BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20180310-11新潟酒の陣~岩室・咲花温泉(1/2)

気づけばもう3月でした。

春といえばそう、新酒の時期でありますが、この時期に毎年新潟で開催されている「にいがた酒の陣」というイベントと併せて温泉巡りをしてきました。

 

にいがた酒の陣」はまあ公式とか検索してもらえれば概要がわかるので割愛しますが、とかくすごい人でコミケ会場のデジャブかと思いました。

当然、人が集まるのでホテルは早くから予約満杯、少し空き室があっても便乗値上げで普段の2~3倍という有様だったので、新潟駅から電車でおよそ40分程度のところにある岩室温泉で朝食付きの宿泊を選択しました。

同じお金出すならビジホより温泉旅館だよなあ。

 

さて、今回お世話になったのは「割烹旅館 松屋」さん。こじんまりとした小さな旅館で、柊という部屋に泊まりました。1万2000円とまあまあなお値段ですが、離れのような感じで見事な庭園も眺められるお部屋。

何より静かで生活音が聞こえないのがとても良い。

f:id:kita0525:20180312215645j:plain

f:id:kita0525:20180312215710j:plain

 

松屋さんは岩室駅から一人旅でも送迎してくれるので助かりました。(歩くとかなり時間かかります)

チェックイン後、まず向かったのは岩室温泉の外れにある日帰り温泉施設の「多宝温泉だいろの湯」。ここの売りはなんと3種の源泉を持ち、いずれもかけ流しという(本当なら)日本一贅沢な日帰り温泉施設なので調査したかったのです。

f:id:kita0525:20180312220525j:plain

すみません。分析表も撮ったんですがピンボケしまくりなので公式サイト見て下さい。しっかり分析表データ載っています。

 

結論:すげえわここ

 

まず内湯の2号源泉はアルカリ性のやや緑かかった色で、際立った特徴はありませんがベースとなる内湯としてはいい選択だと思います。泉温は25度ですが高温の1号源泉と熱交換することにより泉温を上げて供給するというエコシステム。

次のフロアに進むと広めの浴槽に並々と注がれている1号源泉があり、硫黄の匂いが漂い温泉ファンでなくとも温泉情緒を感じさせてくれて思わずニンマリ。

硫黄の匂いは癒やされるわー。

そして、最後のめっちゃひろい大露天風呂の3号源泉。あいにく夜だったので開放感を感じるには不十分だったのですが、ややぬるめの湯でのびのびとくつろげます。

これでタオル手ぬぐいつきで800円。安いぞ! そりゃあ中途半端な時間でも地元民で混んでいるわけだ。

 

大満足で旅館に帰ったころには少し火照りも冷めてきたので旅館の温泉に入ります。

旅館には家族風呂と霊雁の湯という2つの風呂もありいずれも貸切風呂。気兼ねなく入れるのはプライスレス。

・家族風呂

f:id:kita0525:20180312222439j:plain

一人で入るとちょうどよい広さで硫黄の匂いが漂っていました。浴槽の底には析出物がたまっていました。

・霊雁の湯

半円状の変わった浴室で中央に浴槽が一つ。朝に入ったんですが広いのか掃除換気したためかあまり硫黄の匂いは感じませんでした。

f:id:kita0525:20180312222938j:plain

家族風呂が良かったかな。朝はちょっと熱めなので夜のほうがゆっくりつかれるかも。

 

・成分分析表

f:id:kita0525:20180312223113j:plain

高張性で成分がバランスよく豊富。美肌とか肌の疾患に効果ありそうです。

ここは循環ろ過なしで塩素消毒ありですが、塩素っぽい匂いは感知できるレベルではなかったです。泉温は季節により加水加温ありとのこと。

 

朝食はご覧のとおり。米を主役に引き立たせる完璧な布陣。

f:id:kita0525:20180312224212j:plain

温泉卵。やっぱりこれだよね。

f:id:kita0525:20180312224639j:plain

素晴らしいご馳走も一杯のご飯に敵わないこともある、と思えた朝食でした。

後でコーヒーと酒粕を入れたミルクプリンもいただきました。

プリンは試作らしいんですが、酒粕は好き嫌いもあるので酒粕っぽさは抑えてありました。

 

岩室温泉、おすすめです。

 

長くなったので続きは次回。

291229山形県温泉めぐり③(さくらんぼ東根温泉)

29日はまだ雪が降り続いていました。

朝8時のバスで新庄駅に着いたら、なんと次の予定地だった鳴子温泉方面の電車が午前中一杯の運休!

