
明日の九州コミティアの会場の下見を兼ねてちょっと街歩き。

 

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イルミネーションに力入ってるなあ。思ったより都会だった(失礼)。海の近くのせいなのか吹く風がとても冷たい。

 

小倉から博多駅へ。博多駅がJR西管内の終着駅となります。駅の施設内にある住吉酒販というところで角打ちができるので寄ってみたんですが、19時40分ごろには終わっていました。(20時ラストオーダーだったけど)
翌朝も訪れてみましたが朝もやってないみたい。まあ、スペースが狭いので入れない可能性が高いですが機会があったら利用してみたい。

 

今日の宿は中州川端駅直結のナインアワーズというカプセルホテル。ナインアワーズは初めての利用でしたがゲストハウスのような感じで施設も綺麗でなかなか過ごしやすかったです。ロッカーも古いカプセルホテルの倍くらいあるスペースがあるので大き目のリュックも楽勝でありがたい。

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荷物を置いて、夕食に出かけましたが予定していた店が終日満席でその他も水炊きを食べられる店を探しましたがいずれも満席。結局ありつけたのは22時過ぎでした。人多いわりに飲食店少ないからだろうか・・・。一人でも(ネット)予約できるところはしておくようにしたい。


水炊きを食べた「大和」という店は、スープ(鍋つゆ)が薄めであれっと思ったんですがぽん酢と合わせるとちょうどいい塩梅になったので、なるほどこういうのもあるのかとちょっと感心。値段の割に量は少なめですが美味しいところでした。

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散々歩き回って疲れていたので宿に戻りすぐ就寝。ぐっすりでした。

 

 

 

3日目:12月19日

 

 

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朝食がわりに近くのラーメン屋でとんこつラーメン+替え玉で驚きの390円。安っ。
あっさりしたスープでにんにく入れるとパンチが出ていい感じ。麺は固めがベストでしたね。
24時間やっている店のようで仕事終わりのキャバ嬢らしき一行が食べていました。

 

そして博多駅から小倉に行き、九州コミティア5に初参加。

 

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最初で最後になるかもなあと思っていたんですが、予想をはるかに超える反応をいただいて再訪もありそうです。
持ち込み分の無料配布物もすべてなくなりました。ありがたや。
サークル活動はしばらくお休みしようかと思っているところに嬉しい言葉や反応もらえるとちょっと迷ってしまいますね。
残りは翌年1月の関西、5月の新潟(+名古屋も行くかも)で手じまいかなあ。

後は新幹線と特急を乗り継いで帰宅。ほとんど移動ですが充実した旅となりました。

 

211120-23 長野_鹿教湯温泉など

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コロナ騒動がいつの間にかあっという間に収束したので、約2年ぶりくらいに東京のイベント(コミティア)に参加してきました。

ただ東京へ往復するのもつまらないので、長野県に立ち寄り観光。

 

新幹線が期間限定で半額!! だったのですが金沢ー東京は争奪戦に敗北。なんとか金沢ー長野はゲットできたので長野まで新幹線で行き、そこからしなの鉄道に乗り換えて戸倉駅までやってきました。

 

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途中下車の時間は約2時間ほど。

まずは新蕎麦の時期なので蕎麦!

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が、1時半入店でまさかの満席。そして家族経営のためかほぼワンオペ状態だったため蕎麦を待ち食べ終わるまで約1時間・・・。温泉に寄るつもりでしたが、まさかの蕎麦食べて終わりという結末。

 

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まあ蕎麦はとても美味しかったんですけどね。

おしぼり蕎麦という、辛味大根をしぼった汁に甘い信州みそを溶かしながらつけだれとして食べる戸倉あたりだけの独特な蕎麦っぽい。税込み1100円也。

最初はピリっと辛く味噌が混ざるにつれてだんだんマイルドになってくる味変が良い感じです。もちろん蕎麦も香りが強くて美味しい。

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鰹出汁の聞いたそばつゆで蕎麦湯を割って飲むのも美味しい。りんごはお店からのサービスでした。(混んでて待ってたから?)

