BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

291125-27山陰湯めぐり(城崎~浜坂~湯村温泉)②

翌朝。また城崎温泉へとやってきました。

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朝から開いている店はほとんどなく、散歩がてら外湯巡り。

外湯の入浴料が600ー800円なので外湯めぐり券を買いました。(1200円)

2回入れば元が取れるっていう。回数でなく1日券なのでちょっと使いづらいけどね。

 

なお、温泉は集中管理方式で配湯されているので、どこへ入っても泉質はまったく同じです。街全体を1つの旅館と見て趣向の異なる風呂に入るのに近いかな?

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足湯の分析表より。足湯は加水あり、循環消毒なし(他はあり)でした。

 

以下、ざっと外湯の感想・評価まとめ(まんだら湯は休業中)

 

■さとの湯

城崎温泉駅すぐそばにある新しい外湯。時間の関係で入れなかったので感想なし。

 

■柳湯

前日に入浴。感想は前日のレポ参照だが、風情があって良い。

おすすめ度:★★★☆☆

 

■地蔵湯

駅から近いこともあってわりと混んでいる。中は大きな内湯が一つで、石庭を模したシンプルなオブジェがある。他に特徴はあまりないので湯めぐりでないなら入らないほうがいいかも。

おすすめ度:★☆☆☆☆

 

■一の湯

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城崎温泉の象徴的存在らしい。内湯と名物の洞窟風呂(半露天)がある。ただし洞窟は半円状のドーム型でそれほど洞窟感はないので残念。施設は大きく休憩所も広い。

おすすめ度:★★☆☆☆

 

■御所の湯

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見事な和風建築で、内湯は壁に檜板を使用し浴槽のバリエーションが多い。大きな窓ガラスを挟んだ隣の露天風呂はダイナミックな人口滝と庭園を眺めることができる。

飽きさせない工夫と作りが素晴らしいので思わず長湯してしまった。

おすすめ度:★★★★★

 

■鴻(こう)の湯

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元湯近くにあり、温泉街の外れのほうにあるため比較的空いている。

内湯と広めの庭園露天風呂がある。休憩スペースも空いているのでゆっくりしたい場合におすすめ。

おすすめ度:★★★★☆

 

けっこう時間に余裕を持っていたはずなんですが、湯めぐりすると意外と時間かかりました。おかげで昼食とる余裕がなかったっていう。

 

11時56分の鳥取行きで城崎温泉円から次の目的地へ。

291125-27山陰湯めぐり(城崎~浜坂~湯村温泉)①

週明けの大阪出張に合わせてぐるっと山陰地方の湯めぐり旅をしてきました。

 

電車で敦賀まで出て小浜線に乗り換え、西舞鶴から近畿丹後鉄道で豊岡まで移動します。東舞鶴から西舞鶴までは1駅なのですが接続が悪く30分のロス。

 

そういえば小浜線の電車のボックス席の背が向かい合ってて、謎のスペースがあり不思議に思ってたのですが

 

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折りたたみ式の座席があったんですな。(地味にカルチャーショック)

 

近畿丹後鉄道は観光列車も多く、自分が乗車した普通列車も窓が大きめで景色がよく見えてなかなか良い感じ。

 

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(あかまつには乗ってません)

 

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メインは城崎温泉以降なのですが、せっかく丹後ルートを通っているので立ち寄り湯をすることにしました。。
丹後にも温泉地は点在していて、あの天橋立にも存在しますがわざわざ人の多いところに入るのもアレなので、網野駅から徒歩で約30分のギリ徒歩圏内にある浅茂川温泉というところに決めました。

なお、網野駅の隣には歴史のある木津温泉夕日ヶ浦温泉がありますが人が多そうなので前述の理由でパスすることに。

 

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浅茂川温泉・静の里は港の目の前の高台にあって、海を眺めて入れるという景観を売りにしていて、泉温44.5度の源泉浴槽もあるそうなので期待をしてました。
が、不運なことに男湯の露天風呂がボイラー不調のため使用中止・・・。
内湯はいくつかありましたが、それほど広くないわりに地元民で賑わっていたため、なかなか窮屈。泡風呂の作用か消毒剤の匂いが浴室に充満していた(さいわいい湯はそれほど匂わない)。泉質はおそらく単純泉のようで特色はなく、加温循環し(源泉浴槽はそのまま)、消毒している模様。残念ながら分析表の掲示は見つからず。
なお、内湯からでも大きな窓ガラス越しに海を眺められますが、夕陽は山が影となり見えないです。入浴料金が600円と割高なので温泉施設の評価としてはいまひとつでした。

