291103-04香川県~小豆島の旅⑤
■11/4
宿で朝食をとり8時ごろにチェックアウト。小豆島の観光名所、寒霞渓(かんかけい)に向かいます。乗るバス停を見失って危うく乗り遅れそうになりましたが。
島内を走る路線バス「オリーブバス」は距離に関わらず上限が300円なので利用しやすく、1日乗車券などフリーパスもあり自分はバス車内で購入しました。
いったん草壁港で乗り換え、寒霞渓に到着。
フリーパスを見せるとロープウェイの運賃が1割引になります。
展望台から山並を眺めると思ったより紅葉も色づきはじめていました。市街地方面は少しかすんでいてあまり見えなかったのが残念でした。
周りにはお土産屋とかレストランなどがありましたが、特に見回るところもなかったので1時間ほどで戻ることにしました。
登るときはロープウェイの窓際を確保できなかったので下りは列の具合を見つつ最前列になるように調整し、見事窓際をゲット。
迫りくる岩肌を抜けたり、奇岩をまじかに見りたりするので、正直ロープウェイが一番の絶景スポットでした。これは最前列とるべき。
寒霞渓を堪能したあとは再びバスで草壁港に戻り、そこから坂手港までぶらぶら歩くことにしました。後から思い知ったんですがわりと距離ありました。
馬木という地区に入ると、そこは醤油蔵が立ち並ぶ「醤(ひしお)の里)」と呼ばれるエリアとなり、黒壁の建物と細い路地を見ながらの街歩きはとても楽しいものでした。
途中、現代アートにも出会えたり
ちょうどお昼どきになったので、ヤマサン醤油のお土産処件食事処でランチ。
ご当地メニューらしい「ひしお丼」のチャーシューをオーダー。
甘めのふわふわな卵と醤油でしっかり下味のついたチャーシューに生野菜、下のご飯も白飯ではなくしっかり醤油のタレを染み込ませたものでした。
隣にある三年間熟成した「もろみ」をつけて食べると、ガツンと醤油の旨味が加わってとても美味でした。塩辛いけど病みつきになる味。富山ブラックの「大喜」に通ずるところがあると思うので、パンチの効いた醤油味が好きな人は試してほしいところです。
お土産にこのもろみを買ってしまいました。白飯につけても美味い・・・!
次に醤の里エリアにある小豆島唯一の日本酒蔵、「森國酒蔵」に寄りました。カフェは落ち着いた感じでオシャレ。カウンターで飲み比べセット(1500円)を注文。
飲み比べは純米吟醸の「ふわふわ。」、吟醸の「ふふふ。」、純米の「うとうと。」、本醸造の「びびび。」の4つ。
どれも^香りの華やかなタイプのようでした。
ふわふわとふふふはちょっと後味の甘みを強すぎる感じがしたので、個人的にはうとうと。旨味のバランスとと後味の爽やかなキレが良く、米どころというわけではないのにこのレベルを出せるのは驚きました。
なお、少量ならおちょこで試飲させてくれるようです。
こうしてみるとBARカウンターのようです。つまみや軽食もあるのでここだけで半日は過ごせそう。
また、近くにはモリクニベーカリーというところがあり、米粉や麹から作られた甘酒を練り込んで作られたコッペパンを販売しています。
ここでは夜食用に大吟醸の酒粕をあんこに練り込んだものを購入。こじんまりとした店内ですが明るく開放的でした。
それほど混んでいるわけでもなく、静かでいいところだな小豆島。
長くなったので記事を分けます。次で最後になります。