BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20191026-1028東北~道南(函館)湯巡り(1/3)

函館出張に合わせて湯巡りと去年の東北夏旅での未達成点を回収してきました。

 

26日の朝、地元の空港から仙台へのフライトは無事定刻でひと安心。

というのも、前日夜は東北地方が大雨で夜便が欠航になっていたからです。

1日2便しかないので朝便が欠航したら26日の予定は宿も含めキャンセル必須という危ない条件でした。まさか台風の影響がこの時期にまで及ぶとは・・・。

 

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穏やかなやや曇り空。雨も降っていなかったので予定通り仙台から新幹線で盛岡まで移動。仙台駅のホームが混んでいて地味に乗り遅れそうになりましたが。

 

盛岡駅から35分ほど歩いてやってきたのが「ベアレン醸造所」。ベアレンビールは盛岡が誇るクラフトビールです。

 

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ビールの出る蛇口は見学予約(飲み放題つきのプラン)じゃないと体験できないらしい。残念。

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せっかくなので工場直の樽生(クラシック)を一杯。柔らかい風味となめらかな口当たり。運動して汗をかいたのでいっそう美味しくいただけました。

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売店にガチャ・・・だと?

よし引いてみよう。

 

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ナニコレ。ハズレなのかネタ的には当たりなのか・・・? 一本600円だそうです。

酸味が強くて野性味(比喩)のあるなんか不思議な味でした。薬と思えば・・・?

 

帰り道に「福田パン」に立ち寄って惣菜パンを購入し、盛岡駅から大館駅行きの高速バス車内でランチ。

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大きくてふわふわのパンにからしバターが絶妙でとても美味しい。(野菜サンド+じゃじゃ味噌)

福田パンが地元で愛される理由が分かりました。トッピングもたくさんあるし。

 

大館駅でバスを下車。

電車の乗り換え待ちに駅前をぶらぶら歩いていると「秋田犬の里」という所を見つけました。綺麗で広い建物で、お土産品も販売しています。

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前回訪れたときは気づかなかったんですが(大雨でバタバタしていた)ここ大館は秋田犬発祥の地らしいです。

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あれこれ見回っているうちに時間が来たので弘前方面の電車で2駅の陣場駅まで移動し、駅から今日の宿まで送迎してもらいました。

今日の宿は「日景温泉」というところ。

 

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ややハイクラスの価格帯で、2種類の源泉にスイートルームはさらに専用の源泉もある秘湯宿です。ここは一人旅プランがあるのが嬉しい。(ホームページからの予約)

なんと大館市ふるさと納税の返礼品に宿泊券があります。

www.furusato-tax.jp

 

館内は歴史ある建屋をリノベーションしていて綺麗です。

イクラスを求めるとちょっと気になるところがありますが、まあ上等な部類の造りでしょう。

ここはTVもなく秘湯感の静けさを売りにしているんですが館内のBGMが気になったり、団体客がちょっと騒がしかったりするのでそれなりです。

 

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さて、温泉宿に来たからにはさっそく温泉です。

まずは一階の「ぬぐだまる湯っこ」から。硫黄を含む塩化物泉で濃度が高く、かなり強い温泉です。

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内湯は青森産ヒバを使用した浴槽に薄く白濁の湯が掛け流されていました。床や天井は温泉の成分で白いものが付着していました。奥に浅い寝湯があるのも嬉しい。

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露天風呂はひょうたん型の浴槽でボコボコと勢いよく湯が注がれています。お湯の白さは露天でいっそう引き立ちます。お湯は硫黄(硫化水素)の匂いとアブラ臭が混じってゴムのような香りがしました。

浴槽の底の葉っぱの沈殿物がさらってないのがちょっとマイナスだったかな?

まあ、旅館の浴槽という期待値の高さはありますが。

 

晩は豪華な旅館のフルコース。

半個室の食事処でいただきます。

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料理は文句のつけようがなく、地元の名産品をふんだんに使用した懐石。

(通常プランよりランクアップさせています)

 

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北鹿の飲み比べセット(1500円)をつけて。

ただ、ここは飲み物はかなり良心価格だったので別に注文しても良かったかもしれない。珍しいお酒もありました。

 

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〆のご飯物は比内地鶏のきりたんぽ鍋で悶絶するほど美味しい。

漬物はいぶりがっこといぶりきゅうり?で酒が進むんですが最後なのでほとんど酒が残っていませんでした。

料理は大満足です。

 

なお、温泉は23時までと案内がありましたが夜通し入れるようです。

ただし自己責任ということでした。

硫化水素ガスは換気されてなかったり大量に吸うと中毒起こすので怖いですね。

 

かくいう自分も温泉分析のために匂いをかぎすぎてちょっと頭が痛くなりましたが。

 

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続きます。