BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

3/19-23 甲府~伊豆 湯巡りバス旅(4/4)

3/23(最終日)

 

今日は朝から小雨の天気。よって、昨日断念した浅間神社の頂上へ再挑戦するのは諦めました。

周りを散策するにも景色が望めないので予定より1本早いバスに乗ることにしました。

 

それはさておき、朝食です。

 

 

メインはアジの干物で、昨日の宿、禅の湯で食べたものよりずっと小ぶりですが、こちらのほうが脂がのってるし変な生臭さもなく文句なしで美味い!と言えるレベルでした。
しらすおろしも美味いし、ごまだれをかけたマグロをだし茶漬けにして食べるとこれまた美味い、ということで朝食では歴代上位に入るレベルでした。
うむ、この宿…変な高級旅館よりいいぞ。1万出せば良いもの食べることができます。(高級旅館泊まってないけど)


また雲見温泉来よう。浅間神社頂上への再挑戦も含めて。

 

 

さて、雲見温泉から松崎、松崎から土肥金山へとバスを乗り継いでやってきました。

 


土肥金山は朝9時台というのに観光客でにぎわっています。
東海バスのフリーパス見せると1割引きで入場料が900円、そしておまけに金運のあがる金箔シールがもらえました。

 


ここのメインは実際の金塊を手づかみできること。

 

12.5kgの金塊すら台座に張り付いているんじゃないかと思うくらい、持ち上がらなかったです。これで億越えの価値。

 


隣には250kgの金塊がありました。ここまで来ると逆にありがたみがなくなるような・・・。
あと、砂金すくい体験が別料金でできますが、一人でやっても楽しくなさそうなのでやめました。


土肥金山を出た後は少し歩いて土肥温泉のバス停へ。ここにはちゃんと屋根があるし足湯があるので、雨で冷えた体を温めながらバスを待つことができます。

 


なかなかキマる湯温で上がった後は足が真っ赤になるレベル。45度くらいはありそう。
大衆に迎合しないその姿勢…悪くないね(温度調整ミスかもしれませんが)

ぼーっと待つ間に昨日に雲見温泉浅間神社で引いたおみくじのことを思い出して開けてみたら大吉でした(自分にとってレア)。雲に関係した言葉もあってなんか縁を感じるなあ。

 

(恋愛の一線を越えるなってどういう意味なんだろう…?)

 

土肥温泉からは修善寺駅へ。

修善寺駅では伊東駅行きの時刻を確認しておこうと思ったのですが駅前の渋滞で到着が遅れ、修善寺温泉行きのバスにすぐ飛び乗るしかなかったので確認ができませんでした。

(時間が危ういときは修善寺駅手前の修善寺インター以降のバス停で降りると修善寺温泉行きをつかまえることができます)

 


修善寺温泉は雨ながらものすごい人。ただ、こうなるとなかなか散策を楽しめるような状況でもなく、ちょっと見て回った後、筥(はこ)湯に入浴して修善寺駅まで戻ってきました。筥湯は観光地の温泉としては入浴料が350円と安くて綺麗なのでいいと思います。
ただ、営業開始が正午ごろ(この日は前倒しされてた)なのでめっちゃ混みます。
泉質はまあ悪くはないかな・・・というレベルです。(循環+消毒)

 

修善寺駅に戻って改めて伊東駅への時刻を確認してみると出発は約1時間後。元々予定していた便だったので一本早めた短縮効果は無くなりました。

 


仕方ないので修善寺駅内の売店をぶらぶらしていると、しいたけ蕎麦というそそられる
メニューがあったので食べてみることにしました。提供がちょっと遅いなと思ったら生蕎麦から茹でている本格派で、そこいらの駅蕎麦じゃなくてちゃんと蕎麦です。

 


しいたけは甘く煮つけられていて肉厚でジューシー。一味をかけて甘辛くしても最高。
煮しいたけのみテイクアウトできるようなので、酒のつまみにもいいんじゃないでしょうか。
また、あいにくの雨なので、酒(旅を楽しくするアイテム)を購入して伊東行きバスの車内で飲むことにしました。

 


地酒でスタイリッシュな日本酒の一合缶があったのでそれを購入。先日訪れたモンデ酒造とのコラボ?のようで何か縁を感じてしまいました。
味はほのかに白ワインのような酸味があり、とてもいい塩梅でした。これは捗る。
バスが峠道を走っていたせいか酔いもすぐに回る・・・

 


なお、伊東駅行きのバスの車内は何やらかえるのキャラクターでラッピングされていてファンシーな感じでした。こういうの面白いね。

 

 

伊東駅では名所の東海館を外観だけ見て、梅屋旅館で日帰り入浴。入浴料600円で貸切利用できました。

 

 

■温泉分析書

 

けっこう熱めでさっぱりとしたお湯です。これで湯めぐりは〆。
帰りは伊東駅から18きっぷで帰路へ。

伊東から熱海までは金目鯛をモチーフにしたリゾートトレインが運行。これで普通列車扱いだからすごい。

 



一部心残りがある面もありましたが、全体的にとても満足できたので伊豆は最高だと思います。また雲見温泉にはリベンジしたいものです(今度はフェリー経由で)

