二日目の続きです。
知床五湖散策が終わって、次は知床五湖クルーズに行くためまたウトロ地区まで戻ってきました。
ちょうどお昼だったので、今回の旅の目的の一つを実行。
旬の生うに(エゾバフンウニ)です。
北海道では産地によって旬(漁の時期)が異なっているようで、ここ知床では2月~6月ごろまでだったので、ギリギリ旬のうにを狙って来ました。
2500円したけど、納得の量。
実はずっと昔にうにを食べて以来、苦手な意識が強くて避けてきた食材だったんですが
「北海道の生うにはうにの概念を変える」という先人の言葉を体感したくて今回チャレンジしてみました。
感想は「あ、食べられる」といった感じ。
臭みは無く、上品な風味でとろっとした食感。
もっと味が濃いかなと勝手に想像していたので「美味い!」といった感想は出てこなかったんですが、食べ慣れてなくて味を判別しづらかったのか、そもそも苦手な部類(かにみそとかは苦手)の味なのかはわかりませんが、ひとつの基準ができたので良かったです。
なお、お店は道の駅うとろ・シリエトクの正面にあるお店で空いてました。
時間があまり無かったのでさっと食べられて良かったです。
そして、午後からは知床クルーズ。
知床岬まで行く往復3時間の長時間コース。せっかくだから最果て行きたいよな?
船首の席に陣取っていざ出港。
ばしばし海風が当たるので体感温度は気温よりマイナス10度以上。かなり寒いですが、臨場感が最高です。
ダイナミックな岩肌や奇岩を間近に見ることができて、景色も綺麗ので驚きの連続でした。
こちらはカムイワッカの滝。
名前忘れてしまったけど、運が良いと虹がかかる滝。
他にもスタッフが野生動物を探してくれているので、発見したら教えてくれます。
生ヒグマ(親子)。 コンデジのズームで拡大したらよくわかりました。
肉眼だとこのような感じで「くまを探せ」というレベルなので、教えてもらわないとわからないレベルです。わりと距離もあるので。
ヒグマ(でかい)と鹿(右の茶色い群れ)。
元気な鹿は襲わないらしいです。子鹿とか弱いものを狙っていくようで。
天気良いし野生のヒグマと鹿も見れたので上々の結果でした。
そして、〆の知床岬。羅臼側からなら行けるらしいけど、まず常人は無理ですね。
帰り道はさすがに船室でウトウトしながら戻りました。
あまり時間も無かったので、ウトロから網走経由で女満別空港へ。
夕食は網走の回転寿司(寿司は回ってない)。
いろいろ食べたんですが、上のキンキと下のホタテ(2皿分)は美味しかった。
まあ、どちらも648円するのでお金出さないとやっぱり美味しいものは食べられないですね。もう少し時間あれば焼き肉行きたかったな。
女満別空港前でレンタカーを返却して羽田空港→東京駅から夜行バスで地元へ帰りました。なかなか濃い内容の良い旅でした。北海道は別世界だなあ。
<北海道メモ>
・レンタカー最強。安いし道広いし信号あまりないので燃費もいい。酒飲めないけど。
・道民は70km近くで一般道走ってても追い越しかけてくることが多い。直線で距離感麻痺するから幹線道路はほぼ高速道路と同じ。
・お土産は限定品じゃなければ空港で買うのがおすすめ。生物から冷蔵品までかなり網羅されてるし保冷バッグもつけてくれる。
遠いけどまた行きたくなる魅力がつまった北海道。回ろうとすると時間がいくらあっても足りないのでピンポイントでコンパクトに旅行するのもいいんじゃないでしょうか。