2日目です。
朝食後、宿のシャトルバスで玉造温泉駅まで送ってもらい、出雲市駅からバスで出雲大社までやってきました。
街並みを見ていても、前に来たときよりけっこう様変わりしてる感ありました。
少なくともスタバはなかったと思う。
快晴で暑いくらいの日差しの中、たくさんの観光客がいました。さすが。
とりあえず御朱印もらって(ほぼスタンプのみ)、参拝してぐるぐる見て歩いたらあっという間に小一時間経っていました。
せっかくなので縁結びのお守りも購入。なんと3色から選べるという。
何にしても縁は重要だよね。
参拝を済ませたので一畑電車で松江しんじ湖温泉駅へ向かいます。
特別仕様の電車でちょっとうれしい。
約1時間ほどののんびり各駅停車で進み、松江しんじ湖温泉駅に到着。
近くに地ビール館というものがあるそうなので、寄ることにしました。
全然近くなかったけど。(徒歩約30分)松江城の近くです。
ビアへるん・ヴァイツェンと焼きあごの練り物。
暑いからすぐに飲み干してしまったなあ。涼しい店内で飲みたかったけどレストランは満席だったから1Fのカウンターで買って外で飲む(暑い)。
実は八重垣神社にも今回の旅で寄るつもりだったんですが、ビールにつられてあえなくタイムオーバーとなったので見送りになりました。
そういうわけで、ちょっと時間をもてあましたので松江駅までぶらぶらお散歩。
穏やかな堀川の流れと橋の風景、いいなあ。
限定生原酒の生酒サーバーだと・・・?
めっちゃうまかった。生酒専用で非売品の銘柄。レア!
どうやら蔵元直営の店だったらしいです。
その後松江城に立ち寄り、ふらふらと眺めてから駅方面へ向かっていると・・・
これはつまり・・・
國暉という蔵元でした。
いろいろ試飲させてもらったり話を聞かせてもらってとても勉強になりました。
夏には各社爽やかな純米酒を出すとか。(実際そうだった)
生詰瓶内貯蔵(発酵)するには純米酒が適当で、吟醸酒などは醸造アルコール添加されていて酵母の働きが悪くなるとか。
ここは基本的に辛口の酒で、19年寝かせた古酒も扱っていました。香りはねっとり紹興酒のように甘いんですが、後味はスッキリ。辛口の酒ならではらしいです。
そして、一番気に入った「ふねしぼり大吟醸」を購入。四合瓶で3800円もしますが、穏やかで芳醇な香りですっきりとした優しい酸味で、主張しすぎずバランスの良いお酒でした。
宅飲みしたらあっという間に無くなりましたね・・・。魔性の酒だ。
そして松江駅に着いて大阪行きのバス待ちでもお土産店のところで日本酒の試飲(セット)。純米酒3種におつまみ付きで700円とリーズナブル。
そしてまたチョイスが神がかっていた。
名前でぎょっとする「死神」はやや黄色がかったお酒で古酒のように匂いが強く芳醇な味わい。後口がスッキリなので重い感じはせずいいお酒。
「月山」は(東北の同名の山とは別)月山という山が近くにあることにちなんだ銘柄で、すっきりとした爽やかな味わいのタイプ。
「天穏 特別純米 馨」純米酒ながら柔らかな吟醸香のようなふくよかな香りがするお酒で、とても好みのお酒でした。
3種すべてがうまいので、バス待ちじゃなかったらおかわりしたかったなあ。
ともあれ、出雲参拝のおかげかよいご縁(酒)に恵まれた旅になりました。