BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

300714-16 尾瀬~高湯温泉・只見線①

7月の三連休は「夏が来れば思い出す・・・」で有名な尾瀬に行くことにしました。

尾瀬へのアクセスは西方面からなかなか難しいのですが、金沢発の夜行バスで新前橋に行き、そこで友人と合流し友人のバイクで尾瀬へ向かいました。

(電車で沼田駅に行き、そこからバスで向かうこともできます)

 

今回は最も一般的な鳩待峠からのスタートです。

f:id:kita0525:20180716213843j:plain

 

よく整備された歩道を通り、途中登り降りも挟みながら約1時間程度で最初の拠点の山ノ鼻に着き、トイレ休憩。

前日に盛大にお腹を壊して微妙にくすぶっているお腹をさすりながら歩いていたので、途中で暴発したらどうしようと不安があったのですが、とりあえず大丈夫そうだったので先へ進みます。

 

f:id:kita0525:20180716214549j:plain

するとすぐに開けた湿原地帯に出ました。

この景色、まさに「理想的な田舎の風景」って感じだなあと。

f:id:kita0525:20180716215117j:plain

あいにく水芭蕉のシーズンではなく、他の花もまばらに咲いている状態だったんですが

それでも見晴らしの良さと通り抜ける風の気持ちよさは高原リゾートにもってこい。

木道も歩きやすいので疲れません。

 

途中の分岐で西周りに進むと東電小屋に着きました。

f:id:kita0525:20180716215800j:plain

 

休憩所の自販機に潜む悪魔(ストロングゼロ)。

途中でこんなもの飲んだら帰れませんて。

f:id:kita0525:20180716215928j:plain

 

東電小屋の先の分岐で折り返し、見晴というところでお昼。

このエリアはちょうど中心にあるせいか山荘が集まってちょっとしたショップエリアになっていました。

 

f:id:kita0525:20180716220210j:plain

冷やしとろろ山菜そばをオーダー。

細くてコシのある蕎麦に透き通ったつゆが美味しい。まあ、水が美味しいので食堂の水を何杯もおかわりしてしまいました。

 

食後はまっすぐ山ノ鼻方向へ戻ります。さすがに昼にもなってくると直射日光が肌を焼き、気温も上がってきたので早足で戻ります。

途中、帰る方角から見る景色も良いものでした。

 

f:id:kita0525:20180716215723j:plain

 

山ノ鼻に戻るとうわっ・・・と思うほどの人だかり。朝早くに来て良かったなあ。

ここから鳩待峠まではそこそこ長く、高低差もあるのでへばっている人が多かったんですが木陰の道に横を川が流れているのでとても涼くて快適に踏破できました。

時間的には朝8時半くらいに入って15時前に戻ってきたのでけっこう歩いた計算になります。

 

他のルートも面白そうなので次は紅葉の時期に只見湖側から入ってみたいですね。

 

 

帰りは鬼怒川方面へ抜けて、鬼怒川パークホテルズのコテージタイプに素泊まりしました。部屋は予想以上に綺麗でサービスも良かったんですが誤算が一つ。

 

周りにあまり飲食店がない・・・

結局高くて味が微妙なラーメンを食べ、失意のままコンビニで酒調達して飲み直しました。

鬼怒川は昔ながらの大型旅館経営・旅館完結型なので素泊まりする場合は気をつけたほうがいいですね。

 

さて、肝心の温泉はというと

■温泉分析表

f:id:kita0525:20180716223033j:plain

f:id:kita0525:20180716223043j:plain

 

まあ、大型施設なので循環ろ過や消毒は当然だと思いますが、泉温も低く沸かしているので泉質は残念な感じですね。(しかも単純泉

ただ、入浴時に刺激的な塩素の匂いはなくややモールっぽい匂いに偽装?されていてがっかり感がないのと温度管理が抜群だったのは良かったですね。

ヒリヒリと痛い日焼けの肌には良い優しいお湯でした・・・。

 