前日に運転状況確認したときは平常運転だったので油断してましたが、朝に状況が変わっていたようで・・・確認怠ったツケですね。

 

いろいろ代替案をその場で調べてみましたが、新庄方面からのバスはなく、仙台経由になるようでした。とりあえずお昼まで待ってみたら午後も4時ごろ再開(見込み※)となったのでこりゃダメだ、と鳴子温泉を諦めて代替案ルートへ。。。

※結局終日運休となったようです

鳴子温泉卿は多くの源泉と泉質があるので楽しみだったのでまた次の機会に絶対行く。

 

さて、代替案として行くことにしたのは「さくらんぼ東根温泉」で新庄駅から40分ほどのところにあります。

なお、駅で最寄りなのは「東根駅」です。新幹線も停まる「さくらんぼ東根駅」だと思って降りたら1時間近く雪道を歩く羽目になりました(馬鹿)。

 

体も冷え切ったころ、ようやくさくらんぼ東根温泉に到着し、日帰り温泉施設の「こまつの湯」に入りました。

f:id:kita0525:20180101011151j:plain

f:id:kita0525:20180101011510j:plain

 

広めの内湯と洗い場があり、内湯は熱めとぬるめの二種類。そして露天風呂があり図らずも雪見温泉を堪能することができました。

お湯は少し茶色がかっていてモール系?と思いましたがなにやら独特な香り・・・磯の香りに近いような。

お湯にぬめりがあり好みの感じだったので長湯してしまいました。

◆温泉分析表

 

f:id:kita0525:20180101011855j:plain

んー磯の香りっぽく感じたのはヨウ素の成分のせいなんだろうか(でもごく微量)

 

 

さて、さくらんぼ東根温泉近くに公立病院があり新庄~仙台間の高速バスが走っているんですが、こまつの湯に入ってもまだ時間があったのでちょっと外れにある「オオタ湯」にはしご湯してきました。コーヒー一杯で喫茶店で時間つぶしするよりいいよね。

 

f:id:kita0525:20180101013306j:plain

掘っ建て小屋のようなフォルム。

中には内湯が1つのみ。人が入れ替わり訪れていたので脱衣場の分析表は撮れず。

ただ、こちらは塩化物が多い別源泉で、匂いは無くさらさらとした湯ですっきりした感じなので人気なのかもしれません。保温力も抜群。

 

その後高速バスで仙台まで移動して今回の温泉旅は終りとなりました。

高速バスは作並温泉にも寄ったんですが日帰り入浴は終わってる時間だったので・・・。

情報の収集と即断即決が大事だと改めて認識した旅となりました。

 

 

 ◆今回の旅写真

https://photos.app.goo.gl/4fg9hEd7LxR3n1sn2

291228山形県温泉めぐり②(肘折温泉)

蔵王温泉から一度山形駅に戻り、電車で新庄駅に移動します。

大雪によって一部区間で運休があり、ややダイヤが乱れて遅れもありましたが特に問題なく新庄駅に到着。

ここから肘折温泉までバスが出ているので乗り、約1時間で到着しました。

真っ暗な猛吹雪の山道を抜けると、ひっそりと佇む温泉地がありました。けっこう宿が多くてレトロな感じ。

 

<注:夜撮った写真がピンぼけしてたので朝のやつ>

f:id:kita0525:20171231231643j:plain

 

