20220923-0925妙高温泉郷(2/2)
2日目です。
<24日(土)>
霧が出ていて行くところもないのでチェックアウトギリギリまで(午前10時)宿でゴロゴロしてから、とりあえず長野県のほうへ移動。
まあ、霧がやばかった。
そして野尻湖に到着。サスペンスドラマに出てきそうな雰囲気ですね。
予想以上に時間を潰すあてが無かったので、どうしようかと近隣を探していたらいいづなアップルミュージアムというところがあったので寄ることにしました。
喫茶スペースで生搾りリンゴジュース。すっきりした甘みと酸味なのでデザートと合いそうな感じでした。わりとリーズナブルな値段で軽食が食べられるので意外に穴場かも。
庭にはいろんな種類のりんごが植えてあります。接ぎ木でキメラのようになってるやつも・・・
長野の酒屋で酒(後述)を調達してから再び妙高に戻り、まずは妙高高原駅近くにある香風館へ。日帰りは12時からで貸し切り状態で利用できました。
泉質は特筆すべきところは無いんですが、レトロモダンな作りはこの旅最高レベルでエクセレンツですね。敷地の奥の方の離れにあるので変な環境音が入らないのもグッド。
これはハイクラス旅館相当ですよ(多分)
温泉分析書は先のアルペンブリックと同じものだったので割愛。
かなり長距離を引湯しているので普通にお風呂という感じでしたね。
上品な感じにはなるのでそれはそれでありかもしれない。
少し休憩してから関温泉へ移動。
ええとホラー映画かなんかかな?
ここでは朝日屋旅館というところに寄りました。館内めっちゃ暗くて不安だったけど丁寧に対応していただきました。貴重品は玄関前のロッカーに預けることになります。
そして風呂。
改装されてたようでかなり綺麗です。
温泉分析書
めっちゃ自分が写っていて見にくいですが
薄めの鉄泉に塩化物泉の要素が強め、二酸化炭素もあります。
金気臭はひかえめで見た目よりはさらさらして上品な感じ。塩化物+鉄+二酸化炭素の複合技で最強のあたたまり温泉。これは名泉ですねえ。
ハイシーズンはどうかわかりませんが、鄙びた感じがとても自分好みな良い温泉地ですね。
そしてさらに標高の高いところにある、今回の旅の終着点の燕温泉へやってきました。
ここのホテル花文に宿泊します。素泊まり6000円ちょっとで県民割併用で3000円ちょっとに2000円クーポンつくので実質1000円ほど。
夜にやっている飲食店は無いので土産物屋兼の食事処で遅めの夜兼用の食事をしました。タンメンがこのボリューム。野菜も肉もたっぷり。
(大盛りにしなくて良かった)
夕方で営業止めるようなので早めに行っといて良かったです。
そして温泉。
旅館はかなり古くて内装や部屋がところどころアレで、共同トイレも臭かったりとなかなかのアレな玄人向け(婉曲表現)ではあるんですが温泉は良いです。
内湯のみの浴場と露天風呂つきの浴場は夜と朝で男女が交代になります。
内湯(夜:男性)
浴槽が中央にある昔ながらの公衆浴場スタイル。浴槽が小さめなのでちょっと熱めです。
翌日は最後の最後でからっと快晴になるという。
内湯(朝:男性)
広くてややぬるめなのでゆっくり入れます。
露天(朝:男性)
やはり露天はいいですなあ。自然光にも映える。
夜は晴れてたら星も綺麗に見えそう。
温泉分析書
硫化水素がしっかり感じられる複合的な温泉。
白い湯の花が多く石膏泉(硫酸カルシウム)の印象が強い感じでした。お湯はサラサラ系です。コップが置いてありますが飲用許可は出ていない様子。口に含むとはっきり卵腐臭がします。
そして最後に黄金の湯に寄りました。温泉街から少し登ったところにある
無料(入り口に募金箱あり)の野天風呂です。男女別で簡素な更衣室もあります。
森林浴しながら入れるのでなかなかいい塩梅。
そこがヌルヌルしているのでちょっと注意。
黄金の湯からさらに少し登ると滝も見えます。
いやあ、天気って重要ですね。
おまけ(買った酒)
左が長野で購入したお酒。口当たりが柔らかくやや甘めの香りで後味がビター。かなりいい感じでした。
右は妙高の酒屋でしか買えない銘柄で夏と冬にさらに限定版が出ます。
夏は加水した度数低めのさっぱり系で冬は新酒の原酒そのままなのでかなり力強い味のようです。
通常版は普通酒(本醸造)だと思いますが、飲むときは食中酒にしよう。