コロナ騒動がいつの間にかあっという間に収束したので、約2年ぶりくらいに東京のイベント(コミティア)に参加してきました。
ただ東京へ往復するのもつまらないので、長野県に立ち寄り観光。
新幹線が期間限定で半額!! だったのですが金沢ー東京は争奪戦に敗北。なんとか金沢ー長野はゲットできたので長野まで新幹線で行き、そこからしなの鉄道に乗り換えて戸倉駅までやってきました。
途中下車の時間は約2時間ほど。
まずは新蕎麦の時期なので蕎麦!
が、1時半入店でまさかの満席。そして家族経営のためかほぼワンオペ状態だったため蕎麦を待ち食べ終わるまで約1時間・・・。温泉に寄るつもりでしたが、まさかの蕎麦食べて終わりという結末。
まあ蕎麦はとても美味しかったんですけどね。
おしぼり蕎麦という、辛味大根をしぼった汁に甘い信州みそを溶かしながらつけだれとして食べる戸倉あたりだけの独特な蕎麦っぽい。税込み1100円也。
最初はピリっと辛く味噌が混ざるにつれてだんだんマイルドになってくる味変が良い感じです。もちろん蕎麦も香りが強くて美味しい。
鰹出汁の聞いたそばつゆで蕎麦湯を割って飲むのも美味しい。りんごはお店からのサービスでした。(混んでて待ってたから?)
シーズンの混みようはちょっと計算外でした。
その後は上田から新幹線に乗り東京。翌日イベントに参加して翌々日東京から佐久平まで新幹線でやってきました。
目的はこれ。
北斗の拳マンホール。佐久平駅前に7つあります。(北斗七星の並びになってるらしい?)
なんでも原作者の武論尊氏がここの出身という縁だそうで。
自転車を持ってきたもののあまり乗れていなかったので、雨が降るまでちょっとサイクリング。小諸駅まで来たところで雨が降り始めたのでそこからは輪行で上田駅へ。
特に見どころはありませんでした。千曲川沿いに走れればなあ。
上田駅で自転車を預けることに。1日100円です。晴れてれば鹿教湯温泉までサイクリングするつもりでしたが。
バス待ちの間にからあげセンターで松本地方の名物?の「山賊焼き」をいただきます。
予想より大きくて分厚く、アゴが痛くなりました。バスの時間が迫っていて熱々で食べたらあまり味わからなかったな・・・。
バスに乗り鹿教湯温泉へ。
着いたときには土砂降りになっていました。とりあえず宿に荷物を預けて散策に出ましたが、この雨と平日だったこともあって通りは閑散としていました。
しかし雨に濡れた景色も鄙びた趣があり、むしろ晴れより良かったのでは。
そして、ここ鹿教湯温泉の目当てはこれでした。
栄屋という綺麗な酒屋さんでしか変えないオリジナル日本酒の「風」。
生酒を店内のタンクで氷温貯蔵して量り売りする樽出し?日本酒。鮮度が抜群です。
新酒は12月ごろ入るので今頃がちょうど熟成が進んでいるときだそう。
甘い香りが強い自分好みの味でした。原酒なのでちょっと濃いけど。
実は訪れた日は休業日だったんですが、明かりがついていたので思い切って訪ねてみたところ快く販売してくれたので非常にありがたかったです。いやあ聞いてみるもんだ。
ちなみにここは長野各地の銘柄もたくさんあるのでオススメです。試飲もやっているみたい。
そして宿は「望山亭ことぶき」という所。かなりリーズナブルな値段なのに客室は超綺麗。
食事は可もなく不可もなくといった感じですが、天ぷらなどを熱々の状態で出してくれたので高評価です。布団敷きの際に冷水が入ったポットを置いてくれたのもありがたい。
宿の温泉は内湯と屋上の展望風呂(夜間貸し切り可)がありました。屋上は循環と消毒が濃いめなので内湯がいいかな? 飲泉もできます。やや苦味のある硫酸塩泉寄りの単純温泉です。
源泉を混合して共同で配湯してるよう。源泉の場所を調べてみると共同浴場があったので翌朝訪れてみました。
これはなかなかの面構え・・・!
地域外の人は200円を料金箱に入れて入浴します。(入り口には100円と書いてますが200円です)
源泉地に近いこともあって鮮度は別格。鹿教湯温泉に来たらここはマストです。
やっぱり単純温泉は鮮度が命ですなあ。
入りにくい感じがありますが、自転車旅の人や車で来た人が入ってきたりと意外と地域外の利用が多い様子です。
そして再び上田に戻り自転車を回収し、長野から新幹線で帰る前に戸倉にリベンジ。
晴れていたのでサイクリングしつつ温泉に立ち寄り。
戸倉上山田温泉街を通り公衆浴場「かめ乃湯」へ。
硫化水素の匂いがしっかり残る硫黄系単純温泉でした。色は透明です。
地元民で賑わっていましたが消毒循環なしのかけ流しのよう。まあ、さすがにくたびれた感がありましたが。人のいない時間ならいいのかも。
あと、背中にお絵かきした人がいたり。ここもそういう土地柄なのか・・・。
ともあれ、新幹線沿いで立ち寄りできるスポットを巡れたので久々の旅行は上々という結果となりました。
おやきも美味しいね