 

シーズンの混みようはちょっと計算外でした。

 

その後は上田から新幹線に乗り東京。翌日イベントに参加して翌々日東京から佐久平まで新幹線でやってきました。

 

目的はこれ。

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北斗の拳マンホール。佐久平駅前に7つあります。(北斗七星の並びになってるらしい?)

なんでも原作者の武論尊氏がここの出身という縁だそうで。

 

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自転車を持ってきたもののあまり乗れていなかったので、雨が降るまでちょっとサイクリング。小諸駅まで来たところで雨が降り始めたのでそこからは輪行上田駅へ。

特に見どころはありませんでした。千曲川沿いに走れればなあ。

 

上田駅で自転車を預けることに。1日100円です。晴れてれば鹿教湯温泉までサイクリングするつもりでしたが。

 

バス待ちの間にからあげセンターで松本地方の名物?の「山賊焼き」をいただきます。

予想より大きくて分厚く、アゴが痛くなりました。バスの時間が迫っていて熱々で食べたらあまり味わからなかったな・・・。

 

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バスに乗り鹿教湯温泉へ。

着いたときには土砂降りになっていました。とりあえず宿に荷物を預けて散策に出ましたが、この雨と平日だったこともあって通りは閑散としていました。

 

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しかし雨に濡れた景色も鄙びた趣があり、むしろ晴れより良かったのでは。

 

そして、ここ鹿教湯温泉の目当てはこれでした。

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栄屋という綺麗な酒屋さんでしか変えないオリジナル日本酒の「風」。

生酒を店内のタンクで氷温貯蔵して量り売りする樽出し?日本酒。鮮度が抜群です。

新酒は12月ごろ入るので今頃がちょうど熟成が進んでいるときだそう。

甘い香りが強い自分好みの味でした。原酒なのでちょっと濃いけど。

実は訪れた日は休業日だったんですが、明かりがついていたので思い切って訪ねてみたところ快く販売してくれたので非常にありがたかったです。いやあ聞いてみるもんだ。

ちなみにここは長野各地の銘柄もたくさんあるのでオススメです。試飲もやっているみたい。

 

そして宿は「望山亭ことぶき」という所。かなりリーズナブルな値段なのに客室は超綺麗。

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食事は可もなく不可もなくといった感じですが、天ぷらなどを熱々の状態で出してくれたので高評価です。布団敷きの際に冷水が入ったポットを置いてくれたのもありがたい。

 

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宿の温泉は内湯と屋上の展望風呂(夜間貸し切り可)がありました。屋上は循環と消毒が濃いめなので内湯がいいかな? 飲泉もできます。やや苦味のある硫酸塩泉寄りの単純温泉です。

 

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源泉を混合して共同で配湯してるよう。源泉の場所を調べてみると共同浴場があったので翌朝訪れてみました。

 

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これはなかなかの面構え・・・!

 

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地域外の人は200円を料金箱に入れて入浴します。(入り口には100円と書いてますが200円です)

 

源泉地に近いこともあって鮮度は別格。鹿教湯温泉に来たらここはマストです。

やっぱり単純温泉は鮮度が命ですなあ。

入りにくい感じがありますが、自転車旅の人や車で来た人が入ってきたりと意外と地域外の利用が多い様子です。

 

そして再び上田に戻り自転車を回収し、長野から新幹線で帰る前に戸倉にリベンジ。

晴れていたのでサイクリングしつつ温泉に立ち寄り。

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戸倉上山田温泉街を通り公衆浴場「かめ乃湯」へ。

硫化水素の匂いがしっかり残る硫黄系単純温泉でした。色は透明です。

地元民で賑わっていましたが消毒循環なしのかけ流しのよう。まあ、さすがにくたびれた感がありましたが。人のいない時間ならいいのかも。

 

あと、背中にお絵かきした人がいたり。ここもそういう土地柄なのか・・・。

 

ともあれ、新幹線沿いで立ち寄りできるスポットを巡れたので久々の旅行は上々という結果となりました。

 

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おやきも美味しいね

 

20211014-16三次もののけ・湯原温泉の旅

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かなり間が空いた投稿となりました。
夏休みや秋に旅行する計画がコロナで取りやめたりしていたので・・・。


