BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

200926-0928吉川温泉とか紀伊見荘とか高野山とか

27日の関西コミティアに参加するついでに
ちょっと小旅行してきました。

 

都合のいいことに木金と大阪出張だったので金土に大阪に連泊。
Gotoキャンペーン併用で大手ビジホも2000円台という破格の値段となっていました。
コロナのことも考えて基本的にはビジホにこもりっきりだったのですが、土曜日は郊外へおでかけしてきました。

 

新大阪から高速バスで50分ほど。吉川ICで降りて徒歩10分のところにある「吉川温泉よかたん」です。Googlemapで調べていたとき炭酸泉という情報が出てきたのでその調査にやってきました。

 

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なお、ここは道の駅のような施設も併設されているので駐車場はいっぱい。酒米で有名な「山田錦」の故郷ということもあって地場産の山田錦を使用した日本酒がずらりとならんでいました。
いろいろ迷って最終的にDragonforce...もとい龍力の限定品をチョイス。

やや辛口で飲み口のインパクトはありますが、後味はすっと切れておだやかに香るタイプの日本酒でした。杯が進む系かな。

 

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さて、肝心の温泉施設ですが入浴料は700円。再入場が可能な900円のやつもあります。食事処もあって休憩コーナーで食べられます。風呂の設備はかなり充実していて、内湯は透明な湯と源泉風呂、サウナに水風呂、外はひろく露天の源泉風呂に壺湯、滝を模した透明な露天がありました。
寝転んで外気浴できるところもあって長期戦も余裕。

 

源泉風呂は内湯だと塩素消毒の匂いが気になりやすいので露天がいいでしょう。
成分は濃く、塩辛いにごり湯で炭酸カルシウムの析出物が多く付着しています。


これは本物だ。


ただ、源泉の温度は低いため加温されていて浴槽内の炭酸成分はかなり抜けているようです。肌への泡付きもなし。
注ぎ口からボコボコ音が聞こえるし、近くkでは炭酸飲料を開けたときの匂いもするので量は少なくないと思うのですが・・・
大人気施設のため浴室内の分析書はとれなかったので足湯の分析書を確認すると・・・

 

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(高いところにあったので見づらいです)

あれ、成分少ない?
と思ったら10倍希釈した温泉水を使用しているらしい。透明な湯の正体はこれだったのか。

 

大阪からわざわざ来るほどでは無い感じでしたが、途中立ち寄るくらいならいいんでないでしょうか。体に負担がけっこう来るので湯上り後は猛烈に眠くなりますが。

 

 

翌日は関西コミティア

 

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コロナ禍での開催とあってちょっと手探り状態でしたが、意外にも盛況でよかったです。

 

 

月曜日は有給をとっていたので関西コミティア後に、今日の宿へ向かいます。
地下鉄から南海電鉄へ乗り継いで大阪市内から40分ほど。山の中に入ってきました。紀見峠駅で下車。高台にある「紀伊見荘」が今日の宿です。

 

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けっこうな急坂なのでカートとか引きながらだとつらいかも。(連絡いれれば送迎もあるようですが)

 

ここに決めた理由。それはまず温泉。
ph9.1のアルカリ泉ということで前々から気になっていたところでした。
部屋は昔ながらのチェーンキータイプですがリフォームされていてとても綺麗。そこそこ高級な宿でも通用します。眺めは山と鉄道。鉄っちゃん歓喜

 

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温泉は男湯と女湯の内湯が1つずつ。コロナ対策で外気が入っていたので半露天のような感じでした。お湯は軽いけどしっかり塩素消毒臭。肌ざわりはキシキシと突っ張った感じ。消毒剤による影響なのだろうか・・・。ぬるとろ感を期待していただけに残念でした。


湧出量が少ないのか加温循環されていて、夜より朝のほうがやはり鮮度はいい感じです。あらためて分析書を見てみると・・・

 

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温泉じゃない?

と思いましたがなんとレア成分のヨウ化イオンの基準で温泉になっているという妙にレアな泉質でした。

泉質は単純泉なので塩素消毒の影響が大きいみたいです。

なお、泉質は残念でしたが夕食はかなりハイレベルだったことを付け加えておきます。温かいものを作りたてて出すのに加え、計算された味付け、普通に料亭レベルです。これで一泊二食1万ちょっと(Gotoやクーポン使って7000円くらいになった)と考えると下手に安宿に泊まって外食するよりもコスパは高いです。豪華な一人飯するために訪れるのもかなりアリです。
(茶碗蒸しと赤だしだけはちょっと異議を申し立てたいところはありましたが※好みによる)


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刺し身(鮮度良)となます(うにと柿あえ)

 

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水茄子とホタテのグラタン。たぶん白味噌入れてる

 

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天ぷら。熱々でサクサク。

 

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豚きのこ鍋。イチオシ。きのこの香り、旨味、豚の旨味の相性そして柑橘の味を強めにしたポン酢タレがよく合う

 

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茶碗蒸し。鳥肉入りで甘く濃いめの味付け(薄口出汁の茶碗蒸しが好きなので・・・)

 

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締めのご飯ものと汁。赤だしはちょっと強すぎる・・・。他にデザート。

 

なお、朝食はビジホレベルでちょっと期待外れでした。できあいのものばかりで質素・・・。

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翌日は高野山へ。二度目なので極楽橋駅からケーブルカーを利用せずに歩いてみました。

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登り坂を50分ほど歩いて高野山の入り口に到着。マスク外して野鳥の声と水の音聞きながらなのでいいリフレッシュになると思います。


なお、高野山は月曜で大半の店が閉まっていたり入ろうと思っていた霊宝館が臨時休館していたりと残念な結果でした。
お昼がわりにお菓子屋のごま豆腐たべたらほんのり甘くて完全に和スイーツでした。

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高野山行くならさらに先の龍神温泉と熊野本宮もセットで訪れるのがおススメです。