BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20241019-20 灘五郷酒蔵&湯巡り

博多出張の帰りにフェリーを使って灘地区の酒蔵と温泉巡りをしてきました。

 

 

18日夜に小倉駅で降り、駅の近くにある「林田酒店」で角打ち。

ここは豪華列車「ななつ星」で提供されている銘柄「残心」を多くとりそろえていて、ここでしか買えない銘柄もあるとのこと。品のいい大女将が接客してくれます。

残心は日本酒らしい米の旨味はありつつ酸味や複雑な香りがあり、後味はすっきりとした辛口でそのままでも食中酒でもいけるようなタイプでした。

お土産に残心の四合瓶(2000円)買って、角打ち2杯で3000円。良心的すぎる。

隣のお客さんとフェリーで帰ることを言ったら、フェリー飯は美味しくないしWifiや電波状態が悪いという情報が…

 

林田酒店を出て、小倉駅に戻りフェリー送迎バス乗り場へ。

バス車内はかなり混んでいて座れない人もいたので、早めに並んでいたほうが良さそう。

 

そしてフェリー乗り場へ到着。乗り場から少し離れたところにセブンイレブンがあるので最終補給拠点として使えそうです。(フェリー内の売店の品揃えは限定的で高い)

 

フェリーはシングル個室を選択。乗船後に受付でキーをもらいます。テレビも室内にあります。

ただ、防音性能はあまりなくカプセルホテルとほぼ同等レベルといったところです。

朝っぱらから誰かがかけた目覚ましアラームで起こされるし…(耳栓必須)

また、個室内では携帯の電波は入らず、船内のWifiも瀕死だったので前情報どおりだったというね。いい部屋ではまた違うのだろうか?

 

ひとっ風呂あびてからフェリー内の食堂を利用してみることにしました。

名物らしい?焼きカレーを注文。値段はリーズナブルだけど…

 

・・・

 

なんか普通の家カレーの味…っすね。

まずくはないが美味しいわけでもなく…

 

前情報どおりだったね…

 

しかし、直前にセブンでつまみを買っておいたので致命傷は回避。

前情報がなかったら微妙なフェリー飲みになってたかも。

 

芋焼酎(なしか)

・酢もつ

・だし巻き卵

呼子いかしゅうまい

 

セブンにご当地メニューあるのは嬉しいね。フェリーの売店で氷カップ買って焼酎ロックにしたらめちゃくちゃ美味い。

酢もつは博多で知ったおつまみですがコリコリ感がたまらんですね。もつの変な臭みもないし最高のつまみです。他2品もそれなりに美味しい。

フェリーにはウォーターサーバと電子レンジがあるので持ち込みで食事する人が多かった印象でした。やはり食堂がおいしくないからか…

 

翌朝フェリーは神戸の六甲アイランドへ入港。

時間があるので、フェリー乗り場からちょっと歩いて「ピアハウス六甲」で朝食。

ワンコインでおかず一品選ぶ定食が食べられます。がっつり食べるところみたい。

おかずの肉豆腐はしみしみで良い味付け。白米もうまい。

 

さて、朝食後は阪神大石駅」に行き近くのホテルに荷物を預けたあと酒蔵巡りの開始です。あいにく雨模様でした。

 

まずは「沢の鶴資料館」へ。ここは酒造りの道具が展示してあるオーソドックスなタイプな資料館でした。入場無料。

出口にある売店では原酒と梅酒の試飲ができます。

サクッと試飲したら次へ。

 

神戸酒心館」には資料館は無く、大きめの売店がありました。

売店では試飲できるようですが、買わずに試飲するのもなあってことで見送り。

有料試飲させてくれ…

 

ここのお向かいにはまた別の酒蔵の直売店があります。

なぜ、すべて語尾が「~ぜ」なんだ?

と、ふと上を見上げれば

 

 

杉玉=酒蔵の証

 

…スギちゃんってオチですかねこれ。

 

気を取り直して?次へ。

雨が強くなってきました。

 

白鶴酒造資料館」は人形などを用いたダイナミックな展示で観光客がたくさんいました。売店も直結。

無料試飲に加えて有料試飲もあります。

ここはあえて変わり種の別鶴(べっかく)を飲み比べました。

香りや酸味が独特なので日本酒苦手な人でもいけそうですね。

 

そしてお次は「菊正宗酒造記念館」

中は小さめ、展示物もあまり多くありません

 

 

無料試飲に加えて

有料試飲の選択肢が多いです。有料試飲はお猪口つきですがリーズナブル。

けっこう良いお酒も試飲対象なのは嬉しい。

庭園眺めながらゆっくり立ち飲みも風情あって良き。

大手メーカーでも普通酒以外のラインナップ(見かけないけど)があり、けっこうレベル高いんだなという発見がありました。

 

次は「櫻正宗記念館」へ。

建物が綺麗で展示資料は少なめ。売店で無料試飲もありました。

1Fにはカフェ、2Fにはちょっとお高めの食事処があったので小腹満たしに1Fのカフェに入りました。

酒粕うどん。

思ったより酒粕が濃厚で、ほぼ粕汁。かなり熱々なのでデンジャラスです。

具たくさんで小腹満たしにはちょうど良かったです。栄養もあるし。

 

最後は「浜福鶴吟醸工房」へ。

この日はイベント日で(大雨のなか)屋台とか出ていました。イベントのため館内での試飲はありません。

 

館内では実際のタンクを見たり音や香りを体験できるので面白いですね。

 

せっかくなので三種飲み比べ。雨の中テントで飲むのは落ち着かない…

 

また、若手社員のプロジェクトで(無料で)試飲したもののうち良いと思うほうをアンケートで投票する、といった面白い取り組みを行っていました。

なんでもターゲットは4-50代でお燗で飲む前提だそう。狭いところを攻めるなあ…

 

こうして散歩がてらの酒蔵巡りを完了したので、次は温泉パートに移ります。

このあたりは都市圏ながら源泉かけ流し温泉があるんです。

 

まずは阪神の尼崎駅まで移動して徒歩10分ほど歩き

「築地戎湯」に到着。

浴槽は小さいですが、泉温43℃湧出量400L/分のアルカリ性単純温泉ぬるとろ感ありのガチ温泉でした。

 

お次は阪神の久寿川(または甲子園)駅から徒歩10分ほどの住宅街にある「浜田温泉」へ。ここはかなりの人気店なのか人が多く混み合っていました。

ここも先程同様の炭酸水素含むアルカリ性単純泉ですが、ぬるとろ感は弱いかも。

露天風呂の湯の滝が豪快で見事でした。

 

最後は翌朝に訪れたJR六甲道駅近くの「灘温泉 六甲店」へ。

ここは源泉温度33℃の炭酸含む温泉で通常浴槽は加温循環こそあれ、ちゃんと水風呂がわりの源泉浴槽があり、そのまま入っても泡付きはないですが吹き出し口の源泉でかけ湯したら炭酸泉特有の爽快感味わえて最高でした。

近くに系列店ありますがここのほうが二酸化炭素の量が多いみたいです。

 

以上、灘地区の酒蔵と湯巡りでした。