そして待ちに待った緊急事態宣言解除となり、参加する関西コミティアの開催日がちょうど秋の乗り放題パスの時期なので、ついでに長期旅行をしてきました。

秋の乗り放題パスとは連続する3日間JR全線の普通列車が乗り放題となる秋の18きっぷと呼ばれる格安きっぷです。

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一番遠い目的地は広島県三次市なので、行きの分だけでも元がとれてお釣りがきます。その分時間はかかるけど。

 


10/14 一日目

 

今日は完全移動日。目的地である三次もののけミュージアムの営業時間に間に合わないため広島に前泊します。

 

電車を順調に乗り継いで姫路に到着し、乗り換え待ちの間にホームにある「えきそば」で名物のえきそばを実食。

 

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うどんでも蕎麦でもラーメンでもないボソボソとした感のある麺は独特の食感でした。
なんて表現すればいいんだこれ・・・。沖縄そばの麺に近い?
一般的な駅蕎麦と違い坦々アレンジなどレパートリーはかなり多い模様。

 

さて、姫路から相生、三原を経て呉線へ。
自分が乗る1本前までの電車が保守点検で代行運転だったのですが、運よく時刻表どおりの電車に乗ることができました。

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呉線は景色が抜群。
カーブが多く住宅のそばを通ることがあるためかゆっくりした速度で走ります。旅情があってとてもいい感じです。


途中、竹原で下車しちょっとだけ街並みを観光。

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明治から大正期ごろと思われる建物が多くなかなか見どころがあったんですが、平日の夕方だったため観光客は皆無でした。


こうなると逆に居心地が悪く感じてしまう不思議。とりあえずマッサンの生家は見れたので良しとする(ニッカ好き)。

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ここで晩を食べる予定でしたがこの状況では店にも入りづらく、結局予定より1本前の電車で広島に行って晩飯にすることに。


しかし・・・通勤終わりの夕方、広島から通勤客を乗せた電車がひっきりなしにやってきてはすれ違い待ちが何度も何度も。
結局広島に着いたのは20時過ぎで、一時間半ほど前に出たのに三十分くらいしか短縮効果がありませんでした。
こうなると早い店は終わってるし、おまけに今日までお酒提供制限が20時になってるし・・・。


結局スーパーに行って惣菜とお酒を買ってホテル飯をすることになりました。

 

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・ヤンニョムチキン(半額で150円ほど)
・牛すじこんにゃく(定価)
・ちょっとお高い弁当(定価1000円/半額で500円)

結論:どれも美味い。弁当はびっくりするほど美味い(さすがは定価1000円)


お酒は安いやつ買ってしまってちょっと外れ。純米酒のミニボトルがあればなあ・・・。

まあ、おおむね満足できたので明日に備えて早目に就寝。

 

 


10/15 二日目

 

朝7時。朝食つきの宿泊プランにして、広島名物のものを食べるつもりだったんですが、コロナ禍の影響でワンプレートのおかずセット+パンごはん副菜などをバイキングという形式に変更されてました。
いや、その情報書いておいてよ。無料朝食でない所は差額でちょっといいお値段するんだから(安旅派)。

まあ、美味しい温泉玉子があったし、ワンプレートのおかずもそこそこいいやつだったのでいいんですが。コーヒーも美味しかったし。
広島名物はチチヤスのヨーグルトぐらいでしたね。

 

さて、広島から芸備線で三次方面へ。昨日とは逆に、広島市への通勤列車とのすれ違い待ちで何度か待つことがありました。呉線ほどではないですが、平日ダイヤは通勤の影響を考慮したほうがいいと今更ながら勉強になりました。

 

終点の三次駅に着き、ここから歩いて三次もののけミュージアムへ。駅からだと2kmほどあります。

 

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橋を渡ったところからは石畳の観光地っぽい通りになっていて、灯ろうには妖怪の絵(変わったやつ多し)があります。


ただ石畳だけを頼りに進んでたらいつの間にかミュージアムを通りすぎてました。案内看板なかったし・・・

そして三次もののけミュージアムに到着。

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もう入り口からテンション上がります。

 

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SLも展示してたりとなかなかマニアックな客層向けな模様。

 

ここの「幻獣ミイラ大博覧会」という激アツな企画展を見たかったので、わざわざここまでやってきました。開催期間は10/19までだったのでギリギリです。

 

中は妖怪の歴史やグッズなど妖怪好きの心をくすぐる展示がたくさん。デジタル技術を併用した電子スクリーンの百鬼夜行絵巻は面白い!

