GWは旅行に行かなかったので久しぶりの旅行記事です。
前日は広島まで出張があったので帰りに山陰に寄ってきました。
目的地は玉造温泉と出雲大社。5月25日が誕生日なのでバースデイ旅行です。
出雲大社は前に一度訪れたことがあったんですが遷宮中でちゃんとした姿が見られなかったので改めて。玉造温泉は出雲國風土記にも出てくる由緒ある名湯らしいので宿泊地に決めました。
金曜日の昼に広島の仕事が終わり、高速バスで松江駅まで約2時間半ほど。そこから路線バスに乗り換えて30分ほどで玉造温泉に着きました。
中心部に川が流れていて、両岸に旅館や土産物屋が並ぶ山間のテンプレ的な温泉地スタイルです。美肌の湯とか縁結びとか全体的に「女子旅」キャンペーンやってました。
けっこう大型の旅館が多く、公衆湯の「ゆーゆー館」も巨大なオブジェクトでした。
さて、今回宿泊したのは「長楽園」というところで、玉造温泉で温泉を管理した「湯之助」という役職を務めた家系という由緒正しいハイクラスなお宿。まあ、宿泊日が誕生日だったのでいい所を選択したわけです。
それでも一泊朝食のみで1万3000円弱だったのでお得でしたね。(平日限定?)
1人利用でもこの部屋。広い。
そして部屋まで案内&お茶出しというおもてなし付き。
ここの自慢は広い日本庭園と日本一の混浴露天風呂です。日帰り入浴も受け付けていません(系列店の玉造温泉国際ホテル宿泊者を除く)。
確かにそこそこ広めの日本庭園は素晴らしい。
露天風呂はさすがに写真は撮れませんでしたが、混浴といっても湯あみ着着用なので全然平気です。
そして内湯も2箇所あり男女で入れ替わります。
そのうち恵泉というほうは貸切状態だったので写真を撮りました。
広めの露天風呂が良い感じです。
■温泉分析表
こちらは部屋にあった分析表なんですが、すべて同じ源泉を使用していると思われます。部屋にも風呂場がありお湯は温泉という贅沢さ。かなり熱かったけど加水してるのかな? 美肌の湯の根拠は保湿性とメタケイ酸と書いてあったように思いますが、メタケイ酸は基準値の倍程度で含有量だけならもっと多い所は沢山あるしなあ。総成分量に対する割合的なやつだろうか。
保湿性は抜群で確かにしっとり潤うので美肌系っぽい感じはありましたね。
なお、内湯、露天風呂とも塩素消毒、循環ろ過ありでした。衛生のためにどちらも必要なんですが「源泉かけ流し」とうたっていたので残念でした。
塩素消毒、加水ありは成分変わってしまうので「源泉かけ流し」というのはどうなんだろう。(なお、循環ろ過は頭髪やらゴミの除去で必要なので源泉の投入量が多い併用式なら可とする個人的基準)
部屋も源泉出ているので、風呂に溜めて自然冷却の源泉100%ではいったろと思ったんですが風呂の栓がだらしないやつで、お湯が全部抜けていた件・・・。
さて、夕食は温泉街でとったのですが基本的に旅館飯なようで数えるくらいしか店はなく、まあ美味といったレベルでなく美味しく食べられたなあといった程度でした。
普通に定食メニューも多かったので、あまり飲み食いする人いないんだろうなあ・・・。客単価が低いと高コストな一品メニューは減るんだろうか。
ちゃんとした食事するなら長楽園からシャトルバスが出ている系列の玉造温泉国際ホテルのレストランに行ったほうがいいかと。宍道湖湖畔の立地を活かしたレイクビューの露天風呂もあるし。(格安で日帰り入浴できる)
食後は街をぶらぶら。日本神話にちなんだオブジェがあってなかなか面白い。
街の中で見つけた源泉スポットは微妙に成分や温度が違ったので、各々の旅館が自家源泉を持っていると思われます。
ちなみに玉造温泉の玉宮神社もパワースポット(←この言い方好きじゃない)らしいので出雲大社行く人は禊を兼ねてここで一泊していくのがいいんじゃないでしょうか。
夜間に行くとライトアップされているので中が良く見えます。温泉が奉納されていました。
今回はここまで。次回に続きます。
おまけ:街で見かけたフリーペーパー。これはあかん・・・