今夜の宿は若松屋村井六助というお宿。外観こそ近代的になってますが館内はレトロな感じにまとめられていて良い感じ。

f:id:kita0525:20171231231830j:plain

 

17時ごろに着いて、まずは共同浴場に入ってくると伝えたら冬季は17時に閉まるということだったんですが、関係者用?のカードキーを貸してもらって入ることができました。(宿泊者は無料券をもらえます)

 

f:id:kita0525:20171231232205j:plain

f:id:kita0525:20171231232328j:plain

 

地元の方が一人入浴されていたので浴槽の写真は撮れませんでしたが、かなり広い浴槽でゆったり入ることができました。注ぎ口のところにコップがあったので飲んでみたら少しエグみがある感じでしたが、とても優しい感じのお湯でずっと浸かっていたくなる心地いい温泉でした。

f:id:kita0525:20171231232609j:plain

罠かよ・・・(ゴクゴク飲んだ)

 

◆温泉分析表

f:id:kita0525:20171231233056j:plain

ほぼかけ流しのようです。

 

宿に戻って夕食。3品プラスしてもらいましたが湯治宿らしく家庭料理のような感じ。どれも一手間加えられていて美味しかったです。

f:id:kita0525:20171231233406j:plain

後で酒を飲むので飲み物は肘折カルデラサイダーにしました。

ちょっと離れたところに炭酸泉のカルデラ温泉があるんですが、その温泉を10%使用したものらしいです。

カルデラ温泉は閉まる時間が早く訪問できなかったのでこれで代用というわけです。

f:id:kita0525:20171231233817j:plain

 

そして温泉。

共同の源泉を使用したもの内湯と自家源泉の貸切湯があります。

こじんまりとした貸切湯でゆっくり入れるのは良いです。

f:id:kita0525:20171231234120j:plain

f:id:kita0525:20171231234141j:plain

匂いと味にちょっと鉄分を感じたとおり、この源泉には鉄分が含まれているよう。

f:id:kita0525:20171231234413j:plain

f:id:kita0525:20171231234503j:plain

余談ですが、ここの水道水はけっこう鉄くさい味がしたので加水によって鉄分が多く含まれているのかもしれません。

 

翌朝は始発のバス(8時)に乗るのでちょっと早めにいただきました。

梅干しが山里らしくガチで塩辛くて悶絶しました。

f:id:kita0525:20171231235044j:plain

 

そしてバスに乗って新庄駅に戻ったのでが、後からバスにカメラを置き忘れたことが発覚。自分ではまったく気づいてなかったんですが運転手さんがわざわざ旅館に聞いてまわって連絡先を調べてくれて、直接連絡&着払いで送ってくれる神対応で頭が下がりました。始発で乗ったのが自分一人だけだったのが幸いしたようです。

 

雪割というキャンペーンもやるみたいなので、雰囲気も温泉も良くて人情も暖かい肘折温泉にみんな行こうな?

f:id:kita0525:20171231235945j:plain

 

291228山形県温泉めぐり①(蔵王温泉)

今年最後の旅は山形県の温泉をめぐることにしました。

 

27日に富山から仙台行きの夜行バスに乗り、朝5時半ごろ山形県丁前で下車。

バスはほぼ定時運行でしたが、大寒波が直撃していて山形市内も大雪。県庁から駅まで歩いて移動するのも一苦労でした。

f:id:kita0525:20171231213419j:plain

山形駅前の様子)

 

そして駅前6時50分発のバスで蔵王温泉に移動。雪のせいかいつもより10分ほど遅れて8時ごろに到着。見通しがきかないほどの雪で樹氷は諦めることに・・・。

実際、頂上までのリフトも悪天候で運休してました。

f:id:kita0525:20171231214429j:plain

 