 

【参考:バス旅タイムスケジュール】

3/21

10:15三島駅⇒11:05船原温泉
11:41船原温泉⇒11:46出口
11:53出口⇒12:40河津七滝温泉

天城峠~慈眼院前は本数あるので省略。

 

3/22

8:21慈眼院前⇒8:29大滝入口

9:20河津七滝温泉⇒9:44河津駅

9:56河津駅⇛9:59今井浜海岸駅伊豆急行

10:54今井浜海岸駅⇒11:09伊豆急下田駅 ※伊豆急行

12:05下田駅⇛12:44大沢温泉
13:44花の三聖苑⇛14:03堂ヶ島
15:30堂ヶ島⇛15:38松崎
16:10松崎⇛16:30雲見温泉

 

3/23

8:11雲見温泉⇛8:31松崎

8:35松崎⇛9:19土肥金山

10:24土肥温泉⇛11:13修善寺駅

修善寺駅修善寺温泉間は本数あるので省略

13:15修善寺駅⇛14:10東海館前

3/19-23 甲府~伊豆 湯巡りバス旅(3/4)

3/22(三日目)

 

朝、痛めた左足はやはりまだ痛くて温泉に入ったりしているうちに、ようやく歩くには差し支えない程度には回復しました。

 


朝食は小鉢主体の飯泥棒スタイル。干物はアジで身が多きかったんですが、ちょっと生臭い感じもあったかな。夕食に比べると朝食はまあ及第点といったところです。

 

チェックアウトして忘れていた大滝を見た後、河津駅へ移動。

そこから今井浜海岸駅へ電車移動。海岸線を走るバス路線は本数がかなり少ないので、バス縛りだと移動が厳しくなります。まあテレ東の企画やってるわけではないので…

 


今井浜海岸駅から徒歩8分ほどで船戸の番屋に到着。開店早々で客は一人だけ。受付で入浴料300円を支払って露天風呂へ。

 




先客は無し、海を見ながらの絶景露天はなかなか格別でした。温泉は加水してちょうど良い温度で提供されています。
さらりとした浴感で塩っぽい感じもなく、海沿いの温泉としては珍しいかもしれません(塩化物泉が多い)
勝手に海面と同じぐらいの高さに浴槽があるかと思ってましたが、少し登ったところにあるので見下ろす形になります。

 

入浴料が安く、泉質もいいので立ち寄り湯としてはいいんじゃないでしょうか。なお、ここは食事がメインなので昼時は混む可能性があります。

 

今井浜海岸駅から下田駅までは再び電車で移動。
なお、バス旅にこだわるなら稲梓駅で降りて落合というバス停から乗り継げます。

 


下田駅では松崎方面へのバスの乗り換えで1時間ほどあったので市内を歩いてみたんですが・・・見どころがほぼない(日帰り入浴やっているような所も)。

 

 

とりあえずペリーの像だけ見に行った感じになりました。観光地を巡る循環バスのようなものがあれば短時間でも観光はできそうなのに。

あと駅前で温泉もちょろっと。やや熱め。



下田から松崎行のバスに乗り、大沢温泉入口という所で下車。

ここから徒歩15分ほどのところにある野天風呂(山の家)に行きました。

 

 

大沢温泉は渓流沿いにある山の小さな温泉地で桜のころはさぞ絶景なのだろうと思いますが、あいにくまだ開花前でした。雰囲気はいいので穴場かもしれません。日帰り入浴用の新しくて綺麗な施設もあります。

 


さて、野天風呂は風呂と休憩所だけの簡素な作りで、脱衣所も浴槽もそれほど広くはありません。浴槽は岩づくりでけっこう深いです。景色も良いというわけではなく。ただ、どこかで紹介されたのが子供連れが多い・・・

 


あまり人が来るようなところでもないのに、混んでいて(しかも子供連れ)自分的にはハズレでした。ただ、自噴している温泉の泉質はいいですが・・・混んでなければなあ。

 

■温泉分析書


戻ってから再びバスに乗るときは道の駅がある、花の三聖苑というバス停から乗りました。大沢温泉入口は退避エリアがなかったので・・・

 

 

バスは松崎を経由し、終点の堂ヶ島に到着。

 

 

ここでは名物の天窓洞のクルーズに乗る予定だったんですが
あいにく強風のため欠航。波はそれほど高いようには見えなかったんですが残念です。
遊歩道から天窓洞を上から見ることもできますが、光の加減で暗く見えるのでやはり下から見上げてこそなのかもしれません。
また、とんぼろという干潮時に島へ歩いて渡ることができる現象も有名ですが、あいにくこちらも干潮が真夜中だったため体験できず。なかなか自然に左右されるところがあります。

 


まあ、遊歩道からでも島々が浮かぶ景観美は味わえるので最低限の観光はできました。
松島みたいだなと思ったら、やはり伊豆の松島とも呼ばれているようで。

 


あと、ゆるキャン全プッシュになってました。そんなに国民的アニメだったのかあれ。


時間が余ってしまったので、周辺の堂ヶ島食堂というレストランで軽食。

 

