300525-26松江~出雲の旅①
GWは旅行に行かなかったので久しぶりの旅行記事です。
前日は広島まで出張があったので帰りに山陰に寄ってきました。
目的地は玉造温泉と出雲大社。5月25日が誕生日なのでバースデイ旅行です。
出雲大社は前に一度訪れたことがあったんですが遷宮中でちゃんとした姿が見られなかったので改めて。玉造温泉は出雲國風土記にも出てくる由緒ある名湯らしいので宿泊地に決めました。
金曜日の昼に広島の仕事が終わり、高速バスで松江駅まで約2時間半ほど。そこから路線バスに乗り換えて30分ほどで玉造温泉に着きました。
中心部に川が流れていて、両岸に旅館や土産物屋が並ぶ山間のテンプレ的な温泉地スタイルです。美肌の湯とか縁結びとか全体的に「女子旅」キャンペーンやってました。
けっこう大型の旅館が多く、公衆湯の「ゆーゆー館」も巨大なオブジェクトでした。
さて、今回宿泊したのは「長楽園」というところで、玉造温泉で温泉を管理した「湯之助」という役職を務めた家系という由緒正しいハイクラスなお宿。まあ、宿泊日が誕生日だったのでいい所を選択したわけです。
それでも一泊朝食のみで1万3000円弱だったのでお得でしたね。(平日限定?)
1人利用でもこの部屋。広い。
そして部屋まで案内&お茶出しというおもてなし付き。
ここの自慢は広い日本庭園と日本一の混浴露天風呂です。日帰り入浴も受け付けていません(系列店の玉造温泉国際ホテル宿泊者を除く)。
確かにそこそこ広めの日本庭園は素晴らしい。
露天風呂はさすがに写真は撮れませんでしたが、混浴といっても湯あみ着着用なので全然平気です。
そして内湯も2箇所あり男女で入れ替わります。
そのうち恵泉というほうは貸切状態だったので写真を撮りました。
広めの露天風呂が良い感じです。
■温泉分析表
こちらは部屋にあった分析表なんですが、すべて同じ源泉を使用していると思われます。部屋にも風呂場がありお湯は温泉という贅沢さ。かなり熱かったけど加水してるのかな? 美肌の湯の根拠は保湿性とメタケイ酸と書いてあったように思いますが、メタケイ酸は基準値の倍程度で含有量だけならもっと多い所は沢山あるしなあ。総成分量に対する割合的なやつだろうか。
保湿性は抜群で確かにしっとり潤うので美肌系っぽい感じはありましたね。
なお、内湯、露天風呂とも塩素消毒、循環ろ過ありでした。衛生のためにどちらも必要なんですが「源泉かけ流し」とうたっていたので残念でした。
塩素消毒、加水ありは成分変わってしまうので「源泉かけ流し」というのはどうなんだろう。(なお、循環ろ過は頭髪やらゴミの除去で必要なので源泉の投入量が多い併用式なら可とする個人的基準)
部屋も源泉出ているので、風呂に溜めて自然冷却の源泉100%ではいったろと思ったんですが風呂の栓がだらしないやつで、お湯が全部抜けていた件・・・。
さて、夕食は温泉街でとったのですが基本的に旅館飯なようで数えるくらいしか店はなく、まあ美味といったレベルでなく美味しく食べられたなあといった程度でした。
普通に定食メニューも多かったので、あまり飲み食いする人いないんだろうなあ・・・。客単価が低いと高コストな一品メニューは減るんだろうか。
ちゃんとした食事するなら長楽園からシャトルバスが出ている系列の玉造温泉国際ホテルのレストランに行ったほうがいいかと。宍道湖湖畔の立地を活かしたレイクビューの露天風呂もあるし。(格安で日帰り入浴できる)
食後は街をぶらぶら。日本神話にちなんだオブジェがあってなかなか面白い。
街の中で見つけた源泉スポットは微妙に成分や温度が違ったので、各々の旅館が自家源泉を持っていると思われます。
ちなみに玉造温泉の玉宮神社もパワースポット(←この言い方好きじゃない)らしいので出雲大社行く人は禊を兼ねてここで一泊していくのがいいんじゃないでしょうか。
夜間に行くとライトアップされているので中が良く見えます。温泉が奉納されていました。
今回はここまで。次回に続きます。
おまけ:街で見かけたフリーペーパー。これはあかん・・・
片町クラフトビールフェスタなど
GWは遠出しないので、ちょっと金沢をぶらぶらしてきました。
昼過ぎに金沢着いたときは天気が大荒れだったんですが、しばらく経って天気回復したので駅から徒歩で向かいました。(ちょっと肌寒い日だったけど)