尾瀬に行くときには日焼け止めを過信してはいけない(教訓)

 

 

【日帰り温泉】中宮温泉 にしやま旅館

7月初めから35度を超える猛暑日

家の中の冷房に効いた部屋にいてもだらけてしまうだけなので

思い切って山奥の日帰り温泉でリフレッシュすることにしました。

 

今回訪れたのは、中宮温泉の「にしやま旅館」。

 

f:id:kita0525:20180701210113j:plain

 

白山白川郷ホワイトロードの料金所手前を右折してすぐのところにあり

手軽に車で行ける日本秘湯を守る会の宿でもあります。

 

 

f:id:kita0525:20180701210256j:plain

ロビーも秘湯感あっていいですね。

 

ここは内湯と露天風呂が別の場所にあるのですが

まずはエレベーターで4Fにあがり、露天風呂に入ります。

 

 

f:id:kita0525:20180701210323j:plain

運よく貸し切り状態。

まあ、ここは戸を開けたら脱衣スペースと小さな浴槽があるのみなので、先客がいたらちょっとご遠慮したくなる広さですが。

女性用はもう少し見晴らしがいいみたいです。

 

 

f:id:kita0525:20180701210346j:plain

ここは飲泉もできるところで、昔から胃腸に良いお湯と言われているみたいです。

やや鉄臭い感じはありますが、微塩味でエグみは少なくわりと飲みやすい。

もちろん源泉かけ流しです。

 

 さすがに夏だからか浴槽の温度はちょっと熱めで長くつかることはできませんでしたが、静かだし風が気持ちいいのでなかなか良い感じです。

 

ひとしきり堪能したあとは1Fの内湯へ。

浴槽の写真は撮れなかったんですが、実に秘湯感のある良い内湯でした。すべて木で作られているので床に寝転がっている地元のじいさんがいたり。

 

■温泉分析表

 

f:id:kita0525:20180701210603j:plain

 

やや鉄を含む炭酸水素塩泉ですが、サラッとした感じのお湯でした。

炭酸ガスとメタけい酸も多いのが特徴的かな。

体の内にも外にも効くいい温泉だと思います。

 

f:id:kita0525:20180701210658j:plain

療養泉の番付入りしてるのも納得だなあ・・・。

場所・効能ともにかなり良いデトックス系温泉ではないでしょうか。 

 

浴槽が熱めだったので、ベストシーズンは秋ごろかもしれない。

今度は昼食つきプランで行ってみようかな。

 

300601~0602北海道道東・知床⑥

二日目の続きです。

 

知床五湖散策が終わって、次は知床五湖クルーズに行くためまたウトロ地区まで戻ってきました。

ちょうどお昼だったので、今回の旅の目的の一つを実行。

 

f:id:kita0525:20180606214112j:plain

旬の生うに(エゾバフンウニ)です。

北海道では産地によって旬(漁の時期)が異なっているようで、ここ知床では2月~6月ごろまでだったので、ギリギリ旬のうにを狙って来ました。

f:id:kita0525:20180606214255j:plain

2500円したけど、納得の量。

 

実はずっと昔にうにを食べて以来、苦手な意識が強くて避けてきた食材だったんですが

「北海道の生うにはうにの概念を変える」という先人の言葉を体感したくて今回チャレンジしてみました。

 

感想は「あ、食べられる」といった感じ。

臭みは無く、上品な風味でとろっとした食感。

もっと味が濃いかなと勝手に想像していたので「美味い!」といった感想は出てこなかったんですが、食べ慣れてなくて味を判別しづらかったのか、そもそも苦手な部類(かにみそとかは苦手)の味なのかはわかりませんが、ひとつの基準ができたので良かったです。

 

なお、お店は道の駅うとろ・シリエトクの正面にあるお店で空いてました。

時間があまり無かったのでさっと食べられて良かったです。

f:id:kita0525:20180606215123j:plain

 

そして、午後からは知床クルーズ。

知床岬まで行く往復3時間の長時間コース。せっかくだから最果て行きたいよな?

