300601~0602北海道道東・知床③
続きです。
温泉入ってゆっくりしていたら昼を回ってしまったので、川湯温泉へ移動して昼食にします。
川湯温泉の宿が集まっているエリアは狭く、「大鵬相撲記念館」の駐車場に車を停めて歩いて移動しました。ここはやけにだだっ広いわりに車は数台しか止まっていないので実質フリーの駐車場のようです。
今回昼食に選んだ店はこちら「お多福食堂」。
営業中の看板出てるけど、事前に調べてなかったらわりと入るのに勇気がいる感じです。中もちょっと薄暗いし。
そしてお目当てはこちらの鹿肉定食。ジビエでヒンナしたいよな(金カム感)。
あいにくピンぼけ・・・。
生姜の効いた甘めで濃いめのタレで焼いた鹿肉と、鹿肉のチャーシュー?が入った半ラーメンがセットのがっつりしたメニュー。
鹿肉は淡泊な味なので濃いめに味付けにすると臭みが消えてご飯によく合うようです。肉の歯ごたえも硬すぎず柔らかすぎず、肉食ってる感があって良い。
そして、ラーメンもまた普通に美味い。醤油なんですがあっさりしつつコクが深いんですよね。鹿肉の脂とか旨味が出ているんだろうか・・・。
普通に美味しい定食屋だと思うので、個人的には満足でした。
ご飯食べたばかりで温泉に入るのは苦しいので、いったん川湯温泉を離れて摩周湖に向かいました。
道中で硫黄山の煙?を見て思わず写真を撮る。派手に出てるなあ。
約30分ほど車を走らせると摩周湖第一展望台に着きました。
硫黄山駐車場の共通利用券込で駐車代が500円かかります。
思わず感嘆するほど真っ青な摩周湖。霧とか出てなくて超くっきり。
後から聞いたところによると珍しいようで、婚期が遅れるとかのバッドなジンクスがあるようです。どうせならプラスのジンクスにしようよ。
あとリスも見た。こいつかなりすばしっこい。
ちょっと戻ったところに無料の駐車場つきの第三展望台もあります。ここも絶景。畑ばかりなので遠くまでよく見えます。
そして川湯温泉に戻るわけですが、途中の硫黄山に立ち寄り。硫黄の出るところは◯◯地獄とか呼ばれることが多いわけですが、ここは規模が違っていました。めっちゃ出てる。
そしてこの硫黄山の恵みをたっぷりと受けた温泉こそ川湯温泉です。
東北の蔵王温泉と並ぶ強酸性の温泉です。日帰り入浴は「川湯観光ホテル」というところに決めました。料金は700円。貸しタオルは別途200円プラスです。
温泉好きには嬉しい選べる3つの温度の浴槽が特徴。
先客が1人入っていましたが、しばらくして上がっていきました。
理由は温泉に浸かってみてわかりました。肌がピリピリするほどの刺激性のお湯で、ゆっくり長風呂するような感じではない。
洗い場も強酸性のお湯でボロボロ。
こちらが高温の浴槽で、お湯は透き通ってる感じ。
こちらは中温の露天風呂。お湯の色が黄色がかってるのがわかります。そしてかすかに酸っぱい刺激臭がします。
そしてこちらが低温の浴槽。ゆっくり浸かるならこちらかな。お湯が濁っています。
空気に晒される時間が長いほど透明から徐々に濁っていくのかな。
他にはキンキンに冷えた上級者向け水風呂(足が痺れるくらいだったので自分は断念)と真湯という真水の風呂があります。真湯は塩素消毒剤が大量にぶちこまれているようで上がり湯に使うと残念な感じになります。
強い温泉なので念のため軽くシャワーで洗い流して出ました。蔵王と同じく皮膚系疾患によく効く温泉らしいですが。
長くなったので今回はここまで。