お目当てはこれ。クラフトビールフェスタ。
片町きららの前でこじんまりと開催してました。
地元のクラフトビール飲んだことなかったのでこの機会にということで。
席少なくてフードは諦めました。
一杯目。片町ビール(オオカミ)。ビターなエールでした。苦味がしっかり効いていて美味しい。今回は飲まなかったけどもう一種類は赤ずきんという名前で桃果汁を使ったビールみたい。甘いんだろうな。
二杯目は金沢麦酒のアメリカンペールエール。苦味はしっかりあったんですが香りが弱かったかな。(写真撮り忘れ)
そして三杯目は東茶屋街にブルワーパブがあるオリエンタルブルーイングの加賀棒茶スタウト。
香ばしい香りとビターな味わいがとても良い。ほんのり加賀棒茶(ほうじ茶)っぽいテイストもしていた(ような気がする)。さすがに良いビール作るなあ。
スタウトだしぬるくなっても構わないので、ちびちびやりながらビール片手にぶらぶら。金沢市役所前で野外オーケストラが演奏してたので聞きながら飲んでました。たまらんね。
他にも金沢城まわりでもいろいろイベントやってるようだったけど、さすがに分散したのかお店の人はちょっと暇そうでした。
金沢もどんどん変わっていくなあ。
【日帰り温泉】大桑おんま温泉 楽ちんの湯
最近急激に日差しが強くなり、連日晴れが続いたこともあってか珍しく肌が乾燥気味になってたので、久しぶりに日帰り温泉記事更新です。
今回訪れたのは金沢市内のやや山よりの住宅街にある「大桑おんま温泉楽ちんの湯」・
入浴料は620円で、施設の規模的にもスパ銭と銭湯のちょうど中間のような感じ。
休憩所に軽食コーナー(わりとメニュー多い)もありました。
内湯と半露天、露天風呂は黒いモール泉が注がれており、その他に水風呂、ジェットバス、壺風呂がありました。こちらは普通の水道水のようです。
内湯のモール泉は約41度、半露天、露天は37度前後でぬるめの調整になっていました。泉質はややぬめりがあり、ほのかにケミカル的なモール泉特有の匂いがします。
弱アルカリ性の優しいお湯なので長時間ゆったり入れる温度調整はナイスだと思いました。体を休めるベンチも沢山あるし、ここはそうやってくつろぐ施設なんでしょう。
ただ、露天のほうのBGMはちょっと騒がしかったかな・・・。
おそらく循環・消毒ありだと思われますが、循環量が少ないようで浴槽が広い露天風呂はちょっとくたびれた感じがありました。内湯がおすすめです。
内湯と露天を行き来したあと、最後に水風呂で〆てスッキリ。
夏日にこれキメると一気に体がクールダウンして気持ちいい。
水風呂覚えると幅が広がるなあという謎の充足感を得られました。
温泉のあとの飯はやっぱりカレー。
近くに「シャルマ」のもりの里店があったので、これで体の内側からもリフレッシュ。
シャルマは地元のインドカレー屋で複数店舗があるんですが、個人的に別格だと思っています。金沢市近郊まで足を伸ばす必要があるんですが、正直その価値があります。
今日はビーフマサラカラーをナンで。
ここのランチセットの日替わりカレーもそこそこ美味しいんですが、別格たらしめるのは単品(ナンorライス)を頼んでみると分かるはずです。
辛口が好きならマサラカレー(それほど辛くないけど)、マイルドが好きならバターチキンカレーが鉄板。
ライスのほうがルーがよく絡んで良い味わいになると思うんですが、自分はナン食べたいのでナンをよく頼んでます。
なんかだるかった体もすっかり回復。やっぱり温泉とカレーは効くなあ。
300331-0401関西~紀州桜の旅②
翌朝、早めにホテルを出て向かうは和歌山。
JR和歌山から乗り換えて和歌山市駅まで行き、徒歩で和歌山城へ。
(和歌山市駅にいたラッピング電車)
下調べなしで訪れたんですが、ここも桜が見事に咲き誇っていました。お城と桜は映える(確信)
お城を通り過ぎて、寺町通りでお寺の桜も楽しみながらぶらぶら歩き
さらにJR和歌山駅を通り過ぎ約30分くらいのところにあるのが今回の真の目的である「花山温泉」です。
ここは源泉かけ流しをうたう宿泊もできる温泉施設で入浴のみ1100円という、決して安くない施設なんですが、まあすごい温泉でした。
(温泉分析表)
写真がちょっと見切れてていますが、もう温泉成分てんこもりの特濃温泉。二酸化炭素濃度もかなり濃いです。
