BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20200210-0211信州渋温泉湯めぐり旅(1/2)

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2/9のコミティア参加で東京に行っていたので帰りに渋温泉への寄り道旅行をしてきました。渋温泉では外湯めぐりで祈願をするというので、新年の一発目に幸先がいいと思ったのが選定の理由です。

 

翌朝7時30分池袋発の高速バスに乗って長野に向かいます。
平日で空いていたのか割引価格の1500円でした。安い!

 

長野駅前には正午ごろ到着し、長野電鉄に乗り換えて湯田中駅へ。

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記録的な暖冬であっても長野北部はしっかり雪が残っていました。

湯田中駅からは徒歩で渋温泉街に移動します。
このあたりは高低差があり、坂道も多く踏み固められた雪の残る道はなかなかデンジャラスです。温泉の湧出量は多いと思うのですが、あまり融雪には利用されていないようでした。
途中の神社に参拝し、旅の無事を祈願します。なんと隣には地域の公衆浴場がありました。

 

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他にもいくつか公衆浴場は点在しますが、基本的には施錠されていて誰にでも開放されているものではありません。
渋温泉の場合は温泉旅館の宿泊者のみ鍵を借りて湯めぐりをできるシステムです。

 

湯田中から約40分ほど歩くと渋温泉街に入ります。レトロで風情の残る温泉街です。

 

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まずは遅い昼食で腹ごしらえ・・・と蕎麦屋に入って注文して待っていたら
いきなりガラっと店の戸が開いて、猿が登場。
あまりにも衝撃的すぎて見つめ合ったまましばらく固まっていました。

 

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※イメージ


お店のおばちゃんが言うにはよくあることのようで、そのため周りのお店はすべて戸を閉め切っています。

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猿との共存はなかなか大変なようです。

 

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ちなみに蕎麦は薄く平べったい独特の麺で、これはこの地域特有のものなのかなと思ったり。
味はそれなりです。(観光地価格でちょっと高め)

 

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今日の宿は金喜ホテルというところで、チェックインにはまだ早かったので荷物だけ預けて地獄谷野猿公苑へ向かうことにしました。ここからは4km弱。1時間も歩けば到着します。

 

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遊歩道は踏み固められていてアイスバーンのようにつるつるな状態で、不慣れな人はなかなか苦労しているようでした。雪国育ちの自分は慣れたものでスイスイ進んでいましたが脇見をしたときにすっ転んでしまいました。油断禁物です。下を見て雪の状態を見極めながら進むのが大事です。

 

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野猿公苑の入り口前にかかる橋を渡ると秘湯を守る会の宿があり、日帰り入浴もできるのですが、15時で終了のため入れませんでした。残念。(HPに記載がなかった・・・)
ここは露天風呂に猿が現れるのを売りにしているようで、確かに猿が露天風呂にいるのを確認できました。

 

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野猿公苑の入り口からは丸見えなので湯浴み着が備え付けられているようです。
ここの温泉はその名も地獄谷温泉。一部は渋温泉のほうに引き湯されているようです。

 

 

さて、野猿公苑に入ると周りは外国人観光客ばかり。日本人は1割もいなかったように思います。海外からは温泉に入る姿がスノーモンキーとして知られているようです。

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実際、温泉に入る姿も見ることができました。気持ちよさそうだな・・・(入りたかった)

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野猿公苑の帰り道にギャラリー玉村本店に寄って日本酒を試飲。

 

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ここはセルフで試飲できるスタイルのようです。また、ここは有名なクラフトビール志賀高原ビールの醸造もしているのでビールも飲めます(有料)。
日本酒も地域のブランド米を使ったクラフト感あふれるものばかりでした。
基本的は辛口でやや濃いめのものが多いですが、美山錦の酒米を使用したものは柔らかく香る自分好みの味だったので、新酒の生酒(本醸造)と一緒に購入しました。
味を確かめてから購入できるのはとてもありがたいです。

 

宿に戻ってチェックイン。一人にはかなり広めの部屋が用意されていました。

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長こたつもついていて捗ります。
建物自体は老朽化していますが、清掃はされているので全然問題ありません。

 

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浴衣に着替えて湯めぐりに向かうと、雪が降っていました。けっこうな勢いで。
湯めぐり祈願の手ぬぐい(旅館で購入:350円)にスタンプを押すのも苦戦する有様だったので一部は翌朝にスタンプを押しています。
※外湯の感想とレポは次の記事にて。

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夕食は地物のブランド豚肉を使った豚丼。アツアツの出来立てを部屋でいただきます。

ザ・こういうのでいいんだよ的な旅館飯で大満足。玉村本店で購入したお酒を添えて。

休憩した後再び外湯をいくつか周り、後はゆっくりと宿で過ごしました。

 

翌朝。朝風呂も外湯で済ませて宿に戻り、朝食は大広間でいただきます。

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きのこの味噌汁が絶品で温泉玉子も添えられた塩で食べると甘さが引き立ってグッド。
ちゃんとした(手抜きでない)朝食に好感が持てました。
朝方に降っていた雪は8時過ぎには止み、高薬師にも参拝。足を滑らせたら確実に死ぬような急な石段の先にあります。

 

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ともあれ湯めぐりも無事コンプリートして新年最初の旅は満足の温泉旅となりました。

 

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