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妖怪を触るとピョンと上のスクリーンに飛び跳ねて映し出されたり、走りまわったり・・・最後は黒い太陽なものを触るとリセットされ最初に戻るという仕様でした。操作方法や説明があまり無かったので気づかない可能性ありそうだけど。

 

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そのほかミーム汚染のような独特な顔の「人面草紙」という妖怪漫画があったり、妖怪根付(欲しい)があったり。


あとはここのメインである「稲生物怪録」(三次が舞台)の系統の違いを解説した展示があります。ただ、稲生物怪録自体の物語の紹介は無かったような? パンフレットにあらましが書いてあるからなのかな。
漫画とかでも題材に扱われているのでその書籍の紹介があります。(朝霧の巫女とか。閲覧は無し)

 

さて、最後は楽しみにしていた企画展。

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中二感をくすぐる五大魔王尊や雑すぎる見世物小屋系のミイラ(猫と魚を半分ずつくっつけた猫人魚はひどすぎて笑った)とか。
あと水虎に見立てたスローロリスの剥製?があったり・・・。

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一匹だけ完全勝利してるように見えますがこれ展示するときにこのポーズにしたんじゃないよね?


などなど、一般的な妖怪は少ないのでマニア向けかもしれませんが超オススメの施設でした。

 

 

駅に戻ってきてお昼ごはん。

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近くにあったお好み焼き屋で辛い麺を使った三次のご当地グルメ?の三次唐麺焼きというものをいただきました。

辛さと野菜の甘さがたまらん。やっぱりお好み焼きはカープソースが好きです。

図らずも名物ゲット。


ちなみに三次へは電車より各地からの高速バスのほうがアクセスはいいと思います。

 

 

三次からさらに秘境へ進み備後落合で乗り換え。

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この頃には乗客の8割ほどは鉄ちゃんだったかと思われます。秘境ほど鉄分が濃くなる、あるある現象です。


備後落合から新見を経て中国勝山駅へ。

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駅前のスーパーで飯と酒を調達する予定だったんですが、飯物は巻きずししか残ってませんでした。しかもカットしてないし・・・(オレ、オマエマルカジリ)


そして19時台の湯原温泉に行く最終バスに乗ります。最終バスを待つのってなんでこんなに不安なんだろう。

 

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湯原温泉で下車し、菊の湯というところが今日の宿です。
菊の湯は19時以降IN 9時前にOUTという安いプランで宿泊。クーポン使って4000円台でしたが、けっこういい部屋で満足。
風呂は小さめの「錦繍の湯」、大きい「神庭の湯」、屋上の露天風呂「冠月の湯」がありますが、かけ流し量の多い小さめの風呂がいちばん泉質が良いです。屋上の露天の湯はため置きでくたびれてます。たぶん消毒剤も入ってる。
なお、ここのお湯はいろんな源泉をブレンドしていました。どうやらこのあたりの温泉は各宿で共同利用されている様子。
(分析書はピンボケしたのでなし)

 

湯原温泉での目当てはここから歩いてすぐの砂湯だったので、宿の風呂に入った後で浴衣で向かいました。


無料なだけあってわりと人がいます。混浴ですが外から丸見えなので女性は皆無。湯あみ着でも抵抗ありそう。
まあ結局宿の風呂のほうが良かったりするので入るメリットは無いのかもしれません。紅葉にまだ早い時期というのもあったかも。
砂湯には、適温の「子宝の湯」、ぬるめの「美人の湯」、熱めの「長寿の湯」の三種類がありますが、足元から湧出してるのは底から気泡が出ていてじんわり熱い適温の浴槽のみだと思われます。ぬるめは適温の浴槽とつながっていて自然冷却で温度調整。熱めのところはバルブと配管が見えたので加温で温度調整していると予想。源泉は43℃なので冬だとすぐぬるくなるだろうし。
適温のところもあまり排水していないようだったので、浴槽内の湧出量は少ないのかもしれません。
人も多いためか体感的にも思ったほどの泉質ではなかったように思います。湯原ダムが出来る前は状況が違っていたらしいですが。
入り口にある手湯?がたぶん一番泉質がいい。