 

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しかしながら、近辺は昭和を感じさせる板張の家屋が建ち並ぶ港街で雰囲気は良い。

特産品の織物の産地らしく織機の音が響くのも良い。
日暮れ時の帰り道、有線で夕やけこやけが流れ哀愁コンボが見事に決まったので個人的には逆転勝利である。(見事に帰り道で体冷えてしまったけど)
なお、静の里と網野駅間は路線バスが運行しているようです。

 

そして豊岡駅まで移動し、ホテルにチェックイン。城崎温泉に向かいます。

本当は城崎温泉に宿泊したかったんですがハイシーズンの週末だったので宿がとれませんでした。

 

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駅前にカニ

 

城崎温泉はもっと賑やかな温泉街かと思ってたんですが、駅前から一之湯までの間はちょっと暗く、静かな温泉街でした。

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このときは柳湯に入りました。中は檜板をふんだんに使用した内湯が一つで、良い雰囲気でした。お湯の消毒剤の臭いも檜の香りが中和してくれます。ガツンと決まる熱めの温度。

 

温泉から上がった後は一の湯付近にある「坂本屋酒店」でクラフトビール。酒屋ですがショットで日本酒やビールを飲めます。あまり飲むスペースはないけど。

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とりあえずヴァイツェン。サーバーから注いでいるので泡が滑らかで美味しい。

カニビールというのが気になったので聞いてみると、カニを使っているわけではなくカニに合うビールとのこと。

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日本酒は半合もあり多め。色々飲んでみましたが、この辺りのお酒は旨味が強いものが多く料理と合わせると良いのかなと感じました。

 

どこかでご飯食べて帰る予定でしたが閉まるのも早いみたいでめぼしい所もなく、結局豊岡でご飯食べました。

 

 

 

 

【日帰り温泉】白峰温泉 御前荘

めっきり寒くなってきて朝から小雨降っていましたが

ちょっと晴れ間がのぞいていたので今季最後の日帰り温泉行ってきました。

(ウィンタースポーツはしないので冬季の山道は遠慮したい派)

 

ちょうど昼時だったので途中の道の駅瀬女の蕎麦屋「山猫」に立ち寄り。

いつもは昼ごろには売り切れている人気店なんですが、今日は空いていて普通に入店。

「鴨せいろ」を注文。お値段1750円とかなり高め(近隣の店も高いけど)。

 

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つけ汁はかなり味が濃いめで炙った鴨肉が美味しい。新蕎麦らしいけど、蕎麦だけを食べても蕎麦の風味や香りが弱い。つけ汁の味に完全に負けてしまうのでちょっと微妙。

鴨せいろは細麺だったけど、太麺のおろし蕎麦も提供しているので、そちらのほうが良かったかも。大根も辛いやつが選択できるらしい。

〆の蕎麦湯も微妙だったが、蕎麦茶は美味しかった。

量があまり多くないので丼セットのランチセットがあるが、なぜかソフトクリームがついている。ここの自家焙煎のハンドドリップのコーヒーは美味しかったのでこれが選択できればなあ。

 

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そして温泉は以前訪れた白山天望の湯が定休日だったので、お隣の御前荘で日帰り入浴。800円と天望の湯より150円高いが、その分日帰り利用する人が少ないのか貸切状態で使用できた。眺めもずっと良い。

 

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紅葉と温泉をゆっくり味わえたので高評価です。

 

■温泉分析書

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お隣の天望の湯と同じ源泉を使用。

浴槽が小さめで利用者数も限られているためか、塩素消毒はほとんど感じない程度。

峰温泉は良質のぬるぬる重曹泉なのでこの辺りでは一番好きですね。

 

291111 沖縄ちょこっと旅

会社の行事で沖縄に行ったのでちょっと観光してきました。

といっても来るのも2回目。今回は時間があまりなく離島も厳しいので近場ですませてます。

 

まずは「ガンガラーの谷」という所へ。有名な「おきなわワールド」の前です。

 

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天然の鍾乳洞をそのまま利用したカフェもあり、予約制のツアーもあります。奥に進むにはツアー参加が必須となります。

 

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余裕をもってツアー時刻より早めに来たのでコーヒー飲みながらしばらく待機。サンゴを熱して豆を焙煎するという「35COFFEE」を飲んでみましたが、コクがありなかなか美味。お値段も350円と安いのでおすすめです。(那覇空港などでも飲めます)

 

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そのうち時間となり、片桐はいり似のお姉さんに連れられて奥のほうへ行くとさながらダンジョンのようで楽しい。