まずは朝早くからやっている蔵王センタープラザ日帰り温泉「ゆー湯」へ。

フロントで受付してホテル内の階段で下の浴場へ降ります。

カードを受け取ってゲートに通すように言われたんですが・・・

f:id:kita0525:20171231220325j:plain

f:id:kita0525:20171231220352j:plain

ゲートの差し込み口に挿入したところ、電子的な作動音がしないしサイズもガバガバ・・・。もしやと思ってカード入れずにゲートのバー押したら普通に動きました。

カードを入れるとストンと箱に収容されるだけです。

うーん意味あるんだろうかこれ・・・。

 

ゲートの目の前にコインロッカーがありますが、浴室の入り口にも無料の貴重品入れがありました。鍵は硫黄成分で真っ黒。

f:id:kita0525:20171231221508j:plain

浴槽は内湯が1つと、露天風呂が1つ。露天風呂は温度管理されてなくてぬるま湯で浸かっていられる状態ではありませんでした。

 

◆温泉分析表

f:id:kita0525:20171231221725j:plain

 

充分に暖まって夜行バスの疲れも癒えたところで辺りを散策。この時期はほぼスキーヤーばかりで台湾あたりの観光客が多いようでした。

 

◆下湯共同浴場

f:id:kita0525:20171231222144j:plain

 

そして上湯共同浴場に入浴。入り口の料金箱にお金を入れるシステム。

なんと貸切状態でした。

f:id:kita0525:20171231224930j:plain

浴槽広いし天井高くて開放感あるし雰囲気あるわで、今年の共同浴場ベストオブザイヤーに輝いたのでした。

静かな環境で湯の注ぐ音だけを聞いて浸かる幸せ、プライスレス。

f:id:kita0525:20171231222823j:plain

◆温泉分析表

f:id:kita0525:20171231223759j:plain

 

最後は川原共同浴場の隣にあるかわらやで日帰り入浴。

ここも貸切状態で利用できました。

f:id:kita0525:20171231225006j:plain

f:id:kita0525:20171231224054j:plain

小さめの浴槽にすのこが敷かれていて、お湯が底から湧き出ている珍しい方式で他の所と違って柔らかくて優しい感じがしました。もちろん強酸性なのは変わりませんが。

ちょっとなめたらまんま硫酸の味(酸っぱい)です。

湯上り後受付のおばちゃんに雪の状況聞いたら地元民でも大雪レベルだそうで。すごいときに来てしまったな。

◆温泉分析表

f:id:kita0525:20171231224634j:plain

 

こうして見ると源泉によってけっこう成分違うみたいですね。

贅沢な蔵王温泉の旅となりました。

 

291125-27山陰湯めぐり(城崎~浜坂~湯村温泉)⑤

七釜温泉を後にして次は湯村温泉に立ち寄ります。

湯村温泉から大阪方面への高速バスが出ているので乗り継ぎの間にひとっ風呂浴びるという寸法です。

 

七釜温泉からバスで20分ほどで到着。

 

f:id:kita0525:20171203230330j:plain

 

大きな温泉宿が立ち並び、これぞ温泉観光地といった感じです。

 

f:id:kita0525:20171203230604j:plain

f:id:kita0525:20171203230624j:plain

f:id:kita0525:20171203230652j:plain

荒湯の周りには湯つぼと飲泉場があり、ほのかに匂う硫化水素臭が温泉情緒を高めてくれます。

温泉を飲んでみると、かすかに硫化水素の匂いはあるものの優しくまろやかな口当たりでエグみもなく、これで温泉粥でも作ったら美味しいだろうなあと思いました。

 

そして公衆浴場の薬師湯へ。

f:id:kita0525:20171203230950j:plain

 

ここは単純温泉だということはリサーチしていたので、消毒やらの関係でそれほど期待できないだろうなあと思ってたんですが、入浴してみてびっくり。

とにかく泉質がすばらしい。滑らかで鮮度のいいお湯、まったく消毒の匂いもない、なんで???