厄払いのお清め(ビール)ととんぼろをイメージしたイカ墨やきそばを選択。どのへんがとんぼろなのかはわかりませんが、まあ美味しかったので良しとします。

 


ここは食事を注文するとところてんが食べ放題なので、試してみたんですが通常の酢醤油の他に黒蜜があったのでブレンドしてみると、これが程よく甘酸っぱい感じでクセになる味でした。じゅうぶん酒のつまみにもなる・・・


時間をつぶしたところで、堂ヶ島から松崎に戻り、雲見温泉へ。

 

 

予定したバス(16:10発)が休校日は運休するものだったので念のため確認すると今日までは運行していたので安心。やはりバス旅は事前確認を怠ると危ないですね・・・

 


雲見温泉は松崎から海岸沿いに南下すること約20分。駿河湾ごしちょうど富士山が見えるところで、風光明媚な小さな温泉地です。大きな旅館は無く、民宿が多いよう。

今日の宿は「温泉民宿 富久三苑」で、チェックインしてさっそく温泉へ。

 

 

大小2つの風呂はかけ流し、貸切で使用できるのでありがたいです。小さい家庭風呂タイプのほうが人気でした。自分もこちらのほうが収まりが良かったので何度もこちらを使用していました。

他に露天風呂がありますがこちらは循環のようです。ぬるすぎたので利用はしませんでした。(景観ものぞめません)

泉質は久々に濃いめの塩化物泉でした(※分析書の写真なし)

 


湯上り後は周辺を散策。ここにも浅間神社があり頂上に本殿と展望台があったので行ってみようと思ったら、これがえげつないくらい急な長い階段でした。なんとか登り切ったあとも10分ほど山道を歩くようなので夕食の時間に間に合いそうになかったため引き返しました。

頂上に行けば綺麗な夕焼けとか見えたのかな?
なお長い階段を登らなくても十分景観スポットはあります。

 


翌日は雨だったので周辺散策があまりできなかったのが心残りです。

 

 

そして夕食。前評判どおりの量、味ともに最高の一言です。

 



お酒メニューはなく、日本酒は普通か冷酒かといった二択だったので普通(冷や)にしたところ、これがかなり好みで美味い。料理との相性も最高でした。

 

 

オプションでつけた鮑のステーキは小ぶりですが、身はとても柔らかく肝も苦みや臭みは無かったので、鮑のイメージを変えることができました。
鮑はこんなに柔らかいのか・・・味は淡泊なので追い醤油しました。

鍋と鮑が同時着火スタートとなり、なかなか難しい采配を迫られましたが、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにという基本を守りつつなんとか乗り切りました。

 


個人的なファインプレーは鍋のダシをご飯にかけてあまったワサビを乗せた即席だし茶漬け。わさびはちゃんと本わさびで香りが良かったのでわさび丼を軽く超えていきました。

 

夜は早々に就寝。民宿なので防音は期待できなかったのですが、騒ぐような人は泊らないみたいで静かに過ごせて良かったです。

3/19-23 甲府~伊豆 湯巡りバス旅(2/4)

3/21(二日目)

 

朝。昨日は暗くてわからなかったけど下部温泉はなかなか風情のあるところですね。

 

下部温泉からは三島駅へ電車で移動。

ちなみに下部温泉の駅からホームへは線路を横断するので電車が来る前にホームへ渡ってないと遮断機が降りて渡れなくなります。なかなかのトラップです。

 

三島駅で降りて東海バスの窓口へ。

伊豆ドリームパスのことを聞いてみるとフェリー運休時は販売していないとのこと。

 

www.izudreampass.com

元々は伊豆ドリームパスを使う予定だったので、旅行の計画時に気づいて良かった。東海バスのお知らせとかにも載ってないもんなあ・・・。

 

そんなわけでバス旅プランに切り替え。全線フリーパス3日間を買います。

 

 

伊豆ドリームパスに比べて割高に感じますが、バス運賃が高いので三島と松崎の往復だけでもほぼ元がとれる計算です。

そして購入すると主要路線の時刻表一覧がもらえます。便利!

 

三島駅から松崎行き急行で船原温泉で途中下車。

 

ここから修善寺行きに乗り継いで出口というバス停で降りて、さらに河津駅行きに乗り継ぐといった塩梅です。めっちゃバス旅っぽい!(テンション上がる)

 

さて船原温泉では40分ほど待ちがあったのでダメ元でバス停前の「船原館」に日帰り入浴できないか聞いてみると、最初は清掃中のため午後1時半くらいから入れるといった案内で、やむなく帰ろうとしたときに奇跡が。

なんと今日に限ってチェックアウトが遅い宿泊客がいたため清掃にはまだ入っておらず、入浴可能とのことでご厚意に感謝して。これは幸先がいいなあ。

 

 

贅沢な源泉掛け流しを独り占め。ここは露天含め温度差があるので温冷交代浴を奨めていました。湯は当然のごとく上質、湯上がり後には肌がしっとりと潤っていました。乗り換えで見つけた温泉だけどかなりの名湯でオススメです。

 

■温泉分析書


船原温泉の後、先程の経路で乗り継いで河津七滝へ。

ここでは孤独のグルメの聖地となっている、かどやへ訪問。

 

