BuraKita。

ツツウラウラお散歩旅

301102-1105奥飛騨~長野戸隠④

最終日です。
喉が乾いて起きると朝の5時。まだあたりは真っ暗です。
部屋の暖房がちょっと効きすぎるくらい強かったため切って寝てたら体が冷えてしまったので温泉に入ることにしました。


旅館の温泉は男性用と女性用の大浴場、家族風呂(貸し切り。空いていれば自由に使える)があります。
家族風呂は石造りの小さめの浴槽のみ。大浴場の内湯は男女どちらも同じ作りでややあつめと適温の2種類の浴槽がありました。


露天風呂は男性用が玄関側に面している分、眺望が良いですが、女性用は眺望が無い分、小庭園のような感じになっていました。夜に入浴するときは明かりが少ないので下り階段に要注意。
なお、男女は夜10時で入れ替えになるので朝5時は女性用の大浴場に入っています。
内湯はスルーして露天風呂に直行。そして見えました。星が。念願の星見風呂です。
ただ内湯のほうの照明が明るくて微かに星が見える程度でしたが。

泉質はごく微かに硫黄を感じる単純泉。卜伝の湯より硫黄の匂いが弱いような気がしました。
あれ?今硫黄っぽい感じしたなと内湯に入ったとき感じる程度。

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風呂あがりはそのまま夜明けのひとときをロビーで過ごしました。快晴で山々がはっきり見えて清々しい山の朝。最後に天候に恵まれてここに泊まったかいがあったなと幸福感に浸りました。

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朝食。にがりを加えて作る即席湯豆腐が良かった。朴葉みそはちょっと焦げてカリカリになったところが美味しいよね。おひつはご飯2杯分程度しかなかったのでセーブしないとすぐに無くなる。

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そしてまた温泉。
露天風呂の眺望は無いですが、内湯は露天風呂より高いところにあるので実は一番眺望が良かったという事実。湯船に浸かっててもよく見えます。紅葉は終わっていましたけど。

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※写真は客室棟3階からの眺め。

 

9時前にチェックアウトしてひたすら帰り道のドライブ。高山方面から白川郷へ至る白川街道が渓谷美と紅葉が綺麗なところでした。道も走りやすくて良い。

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白川郷の手前にある大白川温泉しらみずの湯で休憩。施設は新しくて綺麗で露天風呂からはパッチワークのような紅葉を眺めることができました。料金はちょっと高めの600円。

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ここも単純泉ですがやや成分は濃いめ。硫黄っぽい匂いは知覚できなったな。
大白川温泉と言えば山道を分け入った先にある露天風呂が有名みたいですが、10月で営業終了していたため訪問できず。

 

 

白川郷に寄って天守閣展望台から一枚。お昼食べようかと思っていたらおやすみでした。

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天生峠に続く道のほうから入ると数台止められる駐車場があります。
白川郷は何度も行っているので観光せずにちょっと景色を眺める分には十分。

そして白山白川郷ホワイトロードを戻り、旅は最終目標に向かいます。
行きで断念した絶景露天風呂の親谷の湯です。


何組か観光客がいましたが簡易的な脱衣所で水着に着替えいざ露天風呂へ。
湯加減は絶妙でややぬるめですが、時折熱い湯が流れてきて油断すると「あっつ!」となります。
有名な姥ヶ滝を眼前に、下には渓流、左右は紅葉と最強クラスの眺望(写真からは伝わらない)の露天風呂は旅のフィナーレには相応しいものでした。けっこう長湯してたように思います。

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泉質は単純泉で柔らか。近くにある岩間温泉と同じ泉質なのだろうか。際立った消毒臭はしませんが、がたぶん消毒はされているような気がします。源泉温度が高いので加水あり。

なお、ここは水着着用がマナーなので必ず水着持参で。自分が出たあとに来た男は脱衣場使わずに露天風呂の近くで着替えていたみたですが、普通に見えるところなので他の人に迷惑になります。
温泉は好きだけど愛が無い輩は厄介者なだけなのでご遠慮願いたい。マナーを守ることは最低限の温泉に対する敬意だと思うのです。(※今回は写真撮影禁止と掲げている温泉が多かったのでそういう所では撮っていません)


今回は単純泉ばかりとなってしまいましたが、晩秋を楽しむ良い旅行になりました。

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