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ツツウラウラお散歩旅

20190808-0813十津川~熊野の旅(4/4)

8月12日

 

今日は熊野湯の峰から熊野市方面へ移動します。


ゲストハウスをチェックアウトして朝8時40分のバスで志古に向かいます。ここからジェット船で瀞峡巡りをすることにしていましが、雨が降っていたので便を一本遅らせて乗ることに。

 

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普通の往復チケットではなく小川口で下船する切符を買います。30分ほど経つと雨はすっかり上がっていました。

 

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エメラルドグリーンの川を勢いよくジェット船で上流に向かいます。瀞峡エリアは奇岩のスケールに圧倒されてこれは価値のあるものだなと納得。

 

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田戸で休憩後、帰りは小川口で下船。

ここから約800mほど下流側に歩いたところにあるのが静流荘で宿泊や温泉、レストラン利用ができます。

 

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意外にも綺麗なホテル風でちょっとためらいましたが、ここのレストランで昼食。メニューはお盆用となっていてホテル価格(お高め)。歩いてくるときに郷土料理の食堂があったのでそちらを利用したほうが良かったかも。味は良かったですが。

 

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昼食後、静流荘の隣りにあるトロッコ駅からトロッコで湯ノ口温泉に向かいます。トロッコは小さめで身をかがめて車両に乗り込むようなミニチュアサイズ。子供連れに人気なようでちょっと場違い感があったり。トロッコはもともと鉱山開発に使われていたものを利用していて坑道内部は夏でもひんやりしていました。

 

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湯ノ口温泉は綺麗な建物で、連休とあってかとても混んでいました。これだと秘湯感がない。
温泉は消毒ありで泉質は少し残念ですが、熱めの塩化物泉でよく温まります。夏だと数分も入っていられないくらい。内湯が1つに露天風呂が3つ。露天風呂は寝湯、立ち湯があるのが良いです。トロッコ往復切符と入浴料込みで860円。

 

湯あがり後、再び静流荘まで戻ってきて路線バスに乗り、千枚田・通り峠で下車。乗客は自分一人だけでした。

 

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バス停から丸山千枚田までは緩やかにのぼる坂道を30分。こじんまりとした棚田の集落はよく風も通り心地よいところでした。収穫前のためか田んぼの脇道は入れないようになっています。

 

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チコちゃんのカカシがあったり。ここではぼーっと生きていたい。

 

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再びバス停に戻りバスで熊野市駅前へ移動。バスはだいたい2時間間隔でありますが休日と平日で違うので注意。
駅前のホテルにチェックインし荷物を預けて花窟神社へ。

やや距離があり徒歩30分ほど。

 

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圧倒される巨石が御神体でした。ここはイザナミの墓とされていて隣にカグツチも祀られていた。なるほどなあ。帰りに獅子岩を鑑賞。

 

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ナントカ岩というものはこじつけも含めて多いですが、この岩はまさに獅子と疑いようのないほど見事な造形でした。晩はスーパーで調達してホテル飯。名物のさんま寿司が美味しかったなあ。鯖と比べてクセが少ないから食べやすい。

 

 

8月13日

 


夜明け前。雨音で目が覚めました。外が荒れているらしい。天候次第では今朝の予定は中止かなとスケジュールの確認をして二度寝

朝6時。予定どおり目が覚めると雨は上がっていました。すぐさま支度をして出発。予定どおり松本峠に向かうことにします。

 

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ホテルを出て駅前の商店街を通り抜けて松本峠へ向かいます。早朝なので店はしまっていましたが、近くの高校の漫画研究会が描いたイラストが通り道に掲示されていて楽しませてくれます。

商店街が終わり、程なくして松本峠への登り口。

 

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地元の保存会によって杖が用意されていて道も綺麗に整備されています。登り坂の苔むした岩畳は濡れていて滑りやすくなっていたので、一歩ずつ慎重に進みます。木立の中を抜ける道で日に当たらず夏場にはありがたい。

 

30分ほどで首欠け地蔵にたどり着きました。ここには鬼ヶ城跡への分岐道があり、時間に余裕があったので鬼ヶ城方面に進んでみます。少し進むと東屋があり、獅子岩方面の海岸線が望めるスポットになっていました。

 

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さらに鬼ヶ城方面に進んでみましたが登り降りもあり、時間がかかりそうだったので途中で引き返して首欠け地蔵まで戻りました。鬼ヶ城は海岸沿いに遊歩道があるので余裕があれば海岸の遊歩道から鬼ヶ城跡経由で松本峠に出るのも面白そうです。

松本峠からは下り道で滑りやすくなり何度も足を滑らせてしまいました。そして反対側の登り口まで降り杖を返却して大泊駅まで歩き、電車で伊勢へと向かいます。

 

 


伊勢には正午ごろ到着。観光客で混んでいました。以前訪れたときとは街並みが変わっていました。外宮に向かう参道の途中で昭和で時間の止まっている喫茶店?で伊勢うどんを食べます。記憶が確かなら以前訪れたことがあった店です。

 

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薄暗い店内には先客が一組だけ。お婆ちゃんが一人で切り盛りしていたので先客の注文をとったあとは調理のため奥から出て来なかったのでゆっくりと待ちます。

十分ほど経って料理を運んで出てきたので注文をする。月見伊勢うどん。今回は玉子をプラスしてみた。

 

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ダシの聞いた濃厚なつゆ(たれ?)にやわらかい太めのうどんがよく絡み、ネギの香りがアクセントになり一味で甘辛にしても美味しい。玉子が入るとぐっと旨味が増します。正解だったようです。

 

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外宮に参拝後バスで内宮へ。内宮はさらに人がたくさんいておかげ横丁は人で埋めつくされていました。これではゆっくり休憩できたものではないので内宮参拝後は外宮に戻ってきて休憩をしました。こちらの参道にも内宮の有名な赤福の支店が出ています。

夏季限定の赤福氷もいいですが、伊勢のクラフトビールの老舗伊勢角屋麦酒のスタンドバーでビールをいただきます。

 

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提供されていた4種類のタップは3つが限定醸造だったので飲み比べをいただきます。定番商品などはボトルで冷蔵ケースに陳列されていたのでお土産に購入もできます。

 

こうして熊野から伊勢への旅はビールとともに無事終えました。

果無峠のリベンジを含めまだまだ行きたいところあるので、また熊野には訪れるような気がします。