浴場はわりとこじんまりした感じですが、先客がたくさんいました。
お湯は鉄泉系の赤褐色で鉱物というよりは土くさい感じのお湯です。二酸化炭素以外の成分も濃いからなのか体に泡が付着することはなく、微妙な圧迫感がマッサージのようで気持ちが良い。
そして何より素晴らしいのが、25度の源泉槽、41度の適温槽、37度のぬる湯槽、露天風呂、真水の泡風呂、水風呂、サウナ・・・と温泉マニアが歓喜しそうなラインナップ。
実際、各浴槽をローテーションで巡る長湯勢ばかりでしたね。37度の浴槽はとても小さく先客が長時間占拠してたので結局入れず。気持ちはわかるけどね。
25度の源泉槽良かったなあ。
なお、浴場へ向かう途中に飲泉場があるのですが
口に含んだ瞬間、吐いた。
強烈な塩味とエグ味で飲めたもんじゃない。逆にとても体に悪そうです。
温泉のあとは近くの日前神宮に参拝。参道の先で二手に分かれる珍しい作り。
そして近くの地元系らしい回転寿司で紀州産フェアやってたので冷酒も入れてお昼。
オリジナルの生貯蔵酒も美味しかったし当たりだったね。
寿司は軽めにして〆に和歌山ラーメンの代表格と言われる井手商店へ。
たくさん運動したから許されるはず・・・!
人気店だけあって2時近くでもこの行列。店内キャパが12,3人程度しかないためもありますが。
こってりそうだけど醤油の味が強く、これが後味のキレにつながるのか思いのほかあっさりといただける何とも魔性のスープでした。チャーシューもとろとろで美味しい。チャーシュー多めの特製が+100円、大盛り(2玉)も+100円なのでお腹に余裕があれば特製大盛りがオススメですね。
今回は周る所は少なめでしたが、良いリフレッシュになった旅でした。
300331-0401関西~紀州桜の旅①
フゥハハハハ!年度末ー!!!
のせいなのかはさておき、連日連夜忙しい日々のご褒美にふらりと旅行してきました。
SABATONというバンドの来日公演のため大阪に行くついでだったんですが。
ライブは夜からなので日中京都に立ち寄り、松尾大社に参拝してきました。
鳥居の横にある酒器を見てピンときた人は正解。お酒にまつわる信仰を集める神社なんです。酒飲みのお守りをもらってきました。(お酒を醸す人、売る人のお守りもある)
当然、多くの清酒メーカーがお酒を奉納しています。
阪急の最寄り駅は桜が満開。この日は春というより日差しが暑い初夏レベルでしたね。
その後大阪に着き、ホテルにチェックインして荷物を置いたらライブの時間までぶらぶらお散歩。
造幣局に行ったんですが、有名な通り抜けは4月11日からでした。その頃にはだいぶ散っていそうな・・・。まあ、川沿いの桜も見事でしたね。
後はライブを堪能してお酒飲んで帰って寝るくらいだったんですが
大阪の宿は新今宮のアレな地域の安宿にしていました。不衛生な感じはありますがだいぶ住民の高齢化が進んでることもあって治安は対して悪くなさそう。
めっちゃ警察とパトカーいたけど。
なお、今回利用した「ビジネスホテル加賀」は受付の対応が予想以上に丁寧で、寝る分には充分な設備がありました(アメニティはすべて有料ですが)。
しかも近くの銭湯(入船温泉)の入浴無料券がついてくるのが大きなメリットで、23時くらいにひとっ風呂浴びてきました。深夜時間帯だからか入浴料が440円と(その地域的には)高いためなのか、利用客は20代が中心で驚きました。設備も綺麗だしオススメ。
※温泉ではない
まあ、このあたりは近年バックパッカー対象としてクリーンなイメージになりつつあるのでわりきって使う分にはアリです。
24時間営業の新天地の串カツ屋もあるし(なぜか深夜はめっちゃ混んでたけど)。
20180314浅の川温泉湯楽
今日は代休だったので温泉+カレーといういつものリフレッシュを決行。
天気が良かったのでちょっと足を伸ばして、湯涌温泉のあたりにある公衆浴場「浅の川温泉 湯楽」に行ってきました。
振り返るとおそらく湯涌温泉の宿であろう建物が見えます。(わかりづらいけど)
10時半ぐらいに施設に着いたんですが、平日でもわりと混んでいて地元民に愛されているよう。
施設自体は小さく、お風呂と休憩スペース(2Fは有料休憩室らしい)のみです。
なお、入浴料は390円(平日午前は360円)です。安い。