このあたりは港川原人などガチで古代の遺物が出土するエリアで、カフェの辺りでも出土されているとか。

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ツアーの出口はなんとおきなわワールド内。このままエイサーとか見れたりしますが、玉泉洞やら有料施設は別途入場チケットが必要です。

ちょうど昼時になったのでエイサー広場の近くにあるクラフトビールのカフェで飲み比べ。

 

■左からIPA,BLACK ALE,ALT,KOLSH

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アルコール度数が低めのためか、どれもすっきりした飲み口でした。4つの中ではモルトの香ばしさとコクのバランスが良いALT、一口目から鮮烈な柑橘香のするアメリカンスタイルのIPAが良かったです。

IPAが良かったので限定醸造のDOUBLE UP IPAも飲んでみましたが、これは単品よりフードと相性がいい感じです。(しかしフードは基本的にしょぼい・・・)

 

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いい感じで酔った後、エイサーの公演見たらバスで那覇市内に戻りました。

王国村と玉泉洞には今回行っていません(内容被りそうだし)。

バスから車窓眺めていると、沖縄はやっぱり観光が主要産業なんだなあということを実感。食べるところやお土産店がとても多い。

 

さて、那覇市内に戻りホテルにチェックインしていい頃合いになったので、まずは腹ごしらえ。沖縄といったらやっぱりステーキでしょう。

 

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実は以前沖縄を訪問した際に「やっぱりステーキ」でステーキを食べて驚愕した経験からの再訪でした。上質な赤身肉をレアでいただくと柔らかくてしつこくないので、スイスイ胃袋に入っていきます。200gで1000円。旨くて速くて安いし最高。

セルフでご飯・スープ・サラダも食べ放題です。

一人でも入りやすい綺麗な店内で利用しやすく、ステーキ食べるならここはおすすめです。

 

食後はぶらぶらと歩き、国際通りを通り過ぎ、やってきたのが公設市場(の路地)あたりのカオスなエリア。ここは朝から酒を飲める酒クズの聖地で「せんべろ」(千円でべろべろ)を体験しにやってきました。

このあたりは迷路のようで、どこを歩いているのかも分からなくなるほど。これがまた探検感覚で実に楽しい。

 

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有名店はさすがに人がごった返していたのでスルーして、おまかせ串10本とお酒3杯で1000円と激安の店があったのでせんべろ。

 

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普通に串揚げも美味しかったので、自分的にはこれで必要充分ですね。

この後、せんべろのハシゴしようと市場通りからちょっと離れたところに行ったんですがせんべろは終了していると言われて残念でした。市場以外だと開店時間付近とかの縛りもあるかもしれません。(それでも全体的に居酒屋の相場は安い)

 

沖縄の飲みの〆はステーキらしいので、最後もステーキ。

サウザンドステーキという所にやってきました。

 

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ここも200g1000円から。ステーキ以外のメニューもわりとあるようです。ここはご飯とスープは強制的についてくるので、いらない場合は前もって言うと良さそうです。(食べられなかった)

なお、ここは焼き方を指定できて、ついミディアムでオーダーしたら肉の固さが出てきてしまったので赤身肉はレアでオーダーするのが良さそうです。

固くなってしまいましたが、スジもなく良質な赤身肉でゴムのように噛み切れないような肉でなかったので完食。

沖縄のステーキのコスパを知ったら下手にステーキ食べられなくなりますね。

地元にいきなり出店したステーキ屋は一度行って次行こうとは思わなくなりました。

 

沖縄行ったら左手に千円握りしめてステーキ、右手に千円握りしめてせんべろですよ。

 

 

写真いろいろ(グーグルフォト)

291103-04香川県~小豆島の旅⑥

ラストになります。

 

■11/4

森國酒蔵のあともひたすら歩いて坂手港方面へ向かったのですが、かなり時間もかかってしまったのでバスに乗って移動したほうが良かったです。

 

そして坂手港に着いたら山手の脇道の細い路地を登り、小豆島でクラフトビールを製造している「まめまめびーる」を訪問。

店内の入り口が周りに同化しているため、めっちゃわかりにくいので注意が必要です。(わりと探しました)

 

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↑この目立つ現代アートのすぐ近くにあります

 

■まめまめびーる店内

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とりあえず飲み比べをオーダー。「しろまめまめ」は瓶のみだったので瓶で購入することにしました。

 

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右から米と米こうじを使用した「きんまめまめ」、甘夏を使用した「あかまめまめ」です。ビールに添加する材料は小豆島産にこだわっているとのことでした。

