300601~0602北海道道東・知床②
続きです。
そしてやってきました北海道・女満別空港!
あいにく曇り空ですが雨が降っていなくて良かったです。
この日は気温が10度前後で肌寒かったですが。
駅前でレンタカーを借りて出発。レンタカー利用は初めてだったけど、最新機種でなんか盛りだくさんですごい。(いろいろうるさいけど)
信号の無い道を快適にドライブしてまずは幌別峠。屈斜路湖のほうを見るとようやくちょっと晴れ間が見えて安心しました。
ちょっと小腹が空いたので揚げじゃがを食べる。うまい。(そしてけっこう重い)
屈斜路湖に降りたときにはすっかり快晴で快適でした。これぞリゾート!!!
まずは掘れば温泉が湧き出るという有名なスポット・砂湯から。
飲める温泉ということで、ちょっと飲んでみましたがややクセがある感じでした。
そして、夜行明けの温泉に選んだのは、砂湯から少し行ったところにある「二伏温泉・屈斜路湖荘」です。
日帰り入浴料は500円で貸しタオル100円です(タオル忘れる痛恨のミス)。
昼前に着いたんですが、誰もおらず貸し切り状態。
露天は落ち葉などが入ってるので、気になる人は広い内湯にどうぞ。残念ながら露天ではレイクビューは見られませんでしたが、小鳥のさえずりを聞きながらの森林浴ができます。
とにかくお湯が軽やかで清水のごとくフレッシュ。時間あったらずっと浸かっていたくなるほど気持ちのいい温泉でした。おすすめ。
■温泉分析表
単純泉の掛け流しというレア温泉。
ちなみに砂湯のほうはやや成分が濃くて単純泉ではありませんでした。
玉造温泉(過去記事参照)で美肌成分とされていたメタけい酸が倍近くあるし、重曹成分もあるので美肌の湯でしょう。
単純泉でこのスペックはすごいぞ北海道!
次回に続きます。
300601~0602北海道道東・知床①
島根旅行から1周間ですが、連チャンで北海道です。
前々から計画していたので、たまたま日が近くなっただけですが・・・。
今回はちょっと特殊なルートだったので、備忘録がわりに準備編から。
金曜日に有給を取得して、金~土曜日で知床を巡り、土曜の最終便で替えるプランにしました。土、日にかかるとそれだけでプラス1~2万円されるので。
旅の起点は東京から。何にしても起点を東京にするとアクセスが良い。
次の日程でじゃらんパックでレンタカー込で予約して4万3000円ほど。
シーズンちょっと外すとかなりお安く行けるようで。他に知床五湖ガイドやクルーズも別途じゃらん経由で予約しクーポン利用で合計1万円。
移動手段に公共交通を利用するとかなり時間に制約があるので厳しくなります。(酒飲めるけど)
ここで問題となるが朝の航空便の時間で、地元から夜行バスで行くと時間的にかなり厳しいことになります。
普段なら夜行バスでも遅れは出ないんですが、万が一があった場合のリスクが大きすぎるので安全策をとりました。それは、前日の夜、いったん名古屋に出てから名古屋から夜行バスで横浜→羽田空港へ行くプラン。
横浜には午前5時ぐらいに着いて、そこから羽田までは東京よりアクセスがいいのでかなり余裕を見ることができます。
なお、帰りは羽田から東京駅に出てそこから夜行バスで地元駅まで帰ります。
さらに、名古屋メシを堪能できるという利点つき。
画像は「風来坊」の手羽先ですが、小ぶりで片手で食べられるこのサイズが好きなんですよ。以前名古屋で勤務していたことがあったので、その頃からのお気に入りです。
甘辛でスパイシー、ビールによくあいます。しかも安い。
そして台湾ラーメンで〆。本家本元「味仙」はガツンと唐辛子とにんにくが効いていて脳をフルスイングでぶん殴ってくる感じがあっていいです。辛党でも額に汗するレベル。名古屋駅からちょっと歩いたところにあったのは知らなかったな。
予定どおり名古屋から夜行バスで移動し、横浜YCATに午前5時過ぎについてそこから羽田空港行きにスムーズに乗り換えたら1時間以上余裕持って羽田に到着できました。
そして、いよいよ北海道へ。(次回)
300525-26松江~出雲の旅②
2日目です。
朝食後、宿のシャトルバスで玉造温泉駅まで送ってもらい、出雲市駅からバスで出雲大社までやってきました。
街並みを見ていても、前に来たときよりけっこう様変わりしてる感ありました。
少なくともスタバはなかったと思う。
快晴で暑いくらいの日差しの中、たくさんの観光客がいました。さすが。
とりあえず御朱印もらって(ほぼスタンプのみ)、参拝してぐるぐる見て歩いたらあっという間に小一時間経っていました。
せっかくなので縁結びのお守りも購入。なんと3色から選べるという。
何にしても縁は重要だよね。
参拝を済ませたので一畑電車で松江しんじ湖温泉駅へ向かいます。
特別仕様の電車でちょっとうれしい。
約1時間ほどののんびり各駅停車で進み、松江しんじ湖温泉駅に到着。
近くに地ビール館というものがあるそうなので、寄ることにしました。
全然近くなかったけど。(徒歩約30分)松江城の近くです。
ビアへるん・ヴァイツェンと焼きあごの練り物。
暑いからすぐに飲み干してしまったなあ。涼しい店内で飲みたかったけどレストランは満席だったから1Fのカウンターで買って外で飲む(暑い)。
実は八重垣神社にも今回の旅で寄るつもりだったんですが、ビールにつられてあえなくタイムオーバーとなったので見送りになりました。
そういうわけで、ちょっと時間をもてあましたので松江駅までぶらぶらお散歩。
穏やかな堀川の流れと橋の風景、いいなあ。
限定生原酒の生酒サーバーだと・・・?
