BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

20190713-16福島県みちのくコミティア~自噴温泉巡り(1/2)

三連休にプラス1日をして
みちのくコミティアに参加することにあわせて福島の温泉巡りをしてきました。


<一日目>
13日は早朝から直江津に向けて移動します。
今回も越乃shu*kuraに乗る予定をしていたんですが、当日まで何度も確認しても直江津からの指定席は取れず、長岡から越後川口まで約30分だけ乗ることになりました。

 

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直江津では前回に引き続き駅の1階にある駅そばで朝食。

謙信そばを注文したらゲソ天に生海苔、玉子がトッピングされてきました。

とくに生海苔は絶品。オプションでもプラス90円だったので今度はもずくそばに海苔プラスしてダブル海藻で攻めてみたいと思います。

 

 

直江津から長岡まで移動し、しばらく待って越乃shu*kuraに乗車。乗客の大半が長岡で降りたようで人はまばらにいる程度でした。2号車では酒造メーカーの吉乃川さんが試飲をふるまっていました。どれも辛口でキレのいいタイプ。
shu*kuraの試飲銘柄も4つ試してみましたがどれも辛口だったかな。香りがいいほうが好きな自分にはちょっと物足りない感じでした。そして乗車時間が短いのでゆっくり時間をかけて飲むことができなかったのも残念。

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やっぱり長い区間乗らないと越乃shu*kuraの醍醐味は味わえないと思います。切符争奪戦はなかなか厳しいですが。

 

越後川口での乗り換え待ちに昼食を取る予定だったんですが、見事に駅前に何も無く、近くのスーパーで惣菜をかって昼食がわり。そのあとは小出経由で只見線会津若松まで移動しました。

 

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只見線(+代行バス)から見える景色は「THE・夏の里山」といった感じで車窓を見ているだけでも癒されます。
そうして会津若松に17時ごろ到着。

郡山方面へは約1時間ほど待ち合わせがあったので、近くの日本酒スタンド「銀座九丁目」へ行ってみることにしました。以前来た時に気になっていたんですよね。

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いざ店内に入るとカウンターは無人。アレ?と思ってベルを鳴らしてみましたが誰も現れず、もう一度鳴らしてようやく奥からちゃきちゃきの女将さんが出てきました。併設の小料理屋と掛け持ちでやっているらしく、ちょうどお客が入ってきたので忙しかったようです。

 

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メニューはどれもワンコイン以下。カクテルグラスでいただくことができます。写楽や飛露喜といった有名な銘柄もあります。写楽も飲みましたが、いちばん良かったのは山の井純米大吟醸夏あざみ(夏季限定)でした。
水のようになめらかですっきり。後味の酸味も爽やかでスイスイ杯が進む危険な一品でした。
3杯いただいて1330円。とても良心的なお値段。

駅から徒歩10分ほどで営業は17時から。

 

 

さて、郡山方面へと向かうわけですが、ちょっと寄りたいところがあったので中山宿という無人駅で下車。

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「鞍手茶屋」といううどん屋さんがオススメだと地元の方から情報をもらったので、夕食にするためです。
化石のようなホームページには駅から徒歩10分とありましたが、15分ほどかかりました。さらには歩道の狭い峠道(車が猛スピードで通る)の先にあり、途中に廃墟があったり街灯すらないところで不安になりましたが無事営業していました。

 

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名物のけんちんうどんは野菜たっぷりの味噌仕立て?のけんちん風のスープにもっちりとした平べったいうどん。。セットで頼むととろろ飯と餅3切れ(味は選べる)が付く炭水化物コンボ。意外とがっつり。
大きめの野菜が多く優しい味わいで美味でした。しかし夏に食べると汗がなかなか止まりません。

 

食べ終えて店を出ると道は真っ暗。かなりスリリングな帰路となりました。

電車で来るならせめて明るいうちに来るべきです(後悔)。

なんとか中山宿駅まで戻ってくるも次の電車は2時間以上先の最終列車しかありません。どうやらこの駅は快速扱いの電車は停車してくれないみたい。なんてこったい。
隣の磐梯熱海まで徒歩移動も考えましたが、あの峠道を行くのはさすがに無謀。

 

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待ち合わせ室で待つことにしましたが、そこは虫たちが自由に闊歩するありさまで人間の居場所はありません。
なんとかベンチの上で避難しながらタブレットPCでテキストを打って時間つぶし。
無人駅で寝る「駅寝」の人たちはこういう環境で戦っているのか。。。

まあ、ある意味貴重な体験だったと思います。次はたぶんないかと思いますが。

 

ようやく郡山に到着して駅前のサウナに宿泊。
一晩1990円で寝るだけに徹するのなら十分です。カプセルホテルより開放感あり。
ただ、郡山駅前の繁華街はキャッチが多く、ガラが悪いのであまり深夜にうろつくのは避けたほうが良いかと。

 


<二日目>
14日はみちのくコミティア当日です。
初参加ですが、事前設営に参加してみるため朝8時前にビッグパレットふくしまに行きました。
ボランティア参加者は自分含めておそらく3人。あとはスタッフらしき人達で思ったより人がいない。。。
当然、設営のときの机運びを一人でやったりビラ配りなどなかなかの負担がありました。ガチ設営です(だから参加者が少ないのかも)。
1時間ちょっと汗だくで仕事をして早めにブース設営。

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ボランティア参加したらティアマガとお米(玄米)がもらえました。この米ティアがみちのくコミティアの特徴の一つです。
みちのくコミティアには野菜を売っているサークルがあったり、会場の物販ブースの「嶋ちゃん」にはおにぎりやシフォンケーキ、トウモロコシがあったりとどこかの道の駅かと思うくらいでした。
おにぎりはボリュームあって美味しかったです。手軽に食べられるのがうれしい。

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頒布物のほうも手にとってくれる方がたくさんいて良い初参加となりました。。
ジャンルの種類や規模もほどほどに良いバランスなのでまた参加したいな(遠いけど)。

 

撤収後、郡山駅に戻ってきて駅ナカの飲みどころ「もりっしゅ」で利き酒セットを注文。

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後で厚揚げもプラス。この厚揚げにかかっているピーマン味噌はほどよい苦みがありつまみに最高だったので思わず買ってしまいました。
お酒は「大木代吉本店 夏酒 自然郷」がめちゃくちゃ気に入ったのでお土産に買って帰りました。
ふんわりとした甘い香りとしっかりした旨味のあるスッキリ系です。

 

 

さて、宿は郡山駅前のカプセルホテルWows!に宿泊 3000円を切る価格ながらアメニティが豊富で設備もかなりいいところでした。食事処がなんか気取ったイタリアン(高い)なのはちょっとアンマッチのような気がするけど……。


ひと眠りした後、お腹が空いていたのでちょっと回りを歩いてみましたが、22時くらいだったこともあっていまいちパッとする店がなく、駅前のホテルの2Fにあったベトナム料理店で食べることにしました。
チキンカレーとフォー(選べる)のHalf&Halfセットにしたところ、器が深底で量がえげつない。

 

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Full&Fullでした。

 

もはやカレーとラーメンを一人前ずつ頼むようなもの……。

食べ過ぎるとお腹を壊すので不本意ながら残してしまいました。味はなかなか良かったです。

福島の人に聞いたら福島って基本的に量が多いらしいですが、サービス精神なんでしょうかね。
そういれば、鞍手茶屋もうどんに餅3つに麦とろろ飯とガッツリ系だったわな。。。


福島県では少食の人は○○セットに要注意かもしれないなあ。