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なお、湯原温泉の泉質はややぬるぬる感のある単純アルカリ泉です。ここの温泉は飲んでも美味しいと思う。

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湯上がりに温泉街をぶらぶらしてから戻り、寝る前に風呂入ってお酒飲んで〆にカップ麺食べました。(ギルティ)

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10/16 三日目

 

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砂湯、朝の散歩のあと〆に宿の風呂に入ってからチェックアウト。朝食の時間帯は空いてていいですね。
朝食は佐山というバス停の近くのサボテンという喫茶店でモーニング。サラダにレモンを一片入れてるのすごくいい。コーヒーの味は普通・・・かな。

 

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そしてバスに乗って戻ることになるんですが、この日は予備用のバスだったので中型マイクロバス。そして地元住民がたくさんいて補助席を出すほどの混雑具合。
運転手さんは降りたいところになったら伝えてと言いましたが、社内放送が無いのでなかなかの無理ゲー。そのため真賀温泉に寄る予定をキャンセルして一本前の電車で帰ることにしました。電車待ちの間に地元の酒蔵に立ち寄ったりしましたが、コロナ禍で試飲は無し。残念・・・。

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電車で津山から岡山、姫路と来て途中下車。時間が余ったので姫路城見物をすることにしました。駅から近いようでけっこう遠く、城の前に来ても天守閣が遠くて高い。こりゃあ攻める意欲もなくなりますわ・・・。

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白い城壁と城構えは見事としかいいようがないですね。

 

姫路城見物の後、姫路駅地下のタツリキショップという龍力という銘柄のアンテナショップで試飲するつもりだったんですが、先客が女性4人組とカップルでカウンターが満席。どちらも話に夢中のようであきらめざるをえませんでした。後から来たおじさん3人組はカウンターでなく立ち飲みのようにしていましたが・・・。
ここ、試飲なので立ち飲み屋じゃないしお酒味わったら席を空けてくれ・・・。
(ちなみに姫路駅周辺は立ち飲み屋がけっこうあります)

 

失意のまま京都に到着し、郵便局で事前に発送しておいた関西コミティアの物品を受け取り。スマホアプリでできる郵便局受け取りはいいですね。割引もあるし。

 

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宿は「SAKURA TERRACE THE ATELIER」という所で京都駅八条口から徒歩10分ほど。マンションを改築した宿で個室も最小限、壁も薄いおしゃれな進化系(ドヤ)宿のようですが、1Fの共有スペースでコーヒーや紅茶が自由に飲めます。

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しかもちゃんとした本格派。さらには大浴場に部屋着もついて3000円台でした(別途京都宿泊税あり)。朝食は500円追加でプラスできますが、量少ないみたいだし共有スペースでバルミューダのトースター使えるので外で買ってきたほうがいいと思います。

 

まあ、総評としてカプセルホテルとビジネスホテルとゲストハウスのいいところどりをしたような宿で「これでよすぎる」宿。女性は男女でフロアや客室を分けているわけではないので、ちょっと抵抗あるかも。耳栓もあるといいです。


近くに座れる良い立ち飲み屋を見つけたので京都駅近くで宿を取る場合はリピートするかも。

 

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そして夜にぐらりと揺れました。なぜか旅先で地震にあうことが多いのです。

 

翌朝関西コミティアに出て帰宅。
予想以上、予定変更など色々ありましたがコロナ禍が収まっている時期で旅行できて良かったと思います。

 

<旅の支出>(飲食代別途 ※メモ忘れ)

◆交通費

7850(14,15,16)+ 3670(京都~敦賀敦賀~小松)※

※通しで買って途中下車するほうが良かった

◆宿泊費

ホテルセンチュリー21広島 朝食付き 4107(500円クーポン使用後)

