7月の三連休は「夏が来れば思い出す・・・」で有名な尾瀬に行くことにしました。
尾瀬へのアクセスは西方面からなかなか難しいのですが、金沢発の夜行バスで新前橋に行き、そこで友人と合流し友人のバイクで尾瀬へ向かいました。
(電車で沼田駅に行き、そこからバスで向かうこともできます)
今回は最も一般的な鳩待峠からのスタートです。
よく整備された歩道を通り、途中登り降りも挟みながら約1時間程度で最初の拠点の山ノ鼻に着き、トイレ休憩。
前日に盛大にお腹を壊して微妙にくすぶっているお腹をさすりながら歩いていたので、途中で暴発したらどうしようと不安があったのですが、とりあえず大丈夫そうだったので先へ進みます。
するとすぐに開けた湿原地帯に出ました。
この景色、まさに「理想的な田舎の風景」って感じだなあと。
あいにく水芭蕉のシーズンではなく、他の花もまばらに咲いている状態だったんですが
それでも見晴らしの良さと通り抜ける風の気持ちよさは高原リゾートにもってこい。
木道も歩きやすいので疲れません。
途中の分岐で西周りに進むと東電小屋に着きました。
休憩所の自販機に潜む悪魔(ストロングゼロ)。
途中でこんなもの飲んだら帰れませんて。
東電小屋の先の分岐で折り返し、見晴というところでお昼。
このエリアはちょうど中心にあるせいか山荘が集まってちょっとしたショップエリアになっていました。
冷やしとろろ山菜そばをオーダー。
細くてコシのある蕎麦に透き通ったつゆが美味しい。まあ、水が美味しいので食堂の水を何杯もおかわりしてしまいました。
食後はまっすぐ山ノ鼻方向へ戻ります。さすがに昼にもなってくると直射日光が肌を焼き、気温も上がってきたので早足で戻ります。
途中、帰る方角から見る景色も良いものでした。
山ノ鼻に戻るとうわっ・・・と思うほどの人だかり。朝早くに来て良かったなあ。
ここから鳩待峠まではそこそこ長く、高低差もあるのでへばっている人が多かったんですが木陰の道に横を川が流れているのでとても涼くて快適に踏破できました。
時間的には朝8時半くらいに入って15時前に戻ってきたのでけっこう歩いた計算になります。
他のルートも面白そうなので次は紅葉の時期に只見湖側から入ってみたいですね。
帰りは鬼怒川方面へ抜けて、鬼怒川パークホテルズのコテージタイプに素泊まりしました。部屋は予想以上に綺麗でサービスも良かったんですが誤算が一つ。
周りにあまり飲食店がない・・・
結局高くて味が微妙なラーメンを食べ、失意のままコンビニで酒調達して飲み直しました。
鬼怒川は昔ながらの大型旅館経営・旅館完結型なので素泊まりする場合は気をつけたほうがいいですね。
さて、肝心の温泉はというと
■温泉分析表
まあ、大型施設なので循環ろ過や消毒は当然だと思いますが、泉温も低く沸かしているので泉質は残念な感じですね。(しかも単純泉)
ただ、入浴時に刺激的な塩素の匂いはなくややモールっぽい匂いに偽装?されていてがっかり感がないのと温度管理が抜群だったのは良かったですね。
ヒリヒリと痛い日焼けの肌には良い優しいお湯でした・・・。
尾瀬に行くときには日焼け止めを過信してはいけない(教訓)