BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20170526-0528 おんせん県大分湯巡り①

九州に出張する予定があり、それにあわせて金、土、日の三日間で「おんせん県」大分の温泉を回ってきました。

 

今回は山間や駅から離れたところに行くので「SUNQパス」を使います。高速バスを含めほとんどの路線バスが乗り放題。北部九州版は3日間使えて8000円です。

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なお、熊本から大分へ移動したので、新幹線とは競合しなかったのですが新幹線もネット予約で早割を使うと半額くらいになります。すごいぞ九州。

 

金曜の昼に用事が終わったので、熊本駅から高速バス「やまびこ号」で大分県へ移動。昼食は駅内の物産館で買った有名な駅弁「鮎屋三代」。味がよくしみていて確かに評判通り美味しいです。(車内が揺れるため注意を払いつつ撮影)

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途中、道の駅すごうで休憩をはさみ、竹田温泉花水月で下車。

熊本駅前 1320 → 1632(1617) 竹田温泉花水月

※カッコ内は到着予定時刻

鉄道旅ではほとんど気が付かなかった盲点。バス旅は定時運行するとは限らない!

予定より15分も遅れてしまったので、長湯温泉行きに乗り遅れないように慌てて豊後竹田駅に走りロッカーに大きな荷物を放り込み、駅前でバスに飛び乗りギリギリセーフ。乗り換え時間わずかに3分でした。

 

竹田駅前 1635 → 1721 桑畑

長湯温泉手前の桑畑で下車すると目の前にあるのが、今日の宿「万象の湯」です。

 

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立ち寄り湯をメインでやっている?宿で、湯治向けの客室がわずか6室なので静かです。というかあまり人気が無い・・・?

おしゃべりな宿の主人によると、今日は自分のほかに2組しかおらず大浴場は地元の人が中心とのこと。遅い時間帯になるとわりと空くらしいです。

 

洋室シングルはコテージの一室のようで、内装は最近直したのかどこも綺麗でした。

まあ、一泊二食で1万円程度なので割安というわけではないですが。

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共同の炊事場(湯治のなごり?)には電子レンジとなぜか熱燗器まで。

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大浴場はそれほど広くなく、手前に2人がやっと入れるくらいの水風呂、外にはこれまた小さなぬるめの露天風呂がありました。すべて源泉かけ流し。

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(成分分析表)

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特筆すべきは、ここの水風呂で、おそらく源泉に近い成分をもった地下水(炭酸泉)のため、常に泡が出ていて爽快感があります。

水風呂は苦手だったんですが、ここの水風呂はとても気持ち良くて苦手イメージが払拭されました。そして交互入浴を2往復し満足したところで夕食に向かいます。

 

夕食はバイキング形式、といいつつも品数は少なめ。口コミでも評判は芳しくない。

なので、その点を織り込みつつ、名物のエノハ唐揚げ(別注文)付プランを選択していました。エノハとはアマゴの別名だそうです。

頭からかぶりついても、小骨のいやらしさや臭みもなく、柔らかい白身が上品な味わい。確かに絶品だったので長湯温泉に来たら食べるべき一品です。

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さらに、どーんと2枚のステーキ肉がプラス・・・。ステーキフェア開催中のサービスだったんですが、少食なのでこれは予想外。明らかに外国産のお肉だけど、固すぎることもなく炭火焼きでそこそこ美味しく食べれたのでなんとか完食しました。(残すのはご法度なので)

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そして、もうひとつの目的である50倍カレー!  

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 をご飯茶碗半分くらいで試食。

口の中が辛いというより痛みで感じるレベル。ジャリジャリして苦辛い。自分も辛党ですが余程の辛党マニアでない限りきついでしょう。それをこんなに大量に作って何がしたいんだろう・・・?

これに限らずバイキングの料理やご飯もかなり余っていたし、バイキング形式やめればいいのになあ。味は悪くないのに。(もったいない)

 

食べ過ぎたので、腹ごなしに長湯温泉のほうをぶらぶら。宿から10分程度で入り口につきます。静かでいいところですね。

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(入り口の飲泉場)

 

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小一時間ほどぶらぶらして腹の具合も落ち着き、汗もかいたので2回目の入浴は貸切湯を利用しました。(宿泊客は無料で使える。最初に説明無かったけど・・・)

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広めの浴室に水風呂・内湯・半露天風呂のセット。これはすごい!

ただし時期と時間が悪かったのか半露天のほうは光に集まってきた虫の死骸らしきものが沈殿してるっぽかったのでスルー。

内湯と水風呂を贅沢に堪能してきました。誰にも邪魔されないのっていいね。

 

風呂あがりは道の駅すごうでゲットしたクラフトビール「くじゅうビール王 ヴァイツェン」。なぜか金箔入り(よく見えない)。

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味はいわゆる大手ビールのようなドライな味わい。バナナ香のような甘い香りはあまりなくちょっと好みでは無かったので残念でした。

いわゆる「ビール」のイメージのジレンマでしょうか。(大手ビールの味から遠ざかるとこんなのビールじゃないと言われるやつ)

 

とまあ、なんだかんだで上々の旅のすべり出しになったかと思います。