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ツツウラウラお散歩旅

酒蔵見学にいってきた(東酒蔵 「神泉」蔵元)

小松市の野田町という田んぼが広がるところにある「東酒造」さんの酒造見学に行ってきました。「神泉」というかっこいい名前の銘柄を出している蔵元です。

 

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地元ですが実は初訪問で、毎年1回この時期に蔵を開放しているそう。

今回は新聞記事で見かけたので訪問してみたというわけです。

蔵は国の有形文化財に登録されていてレトロ感があり、有形文化財に登録されると年1回開放すると固定資産税が安くなるという裏事情があるそうです。

 

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蔵人の休憩室もステンドグラスが入って実にオシャレ。

 

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自宅のほうも純和風の立派なこしらえで下手な料亭より素晴らしいです。

 

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さて、せっかく来たので試飲してきました。

500円で5回分試飲できて500円割引券がつくため実質タダ。

食中酒にこだわっているようで、やや辛口で濃いめの味わいでした。

自分は甘口かすっきり系のお酒が好きなので、特別純米酒の「蛍舞」が一番気に入りました。すっきり系好きな人にはおすすめしていきたい。(下写真の左にあるやつ)

ちなみに蛍舞とは地元の無農薬米ブランドです。

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そして、最後に粕汁をいただきました。濃厚でめちゃうま。

 

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お土産に蛍舞の生原酒買いました。おまけの酒粕つき。

しばらく瓶内熟成させつつ寝かしておこうかなと思ってます。

 

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日本酒にかぎらずお酒の製造元に尋ねるといろんな話を聴けてとても楽しいです。

お酒を覚えるには酒蔵見学・工場見学がおすすめなんだよなあ。

 

日帰り温泉(美川温泉元湯ほんだ)

最近は週イチの日帰り温泉が定番になりつつあります。

今日は所用で金沢に行っていたので帰り道に寄ってきました。

ちなみにお昼は「シャルマ」のバターチキンカレーを食べたんですが、めちゃくちゃうまいですアレ。タンドリー風の大きめのチキンがごろごろ入ってるしトマトの風味がやさしめのカレーのスパイスとマッチして万人向けの上品な感じ。ナンもよかった。(値段はわりと高めだったけど価値はある)

 

さて、本題の温泉「美川温泉元湯ほんだ」ですが、地元でも黒色の温泉として有名なところで何度か行ったことがありました。コーヒーの湯などと呼ばれていた記憶があります。

 

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下足箱に靴を入れ、券売機で入浴券を買います。下足箱の鍵は自分で管理するスタイルでした。

脱衣場はわりと広め。かけ湯のそばに飲泉所があったので源泉を飲んでみると無臭でややぬめりのある感じ。味はほぼなくやや塩気を感じるかな?という程度でした。

昔から色が黒っぽいのは鉄分のせいかなと思っていたので、ここで大きな勘違いをしていたことに気づきます。

 

洗い場は昭和の時代を感じさせるレトロな感じで、石鹸やシャンプーなぞは一切置いてない銭湯スタイル。

浴槽は深さで3種類分かれており、それぞれ40cm,60cm,90cmでした。子供でも安心な作り?でしょうか。(ただし、お湯のぬめりのせいで浴槽が非常に滑りやすくなっているので意外にデンジャラス)

 

肩までつかると下半身が見えなくなるくらい真っ黒。ぬめりのある泉質が個人的に好みです。深いところのほうが「濃い」感じがしました。

今日は夏日だったせいかぬるめになっていたのが嬉しかったですね。

浴槽の隣にサウナ用の水風呂があったので2回キメてやりました。温泉旅に備えて交互入浴の練習です。

 

成分分析表

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低張性低温泉で加温あり。ホームページでは循環もさせているようです。

塩素臭がなかったので塩素消毒してるかはよくわかりません。(たぶんしてるだろうけど)

なお、微妙な泉温のためか残念ながら水風呂は源泉掛け流しではありません。

 

黒い湯の正体は有機物(モール泉)らしいですね。再発見でした。

婦人病にも効果あるらしくメタけい酸が豊富なので美肌効果もありそうなので女性にはおすすめのお湯なんでしょうかね。

 

先日より白山市の温泉のスタンプラリーが始まったので、受付で台紙をもらいました。温泉めぐりの楽しみが増えたかな。

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日帰り温泉(温泉センター天領【白山市】)

最近の土日は曇り空が多かったんですが、今日は快晴で白山連峰が綺麗に見えたので

「あ、温泉で露店風呂キメよ」と思い立って調べたらよさげなところがあったので

行ってきました。

※以下スマホカメラ故障につき画像劣悪

 

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いざ白山へ

 

当然山の方へ向かっていくわけですが、信号も少なく道幅もわりと広めのところが

多いので快走路であり、小松市内からだと金沢行くより時間がかからなかったりします。

 

そして50分ほどで一里野スキー場に近くにある「温泉センター 天領」に到着。

オフシーズンなので人気はあまりないです。

 

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山の中!