 

平日というのに4組ほど先客の待ち。結局30分ほど待ち。営業は14時までですが受付は13過ぎには終了していました。

店内には孤独のグルメ関連のサインや写真が飾られています。ドラマでの印象に比べて店内は狭いかも。

 

 

注文するのは当然わさび丼なわけですが、ドラマのようにわさびをすりおろすことができるのは人数制限があり、昼にはもう厨房ですりおろしたものを提供する形となっていました。

そのせいか香りはあまり強くなく、感動するような味とは言えず…まあ、記念みたいなものですからね。食事だけなら周りにも店があるのでそちらのほうが満足度高いかも。

 

食後、河津七滝から慈眼院前というバス停まで移動。

 

 

今日はこのバス停のある禅の湯という和モダンな宿に宿泊するので荷物を預けていきます。そして再び河津七滝方面へ戻り、まずは名前だけはよく知っている天城峠へ。

 

 

バス停の脇から散策というにはちょっと道の荒れた山道を登り、10分ほどで旧天城峠トンネルに着きます。

 

 

ここは名所となっているようで車で来ているひともちらほら。なんか心霊スポットのような佇まいですが…

 


そしてさらに15分ほどさらに荒れた山道を登るとあったのが天城峠

 

 

と書かれた案内版と朽ち果てたベンチ。

 

 

景色も絶景とは言えるものでも無く…行くだけ徒労みたいなスポットでした。

もし訪問する場合はしっかりとグリップの効く靴で晴れた日にどうぞ…

(所々道が崩れていたり倒木があったりするので注意して下さい)

 

往復で1時間もかからないのでちょうどバスの時間に戻ってくることができました。

余談ですが、天城峠の手前(修善寺方面)に「かたつむり」という珍名のバス停があって二度見しました。こういうのもバス旅の面白さなのかもしれません。

 

 

お次は河津七滝遊歩道入口上、というバス停で下車。ここから河津七滝を巡るとほぼ降りて行くだけなので非常に楽です。渓流に沿って下るのも見やすくていいし。

ちなみに河津七滝は…ガチで良かったです。わさび丼のついでに寄るようなレベルじゃない。そこいらの滝とか渓谷美では太刀打ちできないようなレベルの壮大さでした。

 

 

散策路の途中に願い石というやつ(宮崎の鵜戸神宮で似たようなやつやったな…)をやてみましたが、投げ入れる領域に石がこんもりたまっていて、その中に入った石が弾かれるという無理ゲー仕様。通るかっ…!こんなもんっ…!

 


なお、もっとも下流にある大滝は天城荘という宿の脇から入っていくので見落とし注意です。(見落としたので明日の朝行ってきました)

 


さて、ひととおり観光をしたところで今日の宿の禅の湯へ。部屋はかなり綺麗で、しかも角部屋。

 


時期があえば桜の景色も見られそうです。
廊下には温泉水、麦茶、温泉珈琲のポットがおかれてフリードリンク制。

 

温泉水で淹れた珈琲はまろやかな仕上がりとなっておりました。温泉は硫酸塩泉なので胃腸にも良さそうです。


風呂はというと、貸切のものと大浴場があり、大浴場には露天風呂と岩盤浴がセットになっています。

 

貸切は熱めで狭かったのでちょっと居心地が悪くゆっくり長風呂はできなかったのですが大浴場は天井が高くてぬるめだったので長風呂に最適です。
露天風呂は小さいですが、デッキにはアウトドアチェアがあるので外気浴が可能。ただ、道路に面しているので車の音で風情はあまりありません。
一点、浴槽の木の部分は非常に滑りやすくなっているので注意が必要です。注意書きはありますが、想像以上に滑ります。


泉質はアルカリ性の硫酸塩泉(ほぼ単純温泉)でぬるとろ感はないですが、肌にべたっと残る感覚があります。普通に飲めるくらいクセのないタイプなので中と外から温泉の効能を享受できます。
ひととおり内湯と露天を堪能した後、せっかくなので岩盤浴を試してみることにしました。
中は蒸気が立ち込めていて蒸し風呂のよう。これが岩盤浴なのだろうか?
熱くて息苦しいのもあって15分がやっと。出てから露天風呂にあるアウトドアチェアで外気浴したらとても気持ちが良かったですが。整うとは違うとは思いますが新しい体験ではありました。
(なお、翌朝岩盤浴せずに外気浴しようと思ったら寒すぎて無理でした)

 

■温泉分析書

 

風呂の後は食事です。口コミでも食事は高評価だったので期待していたのですが、ちゃんと期待どおりのレベルでした。

 


和食ベースで一つずつ丁寧な料理で温かいものは後から出してくれます。季節野菜のフリットがとくに美味しかったなあ。日本酒ももっきりで出してくれてちょっと嬉しい。

 


金目鯛の煮つけつきのプランにしたんですが、初めての金目鯛の煮つけは絶品!・・・というほどでもなかったのが残念だったかな。思っていたより身がしっかりしていて、食感が他の魚の煮付けとそう変わらなかったので(普通に美味しいですが)。

 