 

f:id:kita0525:20171203231256j:plain

答え:源泉かけ流しでした(わかりにくいですが右方参照)

f:id:kita0525:20171203231415j:plain

保湿効果があり美肌にいいといわれるメタケイ酸が豊富です。

浴後も肌がしっとりして温泉の〆としては最高でした。

次はゆっくり訪れようと思いつつバスへ・・・(滞在時間1時間)

 

 

バスは大阪まで運行してますが、ここでもまた一つ立ち寄り。

和田山ICで途中下車してやってきたのは有名な天空の城竹田城

 

f:id:kita0525:20171203232153j:plain

f:id:kita0525:20171203232217j:plain

f:id:kita0525:20171203232238j:plain

絶景で良いところでした。めっちゃ歩かされるけど。

竹田城行きのバスに乗ったら近くまで行くと思いますよね普通。ここはバス停から入り口まで900mも登らされるという。

 

f:id:kita0525:20171203232508j:plain

 

ということで竹田駅から続く駅裏登山口がオススメ。(帰りはここから)

中腹あたりから少し勾配がきついところもありますが、出口はもう入り口裏だしね・・・。

 

f:id:kita0525:20171203232759j:plain

登山道の入り口近くで見事な紅葉にもありつけました。

f:id:kita0525:20171203232915j:plain

なお、入り口はホームからも見えます。

 

後は電車に乗って姫路経由で出張地の大阪まで行って旅はおしまいです。

 

 

余談:姫路駅近くの龍力ショップで飲んだ美酔香泉がうまかった。

f:id:kita0525:20171203233310j:plain

f:id:kita0525:20171203233352j:plain

 

一連の旅写真はこちらにあります

291125-27山陰湯めぐり(城崎~浜坂~湯村温泉)④

餘部駅から浜坂駅に移動しました。

駅前に大きな看板はありますが、街中に人気はありません。

バス停前に足湯があります。

f:id:kita0525:20171203221749j:plain

f:id:kita0525:20171203221844j:plain

しばし足湯に浸かってぼんやり休憩。

 

f:id:kita0525:20171203221855j:plain

消雪用の水源探してたら温泉掘り当てたというのが由来だそうで

各家庭にも配湯され、蛇口ひねれば温泉という夢のような環境がここに。

 

f:id:kita0525:20171203222133j:plain

 

ぶらぶらと駅前から周辺を歩いてみましたが、まったく観光地っぽい感じもなくお店も閉まってたりと寂しい感じ。入浴施設のユートピア浜坂に石碑が立っていました。

 

f:id:kita0525:20171203222406j:plain

近くの店でたまごを買って、自分で温泉たまごを作る場所もありましたが

たまごを売っている所が見当たらない・・・。

なお、ユートピア浜坂は時間の関係で入浴せず。

 

f:id:kita0525:20171203222542j:plain

温泉を特に観光に利用するといった感じはなく、文字通り湧いて出たものだからありがたく地域の福祉に使用している、といった印象でした。

そんなに立派なものでなくてもいいので駅前でひとっ風呂浴びられる施設あるといいんだけどなあ。

 

今夜の宿は七釜温泉という所ですが、ぶらぶらしてたらバス待ちの時間が微妙になったので歩いていきました。駅前から30分ほどの距離です。

f:id:kita0525:20171203223247j:plain

この温泉地も浜坂と同じように井戸掘ってたら湧いたという温泉らしいです。そしてすべての旅館で源泉かけ流しとのこと。公衆浴場のゆーらく館も同様で、かなり賑わっているようでした。

f:id:kita0525:20171203223558j:plain

そして今日の宿、安楽荘に到着。

 

f:id:kita0525:20171203223711j:plain

こたつです。旅館というより民宿っぽい感じですね。

 

お風呂はもちろん温泉で共同利用、ですが使っているときはドアを占めて電気をつける(使い終わったら電気を消す)というシステムのため、基本的に貸切利用です。

朝は混み合うので早めに入ったほうがいいですね。

f:id:kita0525:20171203224032j:plain

ちょっと濁ったお湯で熱め。

f:id:kita0525:20171203224042j:plain

浴槽の上のオブジェはカニ。蜘蛛に見えるけど。

 