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入り口から入って左手に進むと、受付があります。自販機で入浴券を買おうとすると

受付のおばちゃんが「割引チケットとか持ってる?」と聞いてきたので

ないっすよと思いつつ下の張り紙見るとイオンカードを持ってると100円引きとのこと。まじかよ持ってた。(そんな割引あるんだなあ)

受付で会計をして、入浴料は100円引きの550円。

館内は薄暗いですが、内装をリニューアルしたのかかなり綺麗です。

 

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脱衣場も広め。

 

15時くらいを狙っていったらかなり空いていて、自分のほかに2~3人程度でした。

洗い場も多く、内湯にサウナ、そして広めの露天風呂。

内湯は適温、露天風呂はぬるめで長湯向きです。

山の空気を吸いながら暖かな日差しを浴びての露店風呂はいい感じにキマりましたね・・・。(※なお、女湯は露天風呂が故障中らしい)

 

お湯は10km先の岩間温泉からの引湯のようで、源泉はかなりの高温ですが引いてくる間に冷まされて適温になるのとか。そのため加水がなく源泉掛け流しとのこと。

残念ながら成分分析表の掲示は無くナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉) という表示だけでした。

注ぎ口のお湯を少しすくって口に含んだところ、微かに塩味はしますがクセもなくおいしい湧き水みたいな感じです。

 

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湯上がり後に2Fの休憩室にあがると、広めの和室にリラックスチェアのある別室がありました。誰もおらず貸し切り状態。

窓の外の山並みを見ながらくつろぐとちょっとした旅館気分です。

ただ、館内BGMがテクノポップ?系のものを流していて残念。せっかく静かに過ごせるのに・・・。

 

総評

山並みを見ながらのドライブ、静かな館内に広めのお風呂(露天)でお湯も優しい感じなのでリフレッシュに最適。最高でした。

 

白山方面は他にもいい温泉があるようなので、近くの道の駅などの山グルメと組みあせていろいろ開拓していきたいな。

 

花見に高岡ぶらぶら

今週末で桜も見納めになりそうなのでぶらぶらと高岡で花見してきました。

高岡を訪れるのは初めてだったり。微妙に近場だとかえって行かないもんですね。

 

お天気はあいにくの曇り空で、時折ぽつぽつと雨が降ったりしてましたが強くなることもなく、なんとかもってくれました。

高岡古城公園の桜はだいぶ散り始めていたけど、中にはまだしっかり花をつけているものもあって花見をするには充分。

 

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そういえば公園内や高岡駅へ行くまでの通りに、いろんな彫刻があったけどなんか有名だったりするんでしょうか。お散歩旅には面白い趣向です。

鳥獣戯画の彫刻は個人的にかなりお気に入り。

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昼過ぎごろまでぶらぶらし、一度高岡駅に戻ってクルン高岡2Fの練り物屋で揚げ天をつまみに冷酒を一杯(お昼代わり)。

B1Fに日本酒のスタンドバーみたいなものがあったけど夕方からの営業のようで閉まってたのが非常に残念。新酒の時期だから地酒を飲み比べしたかったな・・・。

 

その後某氏より勧められた、わりと珍しい?「励明薬湯」を体験しにアラピアといういわゆる健康ランドへ。話に聞いた通り局所的に効く湯でした。

健康ランドは休日なのに9割方お年寄りで占めてたので若造には居づらく、1時間ほど風呂入って退散。お年寄りにはこの上ないレジャー施設であり社交の場なんだろうなあ。

 

そして金沢で飲み、ぶらぶらと金沢城ライトアップと夜桜を見て終わり。ほぼ葉桜だったけど夜桜にすると意外とあるように見えるもんですね。

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片山津温泉総湯

天気が良かったので、散髪した後ドライブがてら片山津温泉総湯に行ってきました。

片山津温泉も仕事上でよく訪れるのですが一度も総湯には入ったことがありませんでした。

 