そして就寝後、夜中に一つ事件が発生。
左ひざの裏が痛くなり、曲げることが困難な状態になっていました。

原因は間違いなく天城峠での酷使。
風呂は午後11時まで(朝は5時から)だったので夜通し温泉に入ることができるありがたさを身をもって再認識したのでした。

 

続きます。

3/19-23 甲府~伊豆 湯巡りバス旅(1/4)

年度末の飛び石祝日を有休で連結して、伊豆方面に行ってきました。

北陸方面からだとどうやっても遠回りルートになるので、なかなか行きづらいんですよね伊豆。ちみなに伊豆までは電車(18切符)です。

 

 

3/19(前泊)

 

明日は大糸線の始発に乗るので糸魚川駅前のホテルに宿泊。
夕食を兼ねて飲みに行く所を物色中、机の上のパンフレットに目が止まりました。

 

いっさく。

 

コロナ前に行く予定をしていた、ローカルなファミレス系居酒屋?チェーンです。
最寄りの店舗は糸魚川駅からも歩いて行ける距離。これはもう運命だわ、と謎の使命感に後押しされて糸魚川駅から徒歩5分ほどのところの店舗へ。

 


駐車場は車でいっぱい。これこれ、こういうの。地元民が集うローカルチェーンこそ旅の醍醐味の一つ。
店は和風な作りで、すべて半個室タイプのよう。

 

和洋中伊に居酒屋メニューでタブレット注文という一人無双状態。これにはテンション爆上げまったなし。


とりあえず日本酒「いっさく」と期間限定のあんこう鍋、玉子焼きを注文。

思ったより日本酒のメニューは少なかったな。右下のかたふねはちょいレアな推し銘柄です。


あんこう鍋は味噌仕立てでそれ自体が至極のスープ。可食部は少ないもののあん肝も入ってて満足感もそれなり。玉子焼きは甘めの出汁焼きでこれが日本酒との相性が良い。

 

最後は上越名物の生姜醤油ラーメン(ミニ)で〆。外れのない安定感はすごい。
まあ糸魚川駅前にも安くて良さそうな居酒屋はたくさんあるようですが、今回は探求心を優先しました。

 

 

 

3/20(一日目)

 

朝6時発の大糸線で南下。

山梨の下部温泉までは18きっぷで移動しますが使用印は車内ではできないらしく、結局ワンマン運転が続いて信濃大町の改札でようやく押してもらいました。

 


南小谷あたりからは雪が降ってきて気づけばすっかり冬景色。このあたりはまだまだ冬なんだなあ。

 


乗り換えの松本駅で遅めの朝食としてチャーシュー入り蕎麦。

松本駅の蕎麦は駅そばでは別格だと思います。ちゃんと蕎麦の風味するし。

なお、券売機はタッチパネルタイプですが現金のみ…それはもうちょっと工夫したほうが。

 

松本駅から石和温泉駅へ。荷物は改札そばのロッカーに入れ身軽になって、まずは温泉。

 


駅から徒歩10分ほどのところにある「深雪温泉旅館」は、辺りでは珍しく自家源泉掛け流しということで、入り口でもさかんにアピールしています。
湧出量が多くシャワーまで温泉使うというガチっぷり。熱めの源泉とぬるめの源泉をそのまま同時に浴槽に掛け流して温度調整を行っています。
内湯と露天がありますが、流量的には内湯がやはり良い。アルカリ性なのでぬるりとした感触があり、注ぎ口では気泡も肌に付着するのは新鮮な証拠。
ちなみに料金は1300円とお高め。一見の観光客は少ないらしく先客もなかなかの長風呂という温泉ガチ勢向けかな?

 

■温泉分析書


湯上がり後は有名な「甲州ほうとう小作」へ寄ってみると、なかなかの行列だったので鉱石の販売を兼ねてミュージアムを併設している「彩石の蔵」に立ち寄り。

 


誰がこんなん買うんだと思うアメジストの原石があったり

 


戦隊モノのような色とりどりの仏像が並んでいたり

 


もちろん天然の鉱石、宝石もたくさん展示されていました。
そして購買意欲を煽ったところで最後に販売コーナーでいらっしゃいませ形式。
まあ、石好きでなくとも、それなりに見どころはあるので立ち寄っても損はないでしょう。無料だし。

 

 

さて、再び駅へ戻る間にワイン試飲祭りを決行。まずはモンデ酒造。

 

 

受付で名前を記入すると、6種類のワインプラス季節限定のワインを試飲できます。
ワインは酸味と渋みが苦手でほぼ飲むことはないのですが、ジュースのように甘いものから木の味?を感じる特殊なものまであってワインのイメージが変わりました。
好みのワインを見つけたら併設の店で買うことができます。ここのワインは他の店であまり見かけないので、手荷物に余裕があれば買っておいたほうが良いでしょう。

※上の写真のやつが好みだったんですが見かけませんでした。


お次は線路沿いにある本坊酒造マルス山梨ワイナリーに立ち寄り。伊那にあるウイスキー工場のほうへは行ったことがあります。

 


ここではジュースを含む6種類が試飲可能。めちゃくちゃ甘いワインもあります。
ラインナップの棲み分けははっきりしてそう。

 