 

f:id:kita0525:20180606215455j:plain

船首の席に陣取っていざ出港。

ばしばし海風が当たるので体感温度は気温よりマイナス10度以上。かなり寒いですが、臨場感が最高です。

 

f:id:kita0525:20180606220040j:plain

f:id:kita0525:20180606220120j:plain

f:id:kita0525:20180606220156j:plain

f:id:kita0525:20180606220238j:plain

 

ダイナミックな岩肌や奇岩を間近に見ることができて、景色も綺麗ので驚きの連続でした。

 

f:id:kita0525:20180606220424j:plain

こちらはカムイワッカの滝

 

f:id:kita0525:20180606221555j:plain

名前忘れてしまったけど、運が良いと虹がかかる滝。

 

 

他にもスタッフが野生動物を探してくれているので、発見したら教えてくれます。

f:id:kita0525:20180606220641j:plain

生ヒグマ(親子)。 コンデジのズームで拡大したらよくわかりました。

 

f:id:kita0525:20180606220753j:plain

肉眼だとこのような感じで「くまを探せ」というレベルなので、教えてもらわないとわからないレベルです。わりと距離もあるので。

 

f:id:kita0525:20180606221008j:plain

ヒグマ(でかい)と鹿(右の茶色い群れ)。

元気な鹿は襲わないらしいです。子鹿とか弱いものを狙っていくようで。

 

天気良いし野生のヒグマと鹿も見れたので上々の結果でした。

そして、〆の知床岬。羅臼側からなら行けるらしいけど、まず常人は無理ですね。

f:id:kita0525:20180606221451j:plain

 

帰り道はさすがに船室でウトウトしながら戻りました。

あまり時間も無かったので、ウトロから網走経由で女満別空港へ。

 

f:id:kita0525:20180606221929j:plain

f:id:kita0525:20180606221941j:plain

夕食は網走の回転寿司(寿司は回ってない)。

いろいろ食べたんですが、上のキンキと下のホタテ(2皿分)は美味しかった。

まあ、どちらも648円するのでお金出さないとやっぱり美味しいものは食べられないですね。もう少し時間あれば焼き肉行きたかったな。

 

女満別空港前でレンタカーを返却して羽田空港→東京駅から夜行バスで地元へ帰りました。なかなか濃い内容の良い旅でした。北海道は別世界だなあ。

 

<北海道メモ>

・レンタカー最強。安いし道広いし信号あまりないので燃費もいい。酒飲めないけど。

・道民は70km近くで一般道走ってても追い越しかけてくることが多い。直線で距離感麻痺するから幹線道路はほぼ高速道路と同じ。

・お土産は限定品じゃなければ空港で買うのがおすすめ。生物から冷蔵品までかなり網羅されてるし保冷バッグもつけてくれる。

 

遠いけどまた行きたくなる魅力がつまった北海道。回ろうとすると時間がいくらあっても足りないのでピンポイントでコンパクトに旅行するのもいいんじゃないでしょうか。

 

 

300601~0602北海道道東・知床⑤

二日目です。

 

昨晩は早めに寝たこともあって、朝はすっきり目が覚めました。

朝風呂入ってから朝食へ。

 

f:id:kita0525:20180605230314j:plain

 

うーん、普通のビジネスホテル的な朝食って感じでした。

鮭はさすがに身が厚かったけど、全体的に味付けが塩辛くて味噌汁は残しました。あとはせめて干物くらいあると良かったな。

 

早々に宿チェックアウトして知床五湖フィールドハウスへ。

山並みがとても綺麗。

f:id:kita0525:20180605230737j:plain

 

ここで事前に予約しておいたガイドさんと合流して簡単なレクチャーの後、約3時間の知床五湖散策のスタートとなります。約15分間隔でガイド&参加者の組が出るんですが、自分はガイドさんとマンツーマンだったので無駄に緊張しました。