片山津温泉は柴山潟という湖のほとりにある温泉で、昔はソー◯とかヤ◯ザとかちょっとアングラな歓楽街というイメージがあったんですが、街づくりで総湯や道路などを整備した結果、クリーンなイメージに転換しています。

温泉街の風情はあまりないですが、湖畔リゾートといった感じでしょうか。

 

そして、総湯は近年建て替えられて一等地にどーんと構えています。

駐車場も広く、ほとんどが地元民といった感じでした。

 

■総湯(左の建物、スマホのカメラが調子悪いのでもやっぽい汚れあります)

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中は森の湯と潟の湯という2種類の内風呂があり日によって男湯・女湯が交互に入れ替わります。今日の男湯は潟の湯。やったぜ。

 

脱衣場こそ狭いものの、洗い場は多く浴槽は熱めで深いものと、ぬるめで浅いものの二種類があり老若男女利用しやすい親切設計。

飲泉所は見当たらなかったので、少し舐めてみるとかなりの塩っ気。塩化物泉でした。

スマホでうまくとれなかったので、成分表はこちらのサイト参照 ※建物は旧総湯)

大きなガラス張りの浴槽の外には柴山潟とぷかぷかと浮かぶ鴨と綺麗な白山連峰。

晴れた冬の日の白山連峰は絶景ですなあ。

 

ロケーションも設備も抜群なこの総湯、さらに上の階にはオサレなカッフェーも併設されてるので民業圧迫じゃないんかと思うぐらい良いところでした。

こりゃ地元民も集まるわ・・・。

 

晴れた日は周辺をジョギングしてご飯食べてひとっ風呂コースをしてみたいと思います。

 

山中温泉菊の湯

長らく存在を忘れていましたが、久しぶりの更新です。

 

地元で仕事でもわりと頻繁に行き来のある「山中温泉」ですが、その温泉自体には長らく入ってなかったのでぶらっと総湯「菊の湯」に入ってきました。

 

日曜の昼前とあってか観光客もまばらでしたが、総湯は地元民でかなりの賑わい。

入り口正面の番台におばちゃんがいたのでそこでお金払うのかと思いきや、入り口脇の券売機(死角)で入浴券を買わされるというトラップ発動。

脱衣場も浴場もわりと広く、浴槽は巨大なものが中央にでんと鎮座するスタイル。

浴槽がプール並に深く1.5mほどで周囲は腰掛け用の段もありますが、腰掛けても浴槽に立って入っても肩口までほぼすっぽり。

 

温泉はほぼ無臭で塩素臭は感じられず、湯あたりはやわらかい。

ぬめり気のある温泉だったような記憶でしたが、あまりぬめり気はなし。

ろ過循環式だからなんですかね?

なお、湯上がり後に成分表と掲示物を見ていたら、カランとシャワーはなんと源泉かけ流しだったらしい。よく見れば泉温が絶妙。

 

■成分表(スマホのカメラが調子悪いので画像劣悪)

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そういえば、何かで「山中温泉の水素含有量は日本有数!」とか聞いた覚えがあったんですが、成分表に水素イオンの濃度もないし、そもそも水素イオンの濃度が高いならPH低いはずじゃ? と思ってましたが、調べてみると水素イオンと分子の関係をごっちゃにして勘違いしてました。

(ざっくり言うと水素分子多いと水素イオンはむしろ少なくアルカリ性を示す)

 

おまけに、水素含有量なんちゃらの面白い裏事情も発見できました。

水素水ならず水素「温泉」水的な何かだったのかな、と・・・。

 

論文「天然温泉における溶存水素(H2)」の解説 日本温泉総合研究所・リリース

 

■参考:地元新聞の記事を引用したブログ

測定機械の故障かと思うほどの水素量、加賀市山中温泉 - フラナガン水素 長寿村フンザの水を再現

 

くしくも件の論文が指摘していた測定機械の誤使用を裏付けるコメントみたいですねえ。

 

まあ、自分自身化学の知識があやふやだったので水素水のこと笑えません。

 

 

風呂上がりは総湯前で1杯300円で販売されていたカニ汁をすすって帰りました。

カニのはさみと甘エビが2尾ほど、あとは地元の野菜が入っています。

薄味で素材のうまさを楽しむ地元の味ですね。飯が欲しくなりました。

 

■カニ汁(指でカメラ隠れる初歩的なミス)

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