BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20201030-1101佐渡新潟の旅(1/2)

なんだかんだで延期になっていた新潟旅行ですが
佐渡に一泊するとポイントキャッシュバックキャンペーンをやっていたので
これは乗るしかねえ! と急遽予定を立てて行ってきました。
目的は温泉。調べてみると佐渡にはけっこう温泉地があるんですよね。

 

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10月30日(移動日)


フェリーの時間の関係で前泊するため、新幹線で上越妙高まで移動しました。

最後列の座席を指定して後ろに輪行袋を収納すればOK。

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宿泊するところは上越ICの近くなのでそこまで自転車で移動するんですが
街灯無くて暗いので慎重に進んでいたらけっこう時間がかかってしまいました。
ミニベロ(小径車)はちょっとした段差でも危ないので・・・。

 

泊まったのは温泉施設にホテルが併設された「門前の湯」。

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ホテルといいつつも別館は簡易宿泊所のような感じで壁も薄いのでけっこう音漏れがします。宿泊者はもちろん温泉入り放題なので夜と朝の2回入りました。
施設自体は綺麗で、深夜でも温泉の状態は悪くなかったので評価アップ。
ちょっとにごりのあるモール系塩化物泉で肌にこすりつけるとヌルヌルします。
ややアブラっぽい匂いがしたのでおそらく石油が混じっているような気がする。
朝は6時半からやっているのも嬉しい。銭湯価格なのでおススメです。

 

館内の自販機の値段のつけ方が適当すぎるのが気になりました。

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10月31日(土)


やや雲がでているけれども晴れ。

 

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直江津港まで移動して乗船券を買い、併設の食堂で朝食(岩のりそば)。

 

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ちょっと高めの値段で、腹にたまるメニューは少ないので直江津駅の駅そばのほうが
いいかもしれない。


なお、乗船件は「さどまる倶楽部」のアプリを入れて事前予約をすると割引価格で
乗船することができます。
さどまる倶楽部には佐渡島内限定の電子マネー「だっちゃコイン」をチャージする
ことができて、キャンペーンで5000円もキャッシュバックされました。太っ腹!※

※終了しました

 

直江津佐渡小木港)へのカーフェリーは指定席で、新しく綺麗な船内。
輪行袋は入り口の荷物スペースに置いておくと船員さんが後で固定してくれます。

 

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小型船のためか波の影響をもろに受けてかなり上下に揺れたので、通路を歩いている人も揺れによって左右へふらふらと・・・通路側に座っていると気が休まりません。
(さながら人間ピンボールのよう)
酔いやすい人は注意かも。

 

お昼前に小木港に到着し、観光案内所でポイントキャッシュバックを受けたら、近くの「かもめ荘」で佐渡の温泉めぐりスタート。

 

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商売っ気のない宿主でしたが日帰りは普通にOK。貸切状態でした。露天は準備中で利用できず。さっぱりとしたお湯で長湯したくなる感じでした。pHが9.2とアルカリ性の塩化物泉ですがぬるぬる感はありません。カルシウムが多いためかなあ。

料金も440円と安いのでさっと汗を流したいときに使えそう。

 

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そして本格的に佐渡横断スタート。まずは佐渡の中心部(真野)を目指します。
・・・と、初っ端から急坂の洗礼。かなりきつい。

遠回りになるけど海岸沿いを周るほうが良かったかも。


ようやく下り坂になるところまで来ると柿畑が並ぶエリアで旬の光景に出会うことができました。

 

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ここを過ぎるとわりと順調に進み、海岸部まで出てようやく市街地へ。

 

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よくわかりませんがご立派ですねこれ。

 

真野地区に入り、目的地の「八幡館」に到着。ここはとてもハイクラスな門構えで気後れしますが日帰りでも750円で入れます。
思っていたよりペースが上がらず到着は14:45ごろになり、日帰りは14:30まで(この前調べたときは15時だった)でしたが、快く受け入れていただきました。ありがたい。


温泉は広い大浴場の内湯と日本庭園を眺める露天風呂の2種類。やや濁りのお湯で源泉かけ流し。とろっとした入浴感でなるほど上品。包まれるような感じで別格の泉質でした。素晴らしい。
ここは泊りで利用したいなあ。(オフシーズンはわりとリーズナブルな価格でした

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なお、この辺りが補給ポイントになるので買い物や食事はここですませておくといいです。


さて、ここから両津港方面へと移動するんですが、路肩がほぼない追い越し禁止の対面通行のためなかなか思うようにペースがあがりません。走れる歩道はあるけど凹凸があったり切れていたり・・・。幹線道路のルートはかなり走行に気を使います。

 

日没ギリギリのところで加茂湖の高台にある温泉地、椎崎温泉の宿「ホテルニュー桂」に到着。オーシャンビューの部屋だとこんな感じの眺めになると思います。(田んぼ側だった)

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部屋は古い感じでしたが、館内は綺麗めでした。だが、部屋に茶菓子がない・・・(深い悲しみ)

温泉は加温、循環、消毒ありで泉質はそれなり。他の温泉が良すぎましたね・・・。
地元の人が日帰りで利用しているのかかなり混んでいました。
本館の地下は内湯が2つありますが、もともとは男女で分かれていたようです。
別館には小さめの円形のローマ風呂っぽい浴槽と露天風呂がありますが、この円形風呂、洗い場が近いので位置取りが悪いとシャワーが被弾します。設計ミスじゃなかろうか・・・。
別館風呂の入口と本館のロビーで無料でお水が飲めるのはいいサービスだと思います。

 

素泊まりにしたので、ひとっ風呂をあびて飲めるところを探すのですが近くに飲食店が集まるエリアがないため、両津港付近まで行くことになります。徒歩だとちょっと遠い。(考えてなかった)
何軒か見回ってピンとくるものがなく、落ち着いて飲めそうな店「佐渡隠房 伊麻里」にしました。
民芸風の店内で客は自分ひとり。。。とたんに不安になります。

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カウンターでサシはちょっと居心地が悪いのでテーブル席に座らせてもらって、まずは冷酒を注文。

 

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そしてここの店、決まったメニューは無く店のおばさんが適当にオススメをあげてもらって注文するスタイル。
お通しはだし豆腐(美味しい)で、卵焼きと鱈の味噌焼きを注文。

 

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卵焼きは甘い味付けで淡麗な酒との相性が良くなかなかいけるおつまみでした。


そして2回目のおばさんのオススメは枝豆とばい貝。枝豆って一番先じゃないの・・・? この店はランダムシステムを採用しているのかもしれません。
枝豆は断ってばい貝を注文。

 

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これが実に美味い。大当たりでした。

 

そしてひととおり食べ終わる頃に鱈の味噌焼きが到着。

 

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ちょっと焦げていましたが身はふっくらで甘めの味噌がばっちりあいます。


一通り飲み食いして2700円。味も良いし妥当なお値段かなと思います。
一人飲みには面白いミステリー居酒屋、いい体験をしました。
最後は近くの寿司屋で〆て満腹。


翌日に続きます。

 

【結果】

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