ラストになります。
■11/4
森國酒蔵のあともひたすら歩いて坂手港方面へ向かったのですが、かなり時間もかかってしまったのでバスに乗って移動したほうが良かったです。
そして坂手港に着いたら山手の脇道の細い路地を登り、小豆島でクラフトビールを製造している「まめまめびーる」を訪問。
店内の入り口が周りに同化しているため、めっちゃわかりにくいので注意が必要です。(わりと探しました)
↑この目立つ現代アートのすぐ近くにあります
■まめまめびーる店内
とりあえず飲み比べをオーダー。「しろまめまめ」は瓶のみだったので瓶で購入することにしました。
右から米と米こうじを使用した「きんまめまめ」、甘夏を使用した「あかまめまめ」です。ビールに添加する材料は小豆島産にこだわっているとのことでした。
きんまめまめは、甘い香りが特徴でバニラにも似たような感じを受けました。ヴァイツェンタイプだと思うのですが甘い香りのものが好きなので一押し。
あかまめまめはやや酸味のある柑橘香のビール。すっきりで爽やかでした。
そして後から「くろまめまめ」。これはもろみを使用したもののようでビターな味わい。たしかにもろみの香りが後に残ります。醤油の味はしませんよ(念のため)。
そしてまめまめびーるさんには自慢のテラス席もあります。あいにく午後から曇ってしまったのですが、天気がいい日はとても気持ちよく飲めそうです。
さて、充分にお酒と景色を楽しんだので一気にバスで土庄方面に戻り今夜の宿「ホテルグリーンプラザ小豆島」にチェックイン。
ここは小高い崖にある一軒宿でオーシャンビューを売りにしていました。
夕暮れを見ながら入れる露天風呂は最高。日が沈んでも月や星を眺めながら静かに湯につかっていると非日常感を味わうことができます。
写真のように、時折フェリーが近くを通ります。
もちろん部屋もオーシャンビュー。
ただ、いちおう温泉となってはいたのですがお湯は島内のグループ会社のホテルからの運び湯で、ギリギリ温泉と呼べるものを循環して使いまわしているため泉質は都会の銭湯レベルです。消毒の塩素臭が強い・・・。
また、夕食は鯛しゃぶをつけていたんですがほんの少ししかなく、刺身も小鯛を使っていて歯ごたえもないので大ハズレ。何より料理の説明も一切無い、着席と同時に勝手に鍋に火をつける、御用伺いもないなどサービスが悪いのが気になりました。
味は悪くないんですが、無駄に量と品数が多い・・・。(でかいカワハギ?の煮付けは蛇足)
安宿なら相応と割り切るんだけど、それなりのお値段なんですよねえ・・・。
まあ、不満点もそれなりにあるけど露天風呂は良いのでその点は評価できますね。
夜食は「しろまめまめ」のビールとモリクニベーカリーの大吟醸酒粕あんこのコッペパン。
しろまめまめはうどん用小麦を使い、コリアンダーシードなどを添加したベルジャンスタイル。アルコール度数が4%のためか口当たりはやさしめ、すっきり爽やかな印象が強かったです。
大吟醸酒粕あんこは絶品。大吟醸の香りとあんこって相性いいんだなあ。上品な甘さでおつまみスウィーツですよこれは。
とまあ、いろいろありましたがこんな感じの旅でした。
■香川ー小豆島の写真いろいろ(グーグルフォト)