20190127-28能登・和倉温泉の小旅行②
前回の投稿から少し間が空きましたが、続きになります。
和倉温泉の宿は「奥田屋」というところで、メイン通りから少し路地に入ったところにありました。
1泊朝食つきで5500円のリーズナブルな宿ですが、必要十分な感じで一人旅には居心地の良い感じ。周りはよそ行きな高級旅館多いですし。
さて、この宿を選んだ理由は安さだけではありません。それはもちろん・・・
そうです。掛け流し温泉です。高級旅館はだいたい加水、循環だったりするので。
内湯のみで、ちょろちょろと源泉が注がれ自然冷却に任せたストロングスタイル。
冷えた体にガツンと熱い湯がキマります。
浴槽の底からは泡がぼこぼこ吹き出ていて泡風呂風?と思いましたが、どうやらお湯を撹拌する役割のようです。深夜帯は泡が出ておらずお湯の表面はめちゃくちゃ熱い湯で覆われていました。
泉質は濃いめの塩化物泉。保湿と保温効果が冬にぴったり。
夜は温泉街の入り口にある「海ごちそう」で晩酌。
地元民でもなかなか食べない高級珍味の「くちこ」に珍しい「なまこ鍋」をいただきました。
日曜ということもあり、温泉街は閑散としていましたがリーズナブルな店がそこそこあり、素泊まりでも十分夕食は楽しめます。朝やってる店は無いけど・・・。
帰りに寄ってみた総湯。セレブ感あふれる豪華な作りですごい。
入浴料金は公衆浴場価格で安心。
そして、宿近くのスーパーで生酒無いかな~と探したら良さげなものがあったので購入して宿飲み。
これが実に自分好みの素晴らしいお酒で感激しました。
純米酒でありながら豊かな甘い香りに、旨味がしっかりで淡麗な後口。そして生酒らしくちりちりと微発泡性の舌触りと惚れ込んでしまいました。
地元民でも見かけたことのないお酒だったので幸運だったなあ。
温泉と美味い飯と酒、最高じゃないですかね。
あ、あと和倉温泉で散策ついでに七福神巡りしたんですが、全部回って宿の人に見せるとお箸がもらえます。高いものではないけど記念にどうでしょうか。
いろいろな発見のあった地元旅でした。
このときの温泉旅行記をscraivというサイトに投稿してみたので興味がありましたらどうぞ。
20190127-28能登・和倉温泉の小旅行①
新年1発目の外泊旅行です。
本当は大阪出張に合わせて別のところを画策していたんですが代休予定のところに予定入れられて(キレ)行けなくなったので近くて遠い県内の旅行をすることにしました。
旅行前日は雪。当日も曇りで雪がふらないだけマシないつもの北陸の空模様だったわけですが、能登方面に向かう途中に立ち寄って気多大社にお参りしたあとから天気が回復してご利益あったのかなと。この時期の北陸の晴れは貴重です。
まずは能登島へ。
お目当てはひょっこり温泉の能登ふぐバーガーだったわけですが、寒かったので温泉にも入ってきました。
地元客で賑わっていたので写真は撮れませんでしたが湯量が多く広い内湯と露天風呂にゆったり入ることができてかなり高評価。混んでいる和倉温泉より狙い目ですよ。
入浴したらいい感じに小腹がすいたので併設の食堂へ。
そこらの食堂よりメニュー充実してるし、一品料理が置いてあって地元のじーさんがビールで一杯やってたのがとても羨ましかった(車)。
能登ふぐバーガー。数量限定みたい。これでワンコイン(500円)。
ふぐの唐揚げはふわっふわで繊維質のない鶏肉のような食感。めちゃうまい。
お腹に余裕があるひとにはふぐ唐揚げ定食がおすすめかな。
お昼からはのと鉄道の「のと里山里海号」で穴水駅に向かいます。
一両編成で車内はなかなか豪華。蒔絵や輪島塗などの工芸品が飾られていました。
予約制で当時はほぼ満席でした。端のほうの席には窓がないので注意。
とくに絶景というほどでもない車窓からの眺めですが自分以外の観光客はかなり盛り上がっていました。静かに楽しむには普通列車かなあ。
途中、能登中島駅に停車。
レトロな駅舎がなかなか良い。
そして終点の穴水駅に到着。
この時期のお目当てはこれ。「あつあつ亭」の牡蠣のフルコース!
のと鉄道利用だと焼き牡蠣が2個プラスされます。
大ぶりの身の焼き牡蠣はプリプリで食べごたえあるし、揚げたてのカキフライは何もつけなくても抜群に美味い。別格です。〆の牡蠣ご飯もグッド。
焼き牡蠣は4個プラスして合計12個食べました。最高。
食後は折返しの普通列車で七尾駅まで戻り、宿泊地の和倉温泉に向かいます。
数年前のアニメの花いろラッピングでした。まだ走ってるんだなあ。
続きます。
【日帰り温泉】比咩(ひめ)の湯
地元の白山比咩神社に初詣に行く予定があったので、最近オープンした
比咩の湯に行ってきました。
場所は道の駅瀬女のすぐ近く、金沢工業大学の白山麓キャンパスの敷地内にあります。
交差点に小さな案内看板しかないので知らない人はたぶん気づかないでしょう。
公式ホームページにいろいろ写真も載っていますが、オープンしたての新築で木材をふんだんに使っているため木の香りがすごい。そこらの温泉旅館よりも豪華という。
内湯は山の湯と川の湯があり、それぞれ日替わりで男湯と女湯になります。貸切風呂は別料金。
今回は山の湯でした。
人がいるので中の写真はなし。脱衣場の壁や浴室の壁、天井ともオール木材。
山の湯にはサウナ、水風呂、内湯大浴場、頭浸湯、そして半露天みたいなしきりのところにつぼ湯と歩行浴がありました。
つぼ湯が木桶でつぼじゃないところと、深めの浴槽の歩行浴が露天風呂のように使われていたのがつっこみどころ。
泉質はこれといった特徴はなく、消毒臭もごく控えめなので内湯で木の香りを堪能するといいリフレッシュになります。
特筆すべきは頭浸湯というところで、仰向けで浸かるのですが寝湯と異なるところが2点。
1.深さがちょうど体の半分に浸かるほどしかない
2.後頭部を浴槽にしずめる
簡単にいうと、仰向けに寝て背中側半分が頭からつま先まですべて湯に浸かった状態。
これ、後頭部がほどよく暖まって非常に気持ちいい。しばらく浸かっていたら頭がスッキリしました。現代人を悩ます頭、首、肩、背中のこりなどに非常に効果があると思われます。これを狙って来るだけで十分価値はある。
■温泉分析表
それほど濃くないので万人向けのお湯。ただ、塩化物イオンが少なめで期待したほどの保温と保湿効果は無いように思える。
そのほか、休憩所では軽食もやっていて蕎麦、カレー、チャーハンを出すみたい。
まあ、食事処は道の駅瀬女にもいくつかある(ちょっと高い)のであまり利用しないかも。せっかくならジビエの定食メニューとか出してほしい・・・。
空いてるのでスキーや登山帰りでゆっくりしたい人におすすめかな。
2019元旦
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
次回の旅行予定は3月中旬ごろなのでしばらく更新できないかもしれません。
12月イラスト
うちのブログのマスコットのイラスト描いていなかったので。
なんとなく雑誌風(やっつけ)