けっこう気さくに話しかけてくれる人だったのでまだ楽だったけど、おもしろ写真を撮ろうとする(サービス精神?)のでちょっと難儀しました。

ワイはそんな陽キャやインスタ民じゃないので普通でいいです・・・。

まあ、ちゃんと動植物や自然の知識がある人なので色々勉強になりました。ガイド付きなら見過ごしてしまいそうなところもちゃんと教えてもらえるし。

なお、自分がいった初夏はヒグマの活動期なのでガイド必須です。(最悪?ヒグマに出会うこともあるとか。その場合は中止になることも)

 

f:id:kita0525:20180605231402j:plain

花が散った後のミズバショウ。ヒグマはこの根っこが好物だそうで

f:id:kita0525:20180605231601j:plain

このように葉が倒れてるのはヒグマが掘り返して食べたあとになります。

ヒグマは雑食性で昆虫から木の実までいろいろ食べるそうです。

 

f:id:kita0525:20180605231809j:plain

まずは五湖。湖面が鏡のようになっていました。

ガイドさんによると常に山や海から風が吹くので珍しい現象だそう。(霧で山が見えないこともあるとか)

 

f:id:kita0525:20180605232004j:plain

四湖。ここもくっきり。

 

f:id:kita0525:20180605232800j:plain

三湖。真ん中の島は冬季には歩いて渡れるそうです。

この湖は知床五湖の人気スポットとか。

このあたりで急に春の蝉が一斉に鳴き始めて、小鳥の声がかき消されました。

気温が上がると鳴くらしく、温度計がわりにもなるとか。

 

f:id:kita0525:20180605232336j:plain

これは通称3.5湖。夏になると干上がってしまうそうです。

斜めの木がなんかいい感じ。

 

f:id:kita0525:20180605232913j:plain

二湖。

以上の湖までは五湖散策コースでしか見ることができません。

 

f:id:kita0525:20180605233139j:plain

そして一湖。ここは電気柵で守られた高架木道から見るのでガイド無しでも自由に散策できるエリアです。ここだけでも十分楽しめますが、湖だけでなく他にも見どころはたくさんあるので、せっかくならぐるっと散策することをおすすめします。

 

f:id:kita0525:20180605233650j:plain

運がよければ野鳥を見ることができたり

 

f:id:kita0525:20180605233739j:plain

こんな木があったり(通称ト●ロのすみか)、ヒグマの爪痕が木に残っていたりと面白いですよ。

まだまだ伝えきれない点がありますが、そこは実際に体験してみるといいでしょう。

四季それぞれの楽しみ方があるそうです。

あと春~夏の間は水辺のため、蚊が無数に群がってくるので対策は忘れずに。

 

 

次回は知床クルーズで知床岬へ向かいます。

 

 

300601~0602北海道道東・知床④

ようやく初日分が終わる・・・。

 

川湯温泉入ったらわりといい時間になってしまったので、急いで宿泊地のウトロに向かいました。セイコマのアイス片手に。(うまい)

f:id:kita0525:20180604231546j:plain

 

2時間近く車を走らせて宿に到着するとあたりはもう夕暮れ。

宿の露天風呂からは・・・ギリギリ見える程度。

f:id:kita0525:20180604232139j:plain

内湯はこんな感じ。

f:id:kita0525:20180604232351j:plain

 

まあ、露天風呂の眺望が悪いのはこういう事情だったり。

 

f:id:kita0525:20180604232452j:plain

 

そう、駐車場の真ん前・・・。

 

 

なお宿の名前は「国民宿舎桂田」さんです。源泉かけ流しと夕日の眺めをウリにしてますが、温泉分析表の掲示は見当たらなかったので公式サイトからの情報によると

重曹成分が多いお湯のようです。茶色のお湯で鉄臭いにおいもするのでおそらく鉄分とかミネラル成分もかなり含まれている模様。

 

風呂上がりに部屋に来てみたら見事な夕日が拝めました。

 

f:id:kita0525:20180604233516j:plain

 