きんまめまめは、甘い香りが特徴でバニラにも似たような感じを受けました。ヴァイツェンタイプだと思うのですが甘い香りのものが好きなので一押し。

あかまめまめはやや酸味のある柑橘香のビール。すっきりで爽やかでした。

 

そして後から「くろまめまめ」。これはもろみを使用したもののようでビターな味わい。たしかにもろみの香りが後に残ります。醤油の味はしませんよ(念のため)。

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そしてまめまめびーるさんには自慢のテラス席もあります。あいにく午後から曇ってしまったのですが、天気がいい日はとても気持ちよく飲めそうです。

 

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さて、充分にお酒と景色を楽しんだので一気にバスで土庄方面に戻り今夜の宿「ホテルグリーンプラザ小豆島」にチェックイン。

 

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ここは小高い崖にある一軒宿でオーシャンビューを売りにしていました。

 

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夕暮れを見ながら入れる露天風呂は最高。日が沈んでも月や星を眺めながら静かに湯につかっていると非日常感を味わうことができます。

写真のように、時折フェリーが近くを通ります。

 

もちろん部屋もオーシャンビュー。

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ただ、いちおう温泉となってはいたのですがお湯は島内のグループ会社のホテルからの運び湯で、ギリギリ温泉と呼べるものを循環して使いまわしているため泉質は都会の銭湯レベルです。消毒の塩素臭が強い・・・。

 

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また、夕食は鯛しゃぶをつけていたんですがほんの少ししかなく、刺身も小鯛を使っていて歯ごたえもないので大ハズレ。何より料理の説明も一切無い、着席と同時に勝手に鍋に火をつける、御用伺いもないなどサービスが悪いのが気になりました。

味は悪くないんですが、無駄に量と品数が多い・・・。(でかいカワハギ?の煮付けは蛇足)

安宿なら相応と割り切るんだけど、それなりのお値段なんですよねえ・・・。

 

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まあ、不満点もそれなりにあるけど露天風呂は良いのでその点は評価できますね。

 

夜食は「しろまめまめ」のビールとモリクニベーカリーの大吟醸酒粕あんこのコッペパン

 

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しろまめまめはうどん用小麦を使い、コリアンダーシードなどを添加したベルジャンスタイル。アルコール度数が4%のためか口当たりはやさしめ、すっきり爽やかな印象が強かったです。

大吟醸酒粕あんこは絶品。大吟醸の香りとあんこって相性いいんだなあ。上品な甘さでおつまみスウィーツですよこれは。

 

とまあ、いろいろありましたがこんな感じの旅でした。

 

 

香川ー小豆島の写真いろいろ(グーグルフォト)

291103-04香川県~小豆島の旅⑤

■11/4

宿で朝食をとり8時ごろにチェックアウト。小豆島の観光名所、寒霞渓(かんかけい)に向かいます。乗るバス停を見失って危うく乗り遅れそうになりましたが。

島内を走る路線バス「オリーブバス」は距離に関わらず上限が300円なので利用しやすく、1日乗車券などフリーパスもあり自分はバス車内で購入しました。

いったん草壁港で乗り換え、寒霞渓に到着。

フリーパスを見せるとロープウェイの運賃が1割引になります。

 

展望台から山並を眺めると思ったより紅葉も色づきはじめていました。市街地方面は少しかすんでいてあまり見えなかったのが残念でした。

 

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周りにはお土産屋とかレストランなどがありましたが、特に見回るところもなかったので1時間ほどで戻ることにしました。

登るときはロープウェイの窓際を確保できなかったので下りは列の具合を見つつ最前列になるように調整し、見事窓際をゲット。

 

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迫りくる岩肌を抜けたり、奇岩をまじかに見りたりするので、正直ロープウェイが一番の絶景スポットでした。これは最前列とるべき。

 

寒霞渓を堪能したあとは再びバスで草壁港に戻り、そこから坂手港までぶらぶら歩くことにしました。後から思い知ったんですがわりと距離ありました。

馬木という地区に入ると、そこは醤油蔵が立ち並ぶ「醤(ひしお)の里)」と呼ばれるエリアとなり、黒壁の建物と細い路地を見ながらの街歩きはとても楽しいものでした。

 

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途中、現代アートにも出会えたり

 

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ちょうどお昼どきになったので、ヤマサン醤油のお土産処件食事処でランチ。

ご当地メニューらしい「ひしお丼」のチャーシューをオーダー。

 

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甘めのふわふわな卵と醤油でしっかり下味のついたチャーシューに生野菜、下のご飯も白飯ではなくしっかり醤油のタレを染み込ませたものでした。

隣にある三年間熟成した「もろみ」をつけて食べると、ガツンと醤油の旨味が加わってとても美味でした。塩辛いけど病みつきになる味。富山ブラックの「大喜」に通ずるところがあると思うので、パンチの効いた醤油味が好きな人は試してほしいところです。

お土産にこのもろみを買ってしまいました。白飯につけても美味い・・・!