そして最後は石和温泉駅の観光案内所にある有料試飲サーバー(酒クズホイホイ)で気になるやつを試飲したり。
あけびワインというのもありました。野趣味を感じる味でしたね。
ワインの販売は行っていないので、近くのイオンとかで買うことになります。

 

その後、石和温泉から甲府に移動し駅前にある小作のほうとうを食べました。15時前なのに人は多かったです。みんなほうとう食べるんだなあ。

 


かぼちゃほうとうを頼みましたが、野菜がたっぷりで、もちもちの太麺が特徴。味は想像どおりで濃すぎす薄すぎず馴染みやすい味噌のタイプでした。もっと味に特徴があると思ってたんだけどな。なお、量はたくさん入っているので食べ応えあります。


その他にはシャトレーゼの本拠地のカフェに行ってみたり(充電できます)、甲府城跡をぶらぶら観光したりして甲府駅前を満喫。


夕食用に駅弁(元気甲斐)を買って宿泊の地、下部温泉へ。電車は強風の影響で遅れていました、湖西線みたく風に弱いんだろうか?


下部温泉駅から宿まではゆるい登り坂を徒歩15分ほど。川沿いにある温泉街は街灯だけがともり、静まり返っていて廃業した宿もちらほら。店もありません。

 


宿泊先の「ホテル湯元」はセルフチェックイン、セルフチェックアウトというほったらかしスタイル(ええんか?)でした。
事前にメールで泊まる客室が指定されていて、そこでキーを受け取り宿泊者名簿を記入します。出るときは部屋にキーを置いて帰るだけ。結局滞在中は一度も宿の人に会いませんでした。妖精さんかな?

なお、客室は広めの和室で、畳は少し凹んでいたり古臭い匂いがしますが許容範囲です。ここの目的はもちろん温泉なので。

 


豊富な自家源泉を掛け流していて、源泉は泉温が低いので源泉槽と加温した浴槽との温冷交代浴をするスタイル。


ご覧の通り湯は透き通っていて非常に綺麗で美しい。源泉浴槽は入るときはひやりとする程度で冷たすぎることもない。聞こえるのは水滴の落ちる音と川のごうごうと流れる音だけ。最高だ。しかも夜通し入れます。

 


夕食は買ってきた駅弁を発泡ワインと供に。変な店入るより普通に美味しい。今後も宿の周辺に店が無いパターンはこのスタイルでやってみよう。
川の流れが少し騒がしいけど、人工音でないからか不思議と入眠も早く就寝。

 

■温泉分析書

 

続きます。

 

20231022-24和歌山白浜(方面)の旅(2/2)

■三日目

 

7時半ごろに起床し、再び円月島方面を経由して紀伊田辺駅まで移動。

 


朝食がわりに白浜名物「かげろう」のカフェでコーヒーと生かげろうというものをオーダー。(ちっちゃいけどわりといいお値段)※モーニングメニューもあり

有名なとれとれ市場にも寄ってみましたが、朝ということもあって飲食関係で開いている店は少なく見学だけ。お土産関係はここなら何でもそろいそう。
リーズナブルな価格でしらす丼のモーニングやっている店あったので、しっかり食べたいならここがいいかも。

 

紀伊田辺では先日スルーした闘鶏神社に参拝。
時期柄七五三やってました。鶏要素は少なめ?


おみくじと鶏の置物買ってお土産がわりに。自分は酉年なのでちょうど良い。
結果は大吉でしたね。

 

 

紀伊田辺駅から岩代駅まではそのまま自転車を押して乗車。

 

いちいち折りたたまなくていいのはかなり便利。


ただ、降りる駅のホームと出口は確認しておきましょう。岩代は白浜方面から来ると階段をあがる必要があったので自転車をもってあがることに難儀したという(エレベーターはない)。

 

岩代から印南までサイクリング。交通量が多く見どころは少なかったかな。


新しいスポット「かえるの港」で昼食。海見ながら食べられるのは良かった。
暑くてけっこう汗かいたので醤油だけでもいける(湯浅産かな?)


印南はかえる推しで、印南駅のすぐ近くにあるかえる大橋は下から見上げるとなかなかの迫力でした。

 

 

印南から御坊で乗り継いで湯浅駅へ。御坊から和歌山の区間はHPから事前予約をすれば自転車も乗せることができます。(当日可)

 

 

湯浅から箕島漁協の近くにある市場「浜のうたせ」までサイクリング。

 

あいにく食堂は終わっていてカフェ利用のようなことができなかったので、鱧寿司なるものを購入して燃料補給。

 

 

鱧を焼いてほぐしたものをのせた押し寿司ですが、鱧感はあまりなかったな・・・

 

 

その後、有田みかん海道の展望台まで。(みかん要素はあまりない)
坂がかなりきつくて自転車押して登りました。みかん要素はあまりないけど、見晴らしはいいかな。

 



帰りは舗装のあやしい細い道を降りて街中へ行こうとしたんですが、路面が良くなくてこれが失敗。途中でタイヤがパンクするという最後の最後でのアクシデント。

 