脱衣室のロッカーは100円投入(返却される)式のコインロッカーで、内湯、ジェットバス、サウナ、水風呂、そして源泉かけ流しの露天風呂が2つです。
かなり贅沢な施設ですね。しかも自家源泉2つもあります。
内湯はしっかり塩素の匂いがする塩素消毒されたお湯で、加水されているのかサラサラした印象がありました。
手前側の小さめの露天風呂(戸室の湯)は、やや熱めで薄濁り、ヌルヌル感はないですが湯にとろみがあるような感じでした。奥の大きめの露天風呂(医王の湯)は特徴はほぼ同じですが、広い分ややぬるめといったところ。
どちらにも飲泉コップがあったので飲んでみると微塩味とエグ味。
温泉分析書はわかりやすく掲示されていたんですが、撮れなかったので公式サイトを確認のこと。どちらの源泉も似たような硫酸塩泉ですが、戸室の湯は微量にヒ素等が含まれているよう。メタけい、メタほう酸も多いですね。
帰ってから湯涌温泉の分析書も見てみたんですが、同じように硫酸塩泉ですが泉温が低く物質総量も少ないようです。濃さと効能で選ぶならこっちのほうなんでしょうな。
20180310-11新潟酒の陣~岩室・咲花温泉(2/2)
11日に岩室温泉をチェックアウトして、新潟経由で新津へ向かいます。
ここにマニアックな温泉があると聞いたので勇気を出して入りました。
その名も新津温泉です。駅から徒歩10分程度。近くに大型の商業施設があります。
(注)営業中
初見殺しで素人お断りの外見そのままでなんとか料金払って浴室まで来たものはいいものの、地元民の爺さんに湯の元栓(知らん)閉めてと言われてわからなかったらなんかキレられたというトラウマ体験をしました。
もう限界集落とかそういうレベルなので余所者は入らないほうが賢明ですね。
温泉はアブラ臭の強い面白い湯だっただけに残念。居心地悪くてすぐあがりました。
・分析書
気を取り直して(取り直せてない)、新津から咲花温泉に向かいます。
本当は月岡温泉のあたりにも行きたかったんですが公共交通のアクセスがめちゃくちゃ悪いところだったので断念。
時間的に早かったので時間つぶしも兼ねて一つ先の東下条駅で降りて阿賀野川沿いをお散歩。珍しく晴れた日だったので気持ちが良かったです。
途中で道の駅見つけましたが、ラーメンくらいしかなくてここでラーメンもなあ。。。ということでパス。川下りのできる船乗り場もありました。
対岸に見えるのが咲花温泉。立ち寄る予定の「望川閣」が見えます。
ぶらぶら歩いて約1時間半ほどで咲花駅まで来ました。
駅は新しいですがSuica非対応です。対応してよ・・・
咲花温泉街はすぐ近くにあるのですが、唯一の土産物屋も定休日らしく閑散としていました。予想以上に寂れている・・・。
そしてお目当ての望川閣さんに立ち寄り。外観はかなりボロいですが中は意外と綺麗(失礼)。日帰り利用料金は800円でした。
浴室は6階にあり、男湯と女湯が時間で入れ替わります。12~13時は清掃のため利用不可です。コンプしたい人は宿泊するしかない。
※ピンぼけ
温度などによって色が変化する咲花温泉ですが、ここ望川閣さんでは源泉かけ流しの露天風呂、3種類の色の変化が楽しめる内湯があるのがポイント。
残念ながら内湯はちらほら人が出入りしていたため写真は撮れず。それでもエメラルドグリーンの綺麗な色と白くにごった色の2つははっきり分かるレベルです。
夜とかのほうが映えるのかな。
なお、脱衣室を隔てて露天風呂があるんですが、ここは透明なお湯。見晴らしもばっちり。
お湯の特徴としてはほのかに硫黄の匂いがして、肌ざわりが優しいお湯。長湯しても疲れないので1時間近く入っていたような。
・成分分析表
解説つき(若干誇張表現が含まれる)
科学的やねえと思ってたらこんなのもあったりして
これにはさすがに
湯上がりに売店で地元産のジェラート購入して食べました。カボチャの一種かなんかだったと思いましたが忘れました。濃厚で美味しい。
温泉も景色も素晴らしいし、新潟市からのアクセス(駅近く)も悪くないので咲花温泉オススメです。
まともに昼を食べてなかったので新潟市に戻ってタレカツ丼を食べました。甘くて薄めのタレに薄いカツがよくあっていて美味しい。七味かけたらさらに美味い。
駅ナカの店は高かったんですが、駅前のドンキの2Fで食べたら800円ほどでした。
次新潟来る時は月岡温泉に行きたいなあ。