 

次に醤の里エリアにある小豆島唯一の日本酒蔵、「森國酒蔵」に寄りました。カフェは落ち着いた感じでオシャレ。カウンターで飲み比べセット(1500円)を注文。

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飲み比べは純米吟醸の「ふわふわ。」、吟醸の「ふふふ。」、純米の「うとうと。」、本醸造の「びびび。」の4つ。

どれも^香りの華やかなタイプのようでした。

ふわふわとふふふはちょっと後味の甘みを強すぎる感じがしたので、個人的にはうとうと。旨味のバランスとと後味の爽やかなキレが良く、米どころというわけではないのにこのレベルを出せるのは驚きました。

なお、少量ならおちょこで試飲させてくれるようです。

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こうしてみるとBARカウンターのようです。つまみや軽食もあるのでここだけで半日は過ごせそう。

 

また、近くにはモリクニベーカリーというところがあり、米粉や麹から作られた甘酒を練り込んで作られたコッペパンを販売しています。

ここでは夜食用に大吟醸酒粕をあんこに練り込んだものを購入。こじんまりとした店内ですが明るく開放的でした。

 

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それほど混んでいるわけでもなく、静かでいいところだな小豆島。

 

長くなったので記事を分けます。次で最後になります。

 

291103-04香川県~小豆島の旅④

■11/3 続き

 

午後からはフェリーに乗り小豆島へ向かいました。

瀬戸内海はおだやかで良い天気の中、爽快なクルーズ。観光路線のためかフェリーの設備などはとても綺麗でした。

 

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約1時間ほどで小豆島の土庄港に到着し、観光マップを見ながら近場に面白そうな所はないか探したところ、高見山展望台というものがあったので向かうことに。

 

ぶらぶら歩いて目的地付近に来るもまったく人気がなく、おそらく展望台に通じる遊歩道も草木が生い茂る暗い道だったので大丈夫かと思いつつしばらく進んでいくと・・・

 

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ありました。既に閉鎖され廃墟となった展望台が・・・。

 

当然、周りも手入れなどされているわけもなく、伸びた草木によって眺望も台無しになっていたので残念な結果となりました。観光マップから削除するべきだろ。。。

 

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(精一杯のあがき)

 

高見山展望台(遺跡)を後にして、次は鉄板の観光スポットらしいエンジェルロードへ。ちょうど夕暮れ時で綺麗な光景でした。恋人の聖地かなんだかになっているようで、周りはカップルだらけでまったく反吐がでますね。

 

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ちなみにカップルが集まっていたこの神社は「蛭子神社」なんですが、蛭子って何かわかってないんだろうなと思いつつ。(ご利益は商売繁盛とかじゃなかったかな)

 

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そして、今日の宿はカフェをやっている店舗の2Fに宿泊する「民宿オアシス」です。こじんまりとしつつも充分で必要綺麗な部屋でした。

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チェックイン(お店に入って声をかける)後は自宅部分の玄関から自由に出入りできるので気兼ねなく出かけられます。

 

夕食にはまだ時間が早かったので、とりあえず風呂(温泉)に行きます。

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スーパーマルナカの敷地にある日帰り温泉施設で、売りはオーシャンビューの露天風呂。自分が入ったときは夜だったので何も見えなかったので入るのなら日中でしょう。(朝はやってない)

この施設、入館料が700円もかかるわりにはスパ銭というには寂しい設備で、あまりお客さんも見かけませんでした。地元民が利用するにはちょっと微妙かも。

温泉はしっかり成分の濃い、ちゃんとした温泉だったのでその点は評価できます。

 

■温泉分析表

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なぜか2種類掲げられていましたが下のものが日付新しいので、こちらを信用するべきなのだろうか。

 

風呂からあがり、宿に戻って下の店舗で夕食です。

普通の店より1.5倍ほど高く(観光地価格?)メニューも少ないので、一人利用にはあまり向いてませんでした。味も普通。

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グラスワイン(660円)と小豆島小エビのフリッター(800円)

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オリーブ牛のステーキ(時価。このときは3300円)高いわりに少なくて微妙・・・

 

ご飯食べたら眠気が襲ってきたので早めに就寝しました。

 

次は小豆島をめぐります。