291125-27山陰湯めぐり(城崎~浜坂~湯村温泉)①
週明けの大阪出張に合わせてぐるっと山陰地方の湯めぐり旅をしてきました。
電車で敦賀まで出て小浜線に乗り換え、西舞鶴から近畿丹後鉄道で豊岡まで移動します。東舞鶴から西舞鶴までは1駅なのですが接続が悪く30分のロス。
そういえば小浜線の電車のボックス席の背が向かい合ってて、謎のスペースがあり不思議に思ってたのですが
折りたたみ式の座席があったんですな。(地味にカルチャーショック)
近畿丹後鉄道は観光列車も多く、自分が乗車した普通列車も窓が大きめで景色がよく見えてなかなか良い感じ。
(あかまつには乗ってません)
メインは城崎温泉以降なのですが、せっかく丹後ルートを通っているので立ち寄り湯をすることにしました。。
丹後にも温泉地は点在していて、あの天橋立にも存在しますがわざわざ人の多いところに入るのもアレなので、網野駅から徒歩で約30分のギリ徒歩圏内にある浅茂川温泉というところに決めました。
なお、網野駅の隣には歴史のある木津温泉や夕日ヶ浦温泉がありますが人が多そうなので前述の理由でパスすることに。
浅茂川温泉・静の里は港の目の前の高台にあって、海を眺めて入れるという景観を売りにしていて、泉温44.5度の源泉浴槽もあるそうなので期待をしてました。
が、不運なことに男湯の露天風呂がボイラー不調のため使用中止・・・。
内湯はいくつかありましたが、それほど広くないわりに地元民で賑わっていたため、なかなか窮屈。泡風呂の作用か消毒剤の匂いが浴室に充満していた(さいわいい湯はそれほど匂わない)。泉質はおそらく単純泉のようで特色はなく、加温循環し(源泉浴槽はそのまま)、消毒している模様。残念ながら分析表の掲示は見つからず。
なお、内湯からでも大きな窓ガラス越しに海を眺められますが、夕陽は山が影となり見えないです。入浴料金が600円と割高なので温泉施設の評価としてはいまひとつでした。
しかしながら、近辺は昭和を感じさせる板張の家屋が建ち並ぶ港街で雰囲気は良い。
特産品の織物の産地らしく織機の音が響くのも良い。
日暮れ時の帰り道、有線で夕やけこやけが流れ哀愁コンボが見事に決まったので個人的には逆転勝利である。(見事に帰り道で体冷えてしまったけど)
なお、静の里と網野駅間は路線バスが運行しているようです。
そして豊岡駅まで移動し、ホテルにチェックイン。城崎温泉に向かいます。
本当は城崎温泉に宿泊したかったんですがハイシーズンの週末だったので宿がとれませんでした。
駅前にカニ。
城崎温泉はもっと賑やかな温泉街かと思ってたんですが、駅前から一之湯までの間はちょっと暗く、静かな温泉街でした。
このときは柳湯に入りました。中は檜板をふんだんに使用した内湯が一つで、良い雰囲気でした。お湯の消毒剤の臭いも檜の香りが中和してくれます。ガツンと決まる熱めの温度。
温泉から上がった後は一の湯付近にある「坂本屋酒店」でクラフトビール。酒屋ですがショットで日本酒やビールを飲めます。あまり飲むスペースはないけど。
とりあえずヴァイツェン。サーバーから注いでいるので泡が滑らかで美味しい。
カニビールというのが気になったので聞いてみると、カニを使っているわけではなくカニに合うビールとのこと。
日本酒は半合もあり多め。色々飲んでみましたが、この辺りのお酒は旨味が強いものが多く料理と合わせると良いのかなと感じました。
どこかでご飯食べて帰る予定でしたが閉まるのも早いみたいでめぼしい所もなく、結局豊岡でご飯食べました。