とりあえず、広めの駐車場の邪魔にならないところでパンク修理(チューブ交換)したんですが、自転車買ったときの最初の講習以来だったためなかなか難儀して時間がかかり、ようやく復旧終えたときには日が暮れていました。

 

そして最終目的地の初島駅へ。

 

この駅のすぐ近くにGooglemapで見つけた「みかん大王」という怪しい?店に入りました。何が怪しいかって口コミが少なく昼間の写真はなんかとても入りづらい感じだったからで。

 

しかし中はアメリカンダイナー?な感じで初見なのになぜか居心地が良く、フードも安くて美味しかったので最高の店だということが判明しました。

 

(太刀魚キムチ&ミニ刺身盛り合わせ)

(さばフグ唐揚げ)

(だし焼き卵:ネギが入った中華だしのオムレツ)


和歌山来たらまた寄ろうと思います。

そんなこんなで和歌山の旅はトラブルがありつつも良い形で終わりを迎えたのでした。

 

 

 

★みかん大王の謎メニュー(やっぱり怪しい)

 

20231022-24和歌山白浜(方面)の旅(1/2)

 

先週の大阪出張に合わせて和歌山の白浜方面へ旅行してきました。
これまで白浜へは何度か旅行計画を立ててはいたんですが
大雨やら台風やらで結局訪れることができなかったので初訪問でした。

 

ちなみに行きのチケットはJR西の株主優待券を使用しました。

 


今年からQRコード形式になってWEBや券売機でも使えるなりましたが
特急を一部区間だけにしたりと細かい条件は指定できないので結局窓口発券という。
事前に調べたもの渡してもけっこう時間がかかるんだよなあ。
列車指定は5回までという制限も増えてしまいました。以前に西日本ぐるりと片道で回っといて良かった。

 

kita0525.hateblo.jp

 


■1日目


この日は京都で関西コミティアが開催されていたので京都で途中下車して一般参加。

 


ティアマガで2つも作品紹介されるとは!(ありがとうございます)

 

 


京都を後にしてこの日は和歌山駅近くで宿泊。


素泊まりなので飲みにいくかと駅の東西連絡通路を歩いていたら近鉄デパートを発見。
デパ地下が19時閉店のため、なんとどこも半額のセール中!
嬉しくなってしまったので惣菜やら酒やら調達して急遽ホテル飲みに切り替え。

 


日本酒の品揃えが良かったので上々の収穫でした。

これだけ買って2,000円でお釣りがくるのでお得です。
一点、天ぷら盛り合わせを購入したけど衣厚くて調味料のことも忘れてたのでちょいミス。

いつもは買わない高級弁当(半額)も狙えます。
なお、食べすぎて和歌山ラーメンは入りそうになかったので断念しました。(前に食べたことあるからいいけど)

 

 


■2日目

 


普通列車で白浜方面へ移動。
途中、紀伊田辺駅で50分弱の乗り換え待ちがあったので手前の芳養駅で降りて紀伊田辺駅まで寄り道サイクリング。

 



天気は快晴でちょっと暑いくらいでした。のんびりした空気感がなんともいい。

30分ほどで紀伊田辺駅に到着。近くに世界遺産(闘鶏神社)があったのに気づきましたが時間がなくこの時はスルー。

 


ここから白浜を通過し椿駅まで乗車。このとき車内で自転車を持ち込んでいる人がいるのに気づき、次は折りたたまずに(輪行袋に入れずに)持ち込むことにしてみました。

椿駅の近くには温泉があるので、しらさぎ旅館で日帰り入浴。

 


お昼前で貸し切り状態でした。値段も600円とお手頃で眺望も良く、さらに温度の低い源泉槽もあるので温冷交代浴できて最高です。

 


やはり源泉槽のほうが鮮度は良く、ぬるとろ感が感じられました。ちょっとせまいけど。
この日はみかんと木酢の二種類でしたが、さすがに木酢は臭すぎて入りませんでした。あれ入ったらしばらく匂いとれなさそう・・・

 

<温泉分析書(源泉かけ流しです)>

 

そして入浴後にお昼。ここは食事も出しているので温泉粥をオーダー。
釜飯が名物らしいんですが、せっかくなら温泉のもの食べたいし。

 


癖のない穏やかな味でした。薄味なので漬物で塩味をプラスして食べます。

 

椿温泉からは白浜までサイクリング。白浜空港のあたりになかなかえぐい上り坂がありましたが基本的になだらかな道が続くので走りやすいです。

 


途中三段壁と千畳敷に立ち寄り。

 


三段壁は下に降りるエレベーターが1500円と高いので見送り。ちょっと見ていこうかという値段じゃない・・・。
千畳敷は言うほどスケールが大きくないような?