めっちゃうまかった。生酒専用で非売品の銘柄。レア!
どうやら蔵元直営の店だったらしいです。
その後松江城に立ち寄り、ふらふらと眺めてから駅方面へ向かっていると・・・
これはつまり・・・
國暉という蔵元でした。
いろいろ試飲させてもらったり話を聞かせてもらってとても勉強になりました。
夏には各社爽やかな純米酒を出すとか。(実際そうだった)
生詰瓶内貯蔵(発酵)するには純米酒が適当で、吟醸酒などは醸造アルコール添加されていて酵母の働きが悪くなるとか。
ここは基本的に辛口の酒で、19年寝かせた古酒も扱っていました。香りはねっとり紹興酒のように甘いんですが、後味はスッキリ。辛口の酒ならではらしいです。
そして、一番気に入った「ふねしぼり大吟醸」を購入。四合瓶で3800円もしますが、穏やかで芳醇な香りですっきりとした優しい酸味で、主張しすぎずバランスの良いお酒でした。
宅飲みしたらあっという間に無くなりましたね・・・。魔性の酒だ。
そして松江駅に着いて大阪行きのバス待ちでもお土産店のところで日本酒の試飲(セット)。純米酒3種におつまみ付きで700円とリーズナブル。
そしてまたチョイスが神がかっていた。
名前でぎょっとする「死神」はやや黄色がかったお酒で古酒のように匂いが強く芳醇な味わい。後口がスッキリなので重い感じはせずいいお酒。
「月山」は(東北の同名の山とは別)月山という山が近くにあることにちなんだ銘柄で、すっきりとした爽やかな味わいのタイプ。
「天穏 特別純米 馨」純米酒ながら柔らかな吟醸香のようなふくよかな香りがするお酒で、とても好みのお酒でした。
3種すべてがうまいので、バス待ちじゃなかったらおかわりしたかったなあ。
ともあれ、出雲参拝のおかげかよいご縁(酒)に恵まれた旅になりました。
300525-26松江~出雲の旅①
GWは旅行に行かなかったので久しぶりの旅行記事です。
前日は広島まで出張があったので帰りに山陰に寄ってきました。
目的地は玉造温泉と出雲大社。5月25日が誕生日なのでバースデイ旅行です。
出雲大社は前に一度訪れたことがあったんですが遷宮中でちゃんとした姿が見られなかったので改めて。玉造温泉は出雲國風土記にも出てくる由緒ある名湯らしいので宿泊地に決めました。
金曜日の昼に広島の仕事が終わり、高速バスで松江駅まで約2時間半ほど。そこから路線バスに乗り換えて30分ほどで玉造温泉に着きました。
中心部に川が流れていて、両岸に旅館や土産物屋が並ぶ山間のテンプレ的な温泉地スタイルです。美肌の湯とか縁結びとか全体的に「女子旅」キャンペーンやってました。
けっこう大型の旅館が多く、公衆湯の「ゆーゆー館」も巨大なオブジェクトでした。
さて、今回宿泊したのは「長楽園」というところで、玉造温泉で温泉を管理した「湯之助」という役職を務めた家系という由緒正しいハイクラスなお宿。まあ、宿泊日が誕生日だったのでいい所を選択したわけです。
それでも一泊朝食のみで1万3000円弱だったのでお得でしたね。(平日限定?)
