渋温泉の温泉の感想とレポです。
泉質は単純泉に近いナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉ですが、それぞれの地域で少しずつ泉質が違っています。pHも弱酸性~中性までと幅があります。浴感はさらりとしたお湯なので湯疲れしにくく湯めぐりとは相性が良いように思いました。ただ、湯冷めはしやすいので注意。
◆一番湯 初湯 ph4.68 泉温65℃
ほぼ正方形の木製の浴槽で広め。天井が高く開放感がある。微鉄味。
外国人三人組が入浴した後だったためかぬるめだった。(まあいいけど)
◆二番湯 笹の湯 ph4.68 泉温?℃(おそらく三番湯と同等)
二人入れば窮屈なくらいの小さな石造りの縦長浴槽。そのためガツンとくる熱めになっていた。先客がいたらちょっと遠慮したい。微鉄味。
◆三番湯 綿の湯 ph4.6 泉温65℃
正方形の石造りの浴槽。渋温泉街の外れのほうにある。入浴時は適温だった。微鉄味。
◆四番湯 竹の湯 ph8.0 泉温86.5℃
金喜ホテルの隣にある。やや広めの木製の浴槽だが、泉温が高いため熱め。硫化水素を含むため微硫黄味。
◆五番湯 松の湯 ph8.0 泉温86.5℃
スーパーストロングスタイルの激アツ公衆浴場。縦長で広めの石造りの浴槽。かけ流し量が多く尋常でない熱さのため水投入は必須。硫化水素を含むため微硫黄味。
◆六番湯 目洗いの湯 ph7.67 泉温52.5℃
浴槽の壁はレンガとタイルを組み合わせたレトロモダン?な作り。浴槽は木製で縦長で広め。湯の花が多く見られた。
◆七番湯 七操の湯 ph7.3 泉温50.5℃
天井が高く、外気が入ってくるため半露天のような気分が味わえる。正方形でやや広めの石造りの浴槽。個人的には一番おすすめしたい。
◆八番湯 神明滝の湯 ph6.0 泉温58.7℃
とても縦に長い浴槽。温泉街の中心部にあるため出入りが激しい。
◆結願湯 渋大湯 ph5.7 泉温60.2℃
※利用客が多いため浴槽の写真なし
渋温泉のシンボル。中心部にあり広い木製の浴槽が2つ中央の仕切りを挟んで連結している。(あつめぬるめ用?)。脱衣場も広く大人数でも気にせず入ることができる。蒸し風呂も併設。無色透明とのことだが濁って見えた。しっかり鉄味。やや熱め。
◆金喜ホテル 貸切湯
空いていれば自由に利用できる。新築のヒノキ風呂で香りが良い。
換気されていないので室内は蒸気でこもっている。
◆金喜ホテル 大浴場
地下にある温泉。熱めの大きな浴槽とぬるめの小さな岩風呂がある。
自家源泉を使用しているらしい。ぬるめの温泉はゆっくり入れるので
寝る前に入るのにちょうどよかった。