 

 

その後目的地の白良浜に到着。この浜は掛け値なしにキレイでしたね。

この浜を中心にリゾートホテルが立ち並んでいるので、長崎の小浜温泉に似たような雰囲気でした。

 

そして近くのとある民宿にチェックイン、なんかオーナーの人とのコミュニケーションがしんどい(悪い人ではない)。コップが部屋にも食堂にも見当たらなかったんですがあまり顔を合わせたくなかったので我慢しました。

 


風呂はちゃんと温泉だし、部屋もきれいな方だったので問題はありません。
ただ思ったより車や人が通るので時期によっては騒がしいかも。

 

外湯は崎の湯(撮影不可)と松之湯の二箇所に行きました。
崎の湯は有名ですが、思っていたより絶景というわけではないですが海風を全身に浴びられる露天風呂はいい。


松之湯は円月島の夕日まで時間調整をかねて入ったんですが、適温で塩分が濃いめの温泉です。もうね、かけ流し具合が芸術的ですよ。

 

円月島。

 

夕日が穴に収まる角度はなかなかシビアでかなりの人だかりになってました。

 


晩は中心からちょっと離れたお店に入りました。日本酒の飲み比べセットがあって料理もなかなか美味しい。メイン以外はリーズナブルなほうだとは思うんですが、頼みすぎて5000円超えてしまいました。

 

そんな感じで白浜の夜は終了。三日目に続きます。

20230813-0819東北八幡平・乳頭エリア湯巡り旅(3/3)

8/17<五日目>
この日は朝から時おり雨が降っていました。夕方ごろまで場合により小雨予報があったのでプランを少し変更して臨むことに。

 


チェックアウトし、9時30分の送迎バスで鶴の湯から再びアルパこまくさにやってきてひとまず自転車と荷物の多くを置いて、路線バスで乳頭温泉(鶴の湯とは別方向)へ。

 


蟹場温泉は秘湯感のある宿で、混浴の露天は風情がありました(アブもいます)。
ここの泉質は無色透明なのですが、バスタオル着用不可となっていたので女性にはハードルが高いんじゃなかろうか。(実際いなかった)
露天とは別に内湯も木と岩の2種類があり、それぞれ違う源泉ですが、おすすめは木の浴槽です。広いしちょっとぬるめで浸かりやすいし。いい温泉です。

 

次は蟹場温泉から下り坂を歩いて10分くらいのところにある「妙乃湯」へ。
ここは泊まるとなかなかの高級旅館で日帰り入浴も人気のようでした。混雑している場合は待ちが発生するようですが、運良く待ちなしで入ることができました。
ここは金の湯という鉄分を含む茶褐色の湯と、銀の湯という無色透明の単純泉があります。

 


そして最大の特徴としては隣を流れる川の人工滝?を見ながら入れる露天風呂です。
夏でも涼しげでアブにも襲われなかったので良かったです。
今回は時間の関係で乳頭温泉エリアの湯巡りはここまで。湯巡りバスで巡る方法もありますが、あまり本数がないので連泊して回るのが最適解なんでしょう。
さて、再びアルパこまくさまでバスで戻ってきて、ここからは自転車で田沢湖経由で角館へ向かいます。
雨予報が出ていますが、ここは強行突破で。

田沢湖までは下り坂であっという間、田沢湖も快走路で途中小雨にも遭いましたがとくに問題はなく、御座石神社まで来てお参りしたら晴れ間が見えてきました。

 

 

あとはシンボルのたつこ像を見て、そのまま角館方面へ。
途中、食べる所がなかったのでホームセンターとスーパーが融合した店で補充。味噌味のおにぎりはGood。

 


角館につく頃にはすっかり晴れていて、宿泊先のゲストハウスにチェックインしてシャワーを浴びてから散策&店探し。本当はかくのだて温泉に行きたかったんですが月一の定休日でした。
しかし、夕方に閉まる店が多く、定休日が重なることが多かったので数少ない店は満員で入れず。急遽コンビニで食料を買って宿で晩酌することにしました。

お酒は酒屋限定の日本酒で、米の風味が残る甘めのタイプで好みでした。

 

 


8/18-19<六日目&七日目>
メイン日程は消化したので後は帰り道。

 


秋田ではちょっと千秋公園の蓮の花を見てきて、酒田駅では長い乗り換え待ちの間に
みなと市場で食事。ここはわりと良心的な価格で良かったです。


そして、夕方には長岡駅に到着。ここから自転車で30分ほど北に向かったところにある寺宝温泉が今日の宿です。

 


素泊まりで部屋にはキッチン付きのワンルーム仕様。タオルはついていないので注意が必要です。(レンタルか販売)
温泉はアルカリ性のモール泉で炭酸水素由来のガスがお湯とともに湧き出ているのでシュワシュワ炭酸泉感を味わうことができます。ぬるめなのも良いです。
入れる時間が7-21時までと短いのは残念ですが、他に例を見ない珍しい温泉で、高速バスのバス停にも歩いて行ける距離なので使えそうです。

夕食はフレンドの店舗が近くがあったので、新潟名物のイタリアン。カレーイタリアン餃子セットというよくわからない構成。イタリア成分は皆無ですが

 

 

7日目は直江津駅近くの朝昼兼用の中華そば。激安です。


ボソボソとした食感でジャンク感がありますが、小腹満たすにはいい感じでした。

今回は自転車をかなり組み入れて旅をしてみましたが
GoogleMapで確認するときもちゃんと高低差を確認しないと学習しました…
バスがなかったり、本数が少ないところを補完するには活躍できたかと思います。

 

台風予想が左にそれてなんとか完遂できたのがなによりでした。