1人利用でもこの部屋。広い。
そして部屋まで案内&お茶出しというおもてなし付き。
ここの自慢は広い日本庭園と日本一の混浴露天風呂です。日帰り入浴も受け付けていません(系列店の玉造温泉国際ホテル宿泊者を除く)。
確かにそこそこ広めの日本庭園は素晴らしい。
露天風呂はさすがに写真は撮れませんでしたが、混浴といっても湯あみ着着用なので全然平気です。
そして内湯も2箇所あり男女で入れ替わります。
そのうち恵泉というほうは貸切状態だったので写真を撮りました。
広めの露天風呂が良い感じです。
■温泉分析表
こちらは部屋にあった分析表なんですが、すべて同じ源泉を使用していると思われます。部屋にも風呂場がありお湯は温泉という贅沢さ。かなり熱かったけど加水してるのかな? 美肌の湯の根拠は保湿性とメタケイ酸と書いてあったように思いますが、メタケイ酸は基準値の倍程度で含有量だけならもっと多い所は沢山あるしなあ。総成分量に対する割合的なやつだろうか。
保湿性は抜群で確かにしっとり潤うので美肌系っぽい感じはありましたね。
なお、内湯、露天風呂とも塩素消毒、循環ろ過ありでした。衛生のためにどちらも必要なんですが「源泉かけ流し」とうたっていたので残念でした。
塩素消毒、加水ありは成分変わってしまうので「源泉かけ流し」というのはどうなんだろう。(なお、循環ろ過は頭髪やらゴミの除去で必要なので源泉の投入量が多い併用式なら可とする個人的基準)
部屋も源泉出ているので、風呂に溜めて自然冷却の源泉100%ではいったろと思ったんですが風呂の栓がだらしないやつで、お湯が全部抜けていた件・・・。
さて、夕食は温泉街でとったのですが基本的に旅館飯なようで数えるくらいしか店はなく、まあ美味といったレベルでなく美味しく食べられたなあといった程度でした。
普通に定食メニューも多かったので、あまり飲み食いする人いないんだろうなあ・・・。客単価が低いと高コストな一品メニューは減るんだろうか。
ちゃんとした食事するなら長楽園からシャトルバスが出ている系列の玉造温泉国際ホテルのレストランに行ったほうがいいかと。宍道湖湖畔の立地を活かしたレイクビューの露天風呂もあるし。(格安で日帰り入浴できる)
食後は街をぶらぶら。日本神話にちなんだオブジェがあってなかなか面白い。
街の中で見つけた源泉スポットは微妙に成分や温度が違ったので、各々の旅館が自家源泉を持っていると思われます。
ちなみに玉造温泉の玉宮神社もパワースポット(←この言い方好きじゃない)らしいので出雲大社行く人は禊を兼ねてここで一泊していくのがいいんじゃないでしょうか。
夜間に行くとライトアップされているので中が良く見えます。温泉が奉納されていました。
今回はここまで。次回に続きます。
おまけ:街で見かけたフリーペーパー。これはあかん・・・
片町クラフトビールフェスタなど
GWは遠出しないので、ちょっと金沢をぶらぶらしてきました。
昼過ぎに金沢着いたときは天気が大荒れだったんですが、しばらく経って天気回復したので駅から徒歩で向かいました。(ちょっと肌寒い日だったけど)
お目当てはこれ。クラフトビールフェスタ。
片町きららの前でこじんまりと開催してました。
地元のクラフトビール飲んだことなかったのでこの機会にということで。
席少なくてフードは諦めました。
一杯目。片町ビール(オオカミ)。ビターなエールでした。苦味がしっかり効いていて美味しい。今回は飲まなかったけどもう一種類は赤ずきんという名前で桃果汁を使ったビールみたい。甘いんだろうな。
二杯目は金沢麦酒のアメリカンペールエール。苦味はしっかりあったんですが香りが弱かったかな。(写真撮り忘れ)
そして三杯目は東茶屋街にブルワーパブがあるオリエンタルブルーイングの加賀棒茶スタウト。
香ばしい香りとビターな味わいがとても良い。ほんのり加賀棒茶(ほうじ茶)っぽいテイストもしていた(ような気がする)。さすがに良いビール作るなあ。
スタウトだしぬるくなっても構わないので、ちびちびやりながらビール片手にぶらぶら。金沢市役所前で野外オーケストラが演奏してたので聞きながら飲んでました。たまらんね。
他にも金沢城まわりでもいろいろイベントやってるようだったけど、さすがに分散したのかお店の人はちょっと暇そうでした。
金沢もどんどん変わっていくなあ。
【日帰り温泉】大桑おんま温泉 楽ちんの湯
最近急激に日差しが強くなり、連日晴れが続いたこともあってか珍しく肌が乾燥気味になってたので、久しぶりに日帰り温泉記事更新です。
今回訪れたのは金沢市内のやや山よりの住宅街にある「大桑おんま温泉楽ちんの湯」・