湯原国際観光ホテル 菊之湯 素泊まり 4280(1000円クーポン使用後)+200(入湯税

SAKURA TERRACE THE ATELIER 1500(1000円クーポン使用後)+200(京都市宿泊税)

 

210626-27七尾・湯川温泉など

6月は仕事が忙しくていろいろ溜まっていたので県内の秘湯(?)に一泊してきました。湯川温泉というところです。

 

宿の周りは何も無いような所なので、宿に行く前に観光がてらサイクリング。

「道の駅いおり」に車を止めて自転車で氷見市街へ。

 

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海を左手に眺めつつ、ほぼなだらかな(一部急坂あり)海岸沿いルートで走りやすい。ちゃんと晴れていれば遠くに立山連峰も見えるそう。

県境をまたぐのですが、富山県側にはサイクリングルート表示があります。(帰りのときの写真)石川県側にはありません。

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変わった名前のバス停があったり。(田舎あるある)

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「女子」という地名があるんでしょうかね?

 

1時間ちょっとで氷見市に到着。

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駅前何もないっすね・・・

 

お昼は氷見牛にしようかなと思ってたんですが思いのほか暑くて氷見うどんに心を奪われてしまいました。コシがあってつるつるでうまい。

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製麺所併設?のところみたいですが特別お安いわけではありません。わりと人気店のようです。(安いだろうと思って来た)

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食後、海岸近くの休憩所で一休み。風が気持ちいい。

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帰りは来た道を戻るだけのであまり楽しみはなく・・・。後半ちょっとだれているのがおわかりだと思います。氷見市街は計測止めてぶらぶらしてたので50km弱の行程でした。

 

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程よい時間になったので、湯川温泉「龍王閣」にチェックイン。

山あいの集落にぽつんとある一軒宿で、ほぼ民家のような激シブ旅館です。

マニアの間では名泉との呼び声が高いようなので気になっていた所。

 

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年配のご夫婦で切り盛りされていて、元気で愛想のいいおばあちゃんがメインで接客してくれます。日帰り入浴もやっていますが600円と少々割高なためか利用客は少なそうでした。(夕方は混み合う様子)

 

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年季の入った客室で湯治宿の感があります。変な匂いはなくちゃんと清掃されていて落ち着きます。ただしトイレは共同で冷蔵庫がありません。イメージとしては旅館というより下宿先、安アパートと考えていたほうが近いです。(特にトイレは女性客は厳しいかも)

 

そして温泉。浴槽は3人ほどしか入れないくらいの大きさなので他に人がいる場合はちょっと遠慮したい距離感です。

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浴槽には湯の花がたっぷりと

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泉質は濃い目の塩化物泉で、ややラドンを含むのは石川では珍しいとのこと。確かにあまり聞かない。(ラドンの量は微量で放射能泉の定義には満たない)

特筆すべきは泉温で約50度くらいのかけ流しに適した温度です。使用位置ではかなり冷めているのか、ややぬるめの適温でした。(循環で温度調整?)

近くの和倉温泉も同じ塩化物泉ですがあちらは90度くらいの高温のため加水しているため泉質、鮮度は断然こちらのほうが上です。

そして湯上がり後にガツンと来る感じも圧倒的(客室で寝てた)でした。汗とまんない。

飲み物はちゃんと用意して水分補給はしっかりとるように。

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夕食は意外にも(失礼)ちゃんとした料亭並の料理で美味しかったです。

ご飯の炊き方にこだわりがあるのか、やや固めに炊きあげた美味しいご飯でした。

はまぐりの潮汁はすばらしく美味しかった。カニはいらないっすね・・・。

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宿代少しケチって朝食だけにするのはもったいない。

 

ちな朝。わかめの汁物はいしる入ってる。豆腐おいしい。ご飯がうまいのでお供の増援が欲しいところではある。

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<まとめ>

・温泉は本物。寒い時期に最高だろう

・かなり「わかってる」方向け

・飯はうまいので変な安い宿よりもコスパは良い