さすがに源泉かけ流しだけあってお湯の鮮度は抜群です。「こたついらず」の温泉と呼ばれているようで、入浴後も湯冷めしにくく暖房もしばらく切るほどの効果でした。

f:id:kita0525:20171203224357j:plain

なぜか客間の廊下の上のほうに掲げられていた分析表(見づらい)

 

そして夕食。

少なめにしたんですが、けっこうな品数がありました。カニはセコガニ(ズワイ雌)。

同じ日本海側なので名産被りまくりでしたが、良い素材を使っていました。

カニはハサミも取り出す器具もなく、自分でカニを割って食べるガチなスタイルでした。微妙な手抜き感がいい味を出してます。

f:id:kita0525:20171203224840j:plain

ただお酒はたいしたものが無かったので、夜飲み用に確保したものを出しました。

予想通り酒が進みすぎてやばい。

f:id:kita0525:20171203225021j:plain

 

夕食後はまったり携帯ゲームをしたりして23時には就寝。静かな夜でした。

 

 

翌朝。

朝食はちょっと残念な内容。温泉卵や海苔がない・・・。

f:id:kita0525:20171203225418j:plain

 

最後に温泉入ってチェックアウト。まずまずの内容でした。

 

次が最後になります。

291125-27山陰湯めぐり(城崎~浜坂~湯村温泉)③

城崎温泉駅を出発し12時38分、目的地の鎧駅に到着です。

f:id:kita0525:20171203114850j:plain

f:id:kita0525:20171203114924j:plain

f:id:kita0525:20171203115015j:plain

有名な秘境駅(というほどでもないけど)で、見事な絶景。一度降りてみたかったんですよね。

ちなみに降りたのは自分一人だったので景色を独り占めできました。やったぜ。

 

ここでまったり過ごしてもいいんですが、次の電車が約1時間半後なので、隣の餘部駅まで徒歩で移動します。調べていてわかったんですが、舗装された「たかのすの森 ハイキングコース」なるものがあったんですね。

 

鎧駅を出て線路沿いに右手方向へ行くとほどなくして入り口が見えてきます。

f:id:kita0525:20171203115321j:plain

f:id:kita0525:20171203115416j:plain

道幅は広く綺麗に舗装されていて、ベンチなどもありとても歩きやすい道でした。

歩きはじめは波の音、そして鳥のさえずりが聞こえる静かなハイキングです。

元々は住民の生活用道路だったらしい。

 

f:id:kita0525:20171203115611j:plain

きのこ?

 

f:id:kita0525:20171203115642j:plain

なんか毒々しい・・・南天じゃないよねこれ。

 

30分ほど歩くと展望台が見えてきました。

f:id:kita0525:20171203115904j:plain

右手に鎧駅(方面)、左手に餘部駅を眺めることができます。

f:id:kita0525:20171203120026j:plain

f:id:kita0525:20171203120110j:plain

 

さらに30分ほど進むと餘部駅が良く見えるポイントがありました。

太鼓がドンドン鳴っているのが聞こえて何かイベントやってるのかな。

f:id:kita0525:20171203120213j:plain

 

ほどなくして道の終点に来ました。近くに小さな道の駅があります。

餘部駅方面からは、鉄道グッズの店の正面の橋を渡って道なりに行くと入り口があります。

f:id:kita0525:20171203120559j:plain

 

f:id:kita0525:20171203120706j:plain

やっぱりイベントやってた。

餘部駅直結のエレベーターがまさに今日開通したようで。限定品らしい空の駅カードをゲット。

f:id:kita0525:20171203120857j:plain

 

エレベーターをあがるとそこは鉄橋の上。絶景でした。

f:id:kita0525:20171203121107j:plain

f:id:kita0525:20171203121128j:plain

f:id:kita0525:20171203121407j:plain

f:id:kita0525:20171203121156j:plain

 

そして13時59分の浜坂行きに乗車。

f:id:kita0525:20171203121441j:plain

 

続きは次の記事で。