20170526-0528 おんせん県大分湯巡り③
最終日です。ここぞとばかり怒涛の温泉ラッシュです。
朝6時30分に起床。
昨晩下見をしていた竹瓦温泉に入ります。竹瓦温泉は朝6時30分から営業中。
砂蒸し風呂が有名ですが、こちらは朝8時からのよう。まあ、指宿で砂蒸しは体験したことがあるので今回はパス。
レトロな建物で風情があります。
温泉は中央に浴槽がひとつ、洗い場もない非常にシンプルな作りでした。
けっこう熱めの湯で一気に目が覚めました。長湯には向かないですね。
写真は撮り忘れたんですが、成分分析表を見ると男湯と女湯で源泉が異なるようでした。
その後は駅前に戻り定番の地獄めぐり。
外回り循環線で血の池地獄からまわるとロスが少なく回れます。(地獄めぐりの内容は割愛)
コラボがしっくりきすぎている(血の池地獄)
午前中で地獄めぐりが終わって少し時間が余ったので、予定には無かった温泉に入ってきました。坊主地獄のそばにひっそりとある「鉱泥温泉」です。ここは午前中のみの営業で、七里田温泉で話した温泉マニアの人から教えてもらっていました。
泥湯リベンジです。
受付と脱衣場は小屋のような建物で一人900円。
風呂は大きな露天の温泉(泥を落とす用)と屋根のついた半露天の泥湯の2種類。
普通に露天風呂としても開放感があって静かなところなので気持ちいいです。
泥湯は泥の量こそ少ないものの、頻繁におばちゃんが清掃にくるのでとても清潔。
泥湯の隣に小屋があり、泥湯に浸かった後はここで体を乾かします。
泥湯に浸かる→乾かす→浸かる、を繰り返すことで体に薬効を染み込ませるらしい。
先客も地元の人が3人くらいでかなり静か。鳥のさえずりを聞きながら森林浴を兼ねたようなリフレッシュ効果があり、とても良い温泉でした。
泥湯入るなら断然こっちかなー。営業時間が短いのが難点だけど。
お次は鉄輪温泉に戻り名物の蒸し湯へ。
薬草の独特の匂いがクセになりそうな、いわゆるサウナのような蒸気が立ち込める釜の中に寝転んで約8分。出る頃には汗だくで、隣にある普通の温泉で汗を流します。水風呂はなし。
普段サウナには入らないので8分でもわりときつかったです。10分まで延長できるみたい。しっかり汗をかくのであがった後はとてもスッキリ。
そして最後、別府の〆に選んだのは「いちのいで会館」の温泉。
別府を一望できるロケーションの絶景露天風呂。
青白色の湯がまた青空に映えて気持ちいいんです。このときは貸切状態で贅沢に風呂と眺望を堪能しました。
ここの温泉に入浴するには、必ず昼食弁当がセットになり1500円かかります。
ホームページの弁当の写真が非常にまずそうだったので期待はしてなかったんですが、ちゃんと美味しいお弁当でした。
休憩所(食事処)はそよ風が通り抜けてとても気持ちいいところで、先客が寝ていたり。(気持ちはわかる)
温泉分析書。泉温100度て。
男湯と女湯は日替わりで代わり、今回入ったところは景観の湯でした。
金鉱の湯は金鉱跡をサウナとして活用していたり、また違った趣が楽しめるようです。ブラタモリでも紹介されていました。
なお、ここ「いちのいで会館」へはかなり急な坂道を200mほど登ります。
最寄りのバス停は雲泉寺橋、または上原町になり、徒歩20分ほどです。
案内板に従っていけばほぼ一本道なので迷う心配はないかと。おすすめですよ。
後は由布院経由で福岡に戻りました。
冷房の効いたバスの中で駅ナカの物産館で買ったクラフトビールを飲みながら・・・。
製造元は先日にくじゅう王ビールと同じところ。OEM製品? こっちのヴァイツェンは甘い香りがして好みでした。右のスタウトも香ばしくておいしい。味はライオンスタウトに近いかも。
由布院で追加。こっちは泡立ちがあまりなくスッキリした口当たりでした。
博多駅の地下でもふらっと一杯やるのに良さそうな「酒九」という店を見つけたので立ち寄り。
飲み比べたなかではスパークリングの天山が良かったですね。舌にチリチリくる炭酸の感覚は病みつきになりそう。
以上、温泉(と酒)の大分の旅でした。