気づいたけど、このあたりだと部屋に冷房無いのね・・・(陽射し良くて暑い)

 

夕食は海を眺められる宿の前の食事処でBBQ。テラス席はまだ肌寒いのか使用していません。室内だと夕日を横目で見る形になるので飯に集中すると夕日が見られません。

 

f:id:kita0525:20180604233822j:plain

f:id:kita0525:20180604233855j:plain

 

飯は可もなく不可もなく・・・。地元の名産を出してくれているのはいいんですが火力が弱く、焼き加減が難しいのでちょっと微妙な感じでした。

美味いもの食べるなら外食にしたほうがいいんだろうか。

美食も今後の旅の課題ですかね。

 

行明けで疲れたので早めに就寝。翌朝から知床散策です。

次回へ続く。

 

300601~0602北海道道東・知床③

続きです。

 

温泉入ってゆっくりしていたら昼を回ってしまったので、川湯温泉へ移動して昼食にします。

川湯温泉の宿が集まっているエリアは狭く、「大鵬相撲記念館」の駐車場に車を停めて歩いて移動しました。ここはやけにだだっ広いわりに車は数台しか止まっていないので実質フリーの駐車場のようです。

 

今回昼食に選んだ店はこちら「お多福食堂」。

f:id:kita0525:20180604220831j:plain

営業中の看板出てるけど、事前に調べてなかったらわりと入るのに勇気がいる感じです。中もちょっと薄暗いし。

 

そしてお目当てはこちらの鹿肉定食。ジビエでヒンナしたいよな(金カム感)。

あいにくピンぼけ・・・。

f:id:kita0525:20180604221119j:plain

 

生姜の効いた甘めで濃いめのタレで焼いた鹿肉と、鹿肉のチャーシュー?が入った半ラーメンがセットのがっつりしたメニュー。

鹿肉は淡泊な味なので濃いめに味付けにすると臭みが消えてご飯によく合うようです。肉の歯ごたえも硬すぎず柔らかすぎず、肉食ってる感があって良い。

そして、ラーメンもまた普通に美味い。醤油なんですがあっさりしつつコクが深いんですよね。鹿肉の脂とか旨味が出ているんだろうか・・・。

普通に美味しい定食屋だと思うので、個人的には満足でした。

 

ご飯食べたばかりで温泉に入るのは苦しいので、いったん川湯温泉を離れて摩周湖に向かいました。

道中で硫黄山の煙?を見て思わず写真を撮る。派手に出てるなあ。

f:id:kita0525:20180604222050j:plain

 

約30分ほど車を走らせると摩周湖第一展望台に着きました。

黄山駐車場の共通利用券込で駐車代が500円かかります。

 

f:id:kita0525:20180604222548j:plain

思わず感嘆するほど真っ青な摩周湖。霧とか出てなくて超くっきり。

後から聞いたところによると珍しいようで、婚期が遅れるとかのバッドなジンクスがあるようです。どうせならプラスのジンクスにしようよ。

 

あとリスも見た。こいつかなりすばしっこい。

f:id:kita0525:20180604222958j:plain

 

ちょっと戻ったところに無料の駐車場つきの第三展望台もあります。ここも絶景。畑ばかりなので遠くまでよく見えます。

 

f:id:kita0525:20180604223222j:plain

f:id:kita0525:20180604223254j:plain

f:id:kita0525:20180604223314j:plain

 

そして川湯温泉に戻るわけですが、途中の硫黄山に立ち寄り。硫黄の出るところは◯◯地獄とか呼ばれることが多いわけですが、ここは規模が違っていました。めっちゃ出てる。

f:id:kita0525:20180604223614j:plain

f:id:kita0525:20180604223652j:plain

 

そしてこの硫黄山の恵みをたっぷりと受けた温泉こそ川湯温泉です。

 

f:id:kita0525:20180604224212j:plain

東北の蔵王温泉と並ぶ強酸性の温泉です。日帰り入浴は「川湯観光ホテル」というところに決めました。料金は700円。貸しタオルは別途200円プラスです。

温泉好きには嬉しい選べる3つの温度の浴槽が特徴。

f:id:kita0525:20180604224338j:plain

 