入浴料は620円で、施設の規模的にもスパ銭と銭湯のちょうど中間のような感じ。
休憩所に軽食コーナー(わりとメニュー多い)もありました。
内湯と半露天、露天風呂は黒いモール泉が注がれており、その他に水風呂、ジェットバス、壺風呂がありました。こちらは普通の水道水のようです。
内湯のモール泉は約41度、半露天、露天は37度前後でぬるめの調整になっていました。泉質はややぬめりがあり、ほのかにケミカル的なモール泉特有の匂いがします。
弱アルカリ性の優しいお湯なので長時間ゆったり入れる温度調整はナイスだと思いました。体を休めるベンチも沢山あるし、ここはそうやってくつろぐ施設なんでしょう。
ただ、露天のほうのBGMはちょっと騒がしかったかな・・・。
おそらく循環・消毒ありだと思われますが、循環量が少ないようで浴槽が広い露天風呂はちょっとくたびれた感じがありました。内湯がおすすめです。
内湯と露天を行き来したあと、最後に水風呂で〆てスッキリ。
夏日にこれキメると一気に体がクールダウンして気持ちいい。
水風呂覚えると幅が広がるなあという謎の充足感を得られました。
温泉のあとの飯はやっぱりカレー。
近くに「シャルマ」のもりの里店があったので、これで体の内側からもリフレッシュ。
シャルマは地元のインドカレー屋で複数店舗があるんですが、個人的に別格だと思っています。金沢市近郊まで足を伸ばす必要があるんですが、正直その価値があります。
今日はビーフマサラカラーをナンで。
ここのランチセットの日替わりカレーもそこそこ美味しいんですが、別格たらしめるのは単品(ナンorライス)を頼んでみると分かるはずです。
辛口が好きならマサラカレー(それほど辛くないけど)、マイルドが好きならバターチキンカレーが鉄板。
ライスのほうがルーがよく絡んで良い味わいになると思うんですが、自分はナン食べたいのでナンをよく頼んでます。
なんかだるかった体もすっかり回復。やっぱり温泉とカレーは効くなあ。
300331-0401関西~紀州桜の旅②
翌朝、早めにホテルを出て向かうは和歌山。
JR和歌山から乗り換えて和歌山市駅まで行き、徒歩で和歌山城へ。
(和歌山市駅にいたラッピング電車)
下調べなしで訪れたんですが、ここも桜が見事に咲き誇っていました。お城と桜は映える(確信)
お城を通り過ぎて、寺町通りでお寺の桜も楽しみながらぶらぶら歩き
さらにJR和歌山駅を通り過ぎ約30分くらいのところにあるのが今回の真の目的である「花山温泉」です。
ここは源泉かけ流しをうたう宿泊もできる温泉施設で入浴のみ1100円という、決して安くない施設なんですが、まあすごい温泉でした。
(温泉分析表)
写真がちょっと見切れてていますが、もう温泉成分てんこもりの特濃温泉。二酸化炭素濃度もかなり濃いです。
浴場はわりとこじんまりした感じですが、先客がたくさんいました。
お湯は鉄泉系の赤褐色で鉱物というよりは土くさい感じのお湯です。二酸化炭素以外の成分も濃いからなのか体に泡が付着することはなく、微妙な圧迫感がマッサージのようで気持ちが良い。
そして何より素晴らしいのが、25度の源泉槽、41度の適温槽、37度のぬる湯槽、露天風呂、真水の泡風呂、水風呂、サウナ・・・と温泉マニアが歓喜しそうなラインナップ。
実際、各浴槽をローテーションで巡る長湯勢ばかりでしたね。37度の浴槽はとても小さく先客が長時間占拠してたので結局入れず。気持ちはわかるけどね。
25度の源泉槽良かったなあ。
なお、浴場へ向かう途中に飲泉場があるのですが
口に含んだ瞬間、吐いた。
強烈な塩味とエグ味で飲めたもんじゃない。逆にとても体に悪そうです。
温泉のあとは近くの日前神宮に参拝。参道の先で二手に分かれる珍しい作り。
そして近くの地元系らしい回転寿司で紀州産フェアやってたので冷酒も入れてお昼。
オリジナルの生貯蔵酒も美味しかったし当たりだったね。
寿司は軽めにして〆に和歌山ラーメンの代表格と言われる井手商店へ。
たくさん運動したから許されるはず・・・!
人気店だけあって2時近くでもこの行列。店内キャパが12,3人程度しかないためもありますが。
こってりそうだけど醤油の味が強く、これが後味のキレにつながるのか思いのほかあっさりといただける何とも魔性のスープでした。チャーシューもとろとろで美味しい。チャーシュー多めの特製が+100円、大盛り(2玉)も+100円なのでお腹に余裕があれば特製大盛りがオススメですね。
今回は周る所は少なめでしたが、良いリフレッシュになった旅でした。