先客が1人入っていましたが、しばらくして上がっていきました。

理由は温泉に浸かってみてわかりました。肌がピリピリするほどの刺激性のお湯で、ゆっくり長風呂するような感じではない。

 

f:id:kita0525:20180604224621j:plain

洗い場も強酸性のお湯でボロボロ。

 

f:id:kita0525:20180604224719j:plain

こちらが高温の浴槽で、お湯は透き通ってる感じ。

 

f:id:kita0525:20180604224801j:plain

こちらは中温の露天風呂。お湯の色が黄色がかってるのがわかります。そしてかすかに酸っぱい刺激臭がします。

 

f:id:kita0525:20180604224859j:plain

そしてこちらが低温の浴槽。ゆっくり浸かるならこちらかな。お湯が濁っています。

空気に晒される時間が長いほど透明から徐々に濁っていくのかな。

 

他にはキンキンに冷えた上級者向け水風呂(足が痺れるくらいだったので自分は断念)と真湯という真水の風呂があります。真湯は塩素消毒剤が大量にぶちこまれているようで上がり湯に使うと残念な感じになります。

強い温泉なので念のため軽くシャワーで洗い流して出ました。蔵王と同じく皮膚系疾患によく効く温泉らしいですが。

 

長くなったので今回はここまで。

300601~0602北海道道東・知床②

続きです。

 

そしてやってきました北海道・女満別空港

あいにく曇り空ですが雨が降っていなくて良かったです。

この日は気温が10度前後で肌寒かったですが。

 

f:id:kita0525:20180603235305j:plain

 

駅前でレンタカーを借りて出発。レンタカー利用は初めてだったけど、最新機種でなんか盛りだくさんですごい。(いろいろうるさいけど)

信号の無い道を快適にドライブしてまずは幌別峠。屈斜路湖のほうを見るとようやくちょっと晴れ間が見えて安心しました。

 

f:id:kita0525:20180603235957j:plain

幌別峠から屈斜路湖を望む)

 

ちょっと小腹が空いたので揚げじゃがを食べる。うまい。(そしてけっこう重い)

 

f:id:kita0525:20180604000126j:plain

 

屈斜路湖に降りたときにはすっかり快晴で快適でした。これぞリゾート!!!

まずは掘れば温泉が湧き出るという有名なスポット・砂湯から。

 

f:id:kita0525:20180604000503j:plain

f:id:kita0525:20180604000609j:plain

 

飲める温泉ということで、ちょっと飲んでみましたがややクセがある感じでした。

 

f:id:kita0525:20180604000812j:plain

 

そして、夜行明けの温泉に選んだのは、砂湯から少し行ったところにある「二伏温泉・屈斜路湖荘」です。

日帰り入浴料は500円で貸しタオル100円です(タオル忘れる痛恨のミス)。

昼前に着いたんですが、誰もおらず貸し切り状態。

f:id:kita0525:20180604001146j:plain

f:id:kita0525:20180604001204j:plain

f:id:kita0525:20180604001222j:plain

 

露天は落ち葉などが入ってるので、気になる人は広い内湯にどうぞ。残念ながら露天ではレイクビューは見られませんでしたが、小鳥のさえずりを聞きながらの森林浴ができます。

とにかくお湯が軽やかで清水のごとくフレッシュ。時間あったらずっと浸かっていたくなるほど気持ちのいい温泉でした。おすすめ。

 

■温泉分析表

f:id:kita0525:20180604001603j:plain

単純泉の掛け流しというレア温泉。

ちなみに砂湯のほうはやや成分が濃くて単純泉ではありませんでした。

玉造温泉(過去記事参照)で美肌成分とされていたメタけい酸が倍近くあるし、重曹成分もあるので美肌の湯でしょう。

単純泉でこのスペックはすごいぞ